2012年8月16日木曜日

Where did the God come from?神を結ぶ謎の点と線

【神の姿】(神を結ぶ、謎の点と線byはやし浩司)
2012/08/16記



Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

点と点を結ぶ。
線ができる。
その線が重なると、そこに形ができる。
その形が謎を生む。
謎が謎を生む。
まさに謎の連続。
謎の大洪水。

が、同時に、その形が、今までの謎に解答を示してくれることもある。
今夜もそうだった。
が、内容が内容だけに、慎重にことを進めた。
この謎解きは、ひょっとしたら、世界中をひっくり返してしまうかもしれない。
興味本位ですべきような謎解きではない。

パソコンに電源を入れたとき、つんとした緊張感が、体を突き抜けた。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●線を引く

 エジプトのギザ。
そこに「三大ピラミッド」と呼ばれる、ピラミッドがある。
その中央にあるクフ王のピラミッドと、イースター島を直線で結ぶ。
地上絵で有名なナスカは、その直線の直下にある。

 ここまでは、今までにも何度か、書いた。
そこで今回は、その延長線上はどうなっているかを調べた。
イースター島からナスカ、ギザを通り抜けた直線は、どこへ行くか。

●マチュ・ピチュとパレンケ

 その前に……。

 ギザからナスカ、ギザからテオティワカン(メキシコ)。
その距離は、ほぼ同じ。
1万2000キロ。
差は、30キロしかない。

 この「30キロ」をどう読むか。
誤差の範囲ということにもなる。
同時に、「30キロも!」とも読める。
しかし宇宙から見ると、30キロなどというのは、その誤差にもならない。
ちがいは、0・0025%。

 同じように、(ナスカ)-(ギザ)ライン上にある、マチュ・ピチュはどうか?
(テオティワカン)-(ギザ)ライン上にある、パレンケは、どうか?

ライン上から計測すると、マチュ・ピチュは、30キロメートル。
パレンケは、670キロも、それぞれラインから離れている。
が、遠く離れた日本から見ると、ナスカ(ペルー)も、マチュ・ピチュ(ペルー)も同じ。テオティワカン(メキシコ)も、パレンケ(メキシコ)も同じ。

 このことは、地図上に、マーカー(印)をつけ、遠く、宇宙から見るとよくわかる。
地球全体が見える範囲に地球を置くと、点と点が重なり、もう区別することは不可能。 

●メソポタミア文明

 私たちは学生時代、こう習った。
「チグリス、ユーフラテス川流域で栄えた、メソポタミア文明」と。
先の直線は、まっすぐ、そのチグリス、ユーフラテス川の河口(ペルシャ湾の北端)へと延びる。
つまり、(イースター島)→(ナスカ)→(ギザ)→(チグリス、ユーフラテス川)は、1本の真・直線でつながっている。
(チグリス、ユーフラテス川は、河口の手前で1本の川になっている。)



 こうした事実について、懐疑的な人は、「偶然の一致」という言葉を使う。
「それは偶然の一致」と。
しかし偶然の一致で、すべてを片づけてしまってはいけない。
そのことは、今まで書いてきたとおりである。

 ここで重要なことは、これら4者が、一直線に並んでいるということ。
一直線といっても、真・一直線。
数キロの誤差もない。
見方によっては、数百メートルの誤差もない。
誤差、0%。
そう言い切ってもよい。
つまり、これは「偶然」ではない。
「謎」である。

どのひとつも、大きな謎に包まれている。
が、これは空想でも、妄想でもない。
現実であり、事実である。
で、いよいよ本題。
その前に、メソポタミア文明について、書いておきたい。

●メソポタミア文明

 メソポタミア文明と言えば、シュメール人。
そのシュメール人の残した書き物に、「アッシリア物語」がある。
もう20年ほど前になるが、それについては、詳しく書いた。
「アッシリア物語」は、旧約聖書の内容と類似点が多く、旧約聖書の母体となった物語と考えてよい。
ノアの大洪水に似た逸話も出てくる。
後のユダヤ人たちが、アッシリア物語を、「旧約聖書」として書き改めた。

 で、そのシュメール人。
どこから来た民族かも、わかっていない。
またどこへ去っていったかも、わかっていない。
現在、そのあたりには、イラク人が住んでいるが、もちろんシュメール人の子孫ではない。
以前、こんな原稿を書いた。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●シュメール人

 古代メソポタミアに、不思議な民族が住んでいた。
高度に知的で、周囲文化とは、かけ離れた文明を築いていた。

 それがシュメール人である。

 彼らが書き残した、「アッシリア物語」は、そののち、旧約聖書の母体となったことは、よく知られている。

 そのシュメール人に興味をもつようになったのは、東洋医学を勉強していたときのことだった。
シュメール人が使っていた楔型(くさびがた)文字と、黄河文明を築いたヤンシャオ人(?)
の使っていた甲骨文字は、恐ろしくよく似ている。

 ただしメソポタミア文明を築いたのは、シュメール人だが、黄河文明を築いたのが、ヤンシャオ人であったかどうかについては、確かではない。
私が、勝手にそう思っているだけである。

 しかしシュメール人がいう「神」と、甲骨文字で書く「神」は、文字の形、発音、意味が、同じであるということ。
形は(米)に似ている。
発音は、「ディンガー(ディンギル)」と「ディン」、意味は「星から来た神」。
「米」は、「星」を表す。

 ……という話は、若いころ、「目で見る漢方診断」(飛鳥新社)という、私の本の中で書いた。
なぜ、東洋医学の中で……と思われる人も多いかと思うが、その東洋医学のバイブルとも言われている本が、『黄帝内経(こうていだいけい)・素問・霊枢』という本である。
この中の素問は、本当に不思議な本である。

 私は、その本を読みながら、「この本は、本当に新石器時代の人によって書かれたものだろうか」という疑問をもった。
(もちろん現存する黄帝内経は、ずっとあとの後漢の時代以後に写本されたものである。
そして最古の黄帝内経の写本らしきものは、何と、京都の仁和寺にあるという。)

 それがきっかけである。

 で、このところ、再び、そのシュメール人が、異星人との関係でクローズアップされている。
なぜか?

 やはりシュメールの古文書に、この太陽系が生まれる過程が書いてあったからである。
年代的には、5500年前ごろということになる。
仮に百歩譲って、2000年前でもよい。

 しかしそんな時代に、どうして、そんなことが、シュメール人たちには、わかっていたのか。
そういう議論はさておき、まず、シュメール人たちが考えていたことを、ここに紹介しよう。

 出典は、「謎の惑星『ニビル』と火星超文明(上)(下)・ゼガリア・シッチン・ムーブックス」(学研)。

 この本によれば、

(1)最初、この太陽系には、太陽と、ティアトマと水星しかなかった。
(2)そのあと、金星と火星が誕生する。
(3)(中略)
(4)木星、土星、冥王星、天王星、海王星と誕生する。
(5)そこへある日、ニビルという惑星が太陽系にやってくる。
(6)ニビルは、太陽系の重力圏の突入。
(7)ニビルの衛星と、ディアトマが、衝突。地球と月が生まれた。(残りは、小惑星帯に)
(8)ニビルは、太陽系の圏内にとどまり、3600年の楕円周期を描くようになった、と。

 シュメール人の説によれば、地球と月は、太陽系ができてから、ずっとあとになってから、ティアトマという惑星が、太陽系の外からやってきた、ニビルという惑星の衛星と衝突してできたということになる。
にわかには信じがたい話だが、東洋や西洋に伝わる天動説よりは、ずっと、どこか科学的である。
それに現代でも、望遠鏡でさえ見ることができない天王星や海王星、さらには冥王星の話まで書いてあるところが恐ろしい。
ホント。

 どうしてシュメールの人たちは、そんなことを知っていたのだろうか。

 ここから先のことを書くと、かなり宗教的な色彩が濃くなる。
実際、こうした話をベースに、宗教団体化している団体も、少なくない。
だからこの話は、ここまで。

 しかしロマンに満ちた話であることには、ちがいない。
何でも、そのニビルには、これまたとんでもないほど進化した生物が住んでいたという。
わかりやすく言えば、異星人! それがシュメール人や、ヤンシャオ人の神になった?

 こうした話は、人間を、宇宙規模で考えるには、よい。
その地域の経済を、日本規模で考えたり、日本経済を、世界規模で考えるのに似ている。
視野が広くなるというか、ものの見方が、変わってくる。

 そう言えば、宇宙へ飛び出したことのある、ある宇宙飛行士は、だれだったか忘れたが、こう言った。
「人間の姿は、宇宙からはまったく見えない。
人間は、地上をおおう、カビみたいなものだ」と。

 宇宙から見れば、私たち人間は、カビのようなものらしい。
頭の中で想像できなくはない。
ただし、カビはカビでも、地球をむしばむ、カビ? 
が、そう考えていくと、日本人だの、中国人だのと言っていることが、おかしく見えてくる。

 それにしても、周期が、3600年。
旧約聖書の時代を、紀元前3500年ごろとするなら、一度、そのころ、ニビルは、地球に接近した。

 つぎにやってきたのが、キリストが誕生したころということになる。

 で、今は、西暦2005年だから、この説に従えば、つぎにニビルがやってくるのは、西暦3600年ごろ、つまり1600年後。

 本当にニビルには、高度な知能をもった生物がいるのだろうか。
考えれば考えるほど、ロマンがふくらむ。
若いころ、生徒たちを連れて、『スターウォーズ』を見に行ったとき感じたようなロマンだ。
「遠い、遠い、昔、銀河系の果てで……」というオープニングで始まる、あの映画である。

 ワイフも、この話には、たいへん興味をもったようだ。
昨日もいっしょに書店の中を歩いていると、「シュメール人について書いた本はないかしら」と言っていた。
今日、仕事の帰りにでも、またさがしてみよう!

 待っててよ、カアーチャン!(4・29)

【付記】

 しかし空想するだけで、ワクワクしてくるではないか。

 遠い昔、別の天体から、ニビルという惑星がやってきて、その惑星の衛星が、太陽系の別の惑星と衝突。

 地球と月が生まれた。

 そのニビルという惑星には、知的生物、つまり私たちから見れば、異星人が住んでいた。
ひょっとしたら、今も、住んでいるかもしれない。

 そのニビルは、3600年周期で、地球に近づいてきて、地球人の私たちに、何かをしている? 
地球人を改造したのも、ひょっとしたら、彼らかもしれない? 
つぎにやってくるのは、多分、1600年後。
今は、太陽系のはるかかなたを航行中!

 しかしそう考えると、いろいろな、つまりSF的(科学空想小説的)な、謎が解消できるのも事実。
たとえば月の年代が、なぜ、この地球よりも古いのかという謎や、月の組成構造が、地球とはなぜ異なっているかという謎など。

 また月が、巨大な宇宙船であるという説も、否定しがたい。
「月の中は空洞で、そこには異星人たちの宇宙基地がある」と説く、ロシアの科学者もいる。

 考えれば、考えるほど、楽しくなってくる。
しかしこの話は、ここまで。
あとは夜、月を見ながら、考えよう。
ワイフは、こういう話が大好き。
ほかの話になると眠そうな表情をしてみせるが、こういう話になると、どんどんと乗ってくる。


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●謎のシュメール

 『謎の惑星(ニビル)と火星超文明』(セガリア・シッチン著)(北周一郎訳・学研)の中で、「ウム~」と、考えさせられたところを、いくつかあげてみる。

 メソポタミアの遺跡から、こんな粘土板が見つかっているという。
粘土板の多くには、数字が並び、その計算式が書いてある。

+++++++++++++

1296万の3分の2は、864万
1296万の2分の1は、648万
1296万の3分の1は、432万
1296万の4分の1は、324万
……
1296万の21万6000分の1は、60

++++++++++++

 問題は、この「1296万」という数字である。この数字は、何か?

 その本は、つぎのように説明する(下・78P)

++++++++++++

 ペンシルバニア大学のH・V・ヒルプレヒトは、ニップルとシッパルの寺院図書館や、ニネヴェのアッシュールバニバル王の図書館から発掘された、数千枚の粘土板を詳細に調査した結果、この1296万という天文学的数字は、地球の歳差(さいさ)運動の周期に関するものであると結論づけた。

 天文学的数字は、文字どおり、天文学に関する数字であったのである。

 歳差とは、地球の地軸が太陽の公転面に対してゆらいでいるために発生する、春分点(および秋分点)の移動のことである。

 春分点は、黄道上を年々、一定の周期で、西へと逆行していく。
このため、春分の日に太陽のうしろにくる宮(ハウス)は、一定の周期で、移り変わることになる。

 ひとつの宮に入ってから出るまでにかかる時間は、2160年。
したがって、春分点が1周してもとの位置に帰ってくるには、2160年x12宮=2万5920年かかるのである。

 そして1296万とは、2万5920x500、つまり春分点が、黄道上を500回転するのに要する時間のことなのだ。

 紀元前4000年前後に、歳差の存在が知られていたということ自体、すでに驚異的であるが、(従来は、紀元前2世紀にギリシアのヒッパルコスが発見したとされていた)、その移動周期まで求められていたというのだから、まさに驚嘆(きょうたん)に値する。

 しかも、2万5920年という値は、現代科学によっても証明されているのだ。

 さらに、春分点が、黄道上を500回転するのに要する時間、1296万年にいたっては、現在、これほど長いビジョンでものごとを考えることできる天文学者は、何人いることだろう。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 シュメールの粘土板の言い方を少しまねて書いてみると、こうなる。

3153万6000の12分の1は、262万8000
3153万6000の720分の1は、4万3800
3153万6000の4万3200分の1は、730
3153万6000の8万6400分の1は、365……

 これは私が、1分は60秒、1時間は60分、1日は24時間、1年は365日として、計算したもの。
これらの数字を掛け合わせると、3153万6000となる。
つまりまったく意味のない数字。

 しかしシュメールの粘土板に書かれた数字は、そうではない。
1年が365日余りと私たちが知っているように、地球そのものの春分点の移動周期が、2160年x12宮=2万5920年と、計算しているのである。

 もう少しわかりやすく説明しよう。

地球という惑星に住んで、春分の日の、たとえば午前0時JUSTに、夜空を見あげてみよう。
そこには、満天の夜空。そして星々が織りなす星座が散らばっている。

 しかしその星座も、毎年、同じ春分の日の、午前0時JUSTに観測すると、ほんの少しずつ、西へ移動していくのがわかる。
もちろんその移動範囲は、ここにも書いてあるように、1年に、2万5920分の1。

 しかしこんな移動など、10年単位の観測を繰りかえしても、わかるものではない。
第一、 その時刻を知るための、そんな正確な時計が、どこにある。
第二、 さらにその程度の微妙な移動など、どうすれば観測結果に、とどめることができるのか。

 たとえていうなら、ハバ、2万5920ミリ=約30メートルの体育館の、中央に置いてある跳び箱が、1年に1ミリ移動するようなもの。
100年で、やっと1メートルだ。

 それが歳差(さいさ)運動である。
が、しかしシュメール人たちは、それを、ナント、500回転周期(1296万年単位)で考えていたというのだ。

 さらにもう一つ。
こんなことも書いてある。

 シュメール人たちは、楔形文字を使っていた。
それは中学生が使う教科書にも、書いてある。

 その楔形文字が、ただの文字ではないという。

●謎の楔形文字

 たとえば、今、あなたは、白い紙に、点を描いてみてほしい。
点が1個では、線は描けない。
しかし2個なら、描ける。
それを線でつないでみてほしい。

 点と点を結んで、1本の線が描ける。
漢字の「一」に似た文字になる。

 つぎに今度は、3個の点にしてみる。
いろいろなふうに、線でつないでみてほしい。
図形としては、(△)(<)(-・-)ができる。

 今度は、4個で……、今度は、5個で……、そして最後は、8個で……。

 それが楔形文字の原型になっているという。
同書から、それについて書いてある部分を拾ってみる(92P)。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

従来、楔形文字は、絵文字から発達した不規則な記号と考えられているが、実は、楔形文字の構成には、一定の理論が存在する。

 「ラムジーのグラフ理論」というものを、ご存知だろうか?

 1928年、イギリスの数学者、フランク・ラムジーは、複数の点を線で結ぶ方法の個数と、点を線で結んだ結果生ずる図形を求める方法に関する論文を発表した。

 たとえば6個の点を線で結ぶことを考えてみよう。
点が線で結ばれる、あるいは結ばれない可能性は、93ページの図(35)に例示したような図形で表現することができる。

 これらの図形の基礎をなしている要素を、ラムジー数と呼ぶが、ラムジー数は一定数の点を線で結んだ単純な図形で表される。

 私は、このラムジー数を何気なくながめていて、ふと気がついた。これは楔形文字ではないか!

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 その93ページの図をそのまま紹介するわけにはいかないので、興味のある人は、本書を買って読んでみたらよい。

(たとえば白い紙に、4つの点を、いろいろなふうに描いてみてほしい。どんな位置でもよい。
その点を、いろいろなふうに、結んでみてほしい。
そうしてできた図形が、楔形文字と一致するという。

 たとえば楔形文字で「神」を表す文字は、漢字の「米」に似ている。4本の線が中心で交わっている。
この「米」に似た文字は、8個の点をつないでできた文字ということになる。)

 つまり、楔形文字というのは、もともと、いくつかの点を基準にして、それらの点を結んでできた文字だというのだ。
そういう意味では、きわめて幾何学的。
きわめて数学的。

 しかしそう考えると、数学などが生まれたあとに、文字が生まれたことになる。
これは順序が逆ではないのか。

 まず(言葉)が生まれ、つぎにその言葉に応じて、(文字)が生まれる。
その(文字)が集合されて、文化や科学になる。

 しかしシュメールでは……?

 考えれば考えるほど、謎に満ちている。興味深い。
となると、やはりシュメール人たちは、文字を、ニビル(星)に住んでいた知的生命体たち(エロヒム)に教わったということになるのだろうか。

 いやいや、その知的生命体たちも、同じ文字を使っているのかもしれない。
点と、それを結ぶ線だけで文字が書けるとしたら、コンピュータにしても、人間が使うような複雑なキーボードは必要ない。

 仮に彼らの指の数が6本なら、両手で12本の指をキーボードに置いたまま、指を動かすことなく、ただ押したり力を抜いたりすることで、すべての文字を書くことができる。
想像するだけで
も、楽しい! 本当に、楽しい!

 ……ということで、今、再び、私は、シュメールに興味をもち始めた。
30年前に覚えた感動がもどってきた。
しかしこの30年間のブランクは大きい。
(チクショー!)

 これから朝食だから、食事をしながら、ワイフに、ここに書いた二つのことを説明してやるつもり。
果たしてワイフに、それが理解できるかな?

 うちのワイフは、負けず嫌いだから、わからなくても、わかったようなフリをして、「そうねえ」と感心するぞ! ハハハ。

(はやし浩司 楔形文字 ラムジー グラフ理論 ニビル エロヒム 地球の歳差運動 運動周期)

【付記】

 食事のとき、ワイフに、ここに書いたことを説明した。
が、途中で、ワイフは、あくびを始めた。
(ヤッパリ!)

私「ちゃんと、聞けよ。すごい謎だろ?」
ワ「でもね、あまり、そういうこと、書かないほうがいいわよ」
私「どうして?」
ワ「頭のおかしい人に思われるわよ、きっと……」
私「どうしてだよ。おかしいものは、おかしい。謎は、謎だよ」
ワ「どこかの頭のおかしい、カルト教団の信者みたいよ」
私「ちがうよ、これは数学だよ。科学だよ」
ワ「でも、適当にしておいたほうがいいわよ」と。

 以上が、ワイフの意見。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
 
●神の住んだ国

 シュメール人たちが住んだという痕跡は、少ない。
その後、アラブ人たちにその地域が支配されたというのも、キリスト教徒にとっては、不幸なことだった。
ごく最近までは、イラクのサダム・フセインが支配していた。
聞くところによると、サダム・フセインは、シュメールの遺跡を平気で破壊したという。

 それはともかくも、チグリス・ユーフラテス川流域で、メソポタミア文明は誕生した。
そのメソポタミア文明から、旧約聖書が生まれ、そのあと、キリストが誕生し、キリスト教が生まれた。

●イスラエル

 では、キリストの活動範囲はいったいどれほどだったのか。
この点については、広く研究がなされていて、私の出る幕はない。
しかしおおざっぱに言えば、現在のエルサレム(旧市街)と、生誕地であるベツレヘム周辺だったということになる。
距離にして、約10キロ。

 キリストは、この10キロを行き来しながら、教えを説いた。
が、たったの10キロ!
当時としては、そんなものだったかもしれない。
それにしても、10キロ!
ベツレヘムは、エルサレムの南に位置する。

●神の意図

 そこでギザとエルサレム、それとチグリス・ユーフラテス川の河口を線でつないでみる。
細長い三角形ができる。
底辺の長さが、1700キロ、高さが、165キロ。
言うなれば、その細長い三角形の中が、旧約聖書の世界プラス、新約聖書の世界。
この三角形の中で、私たちが現在、キリスト教と呼ばれるものは生まれた。

 が、ここでもう一度、視点を宇宙へ移してみる。
どんどんと上空へあがる。
当然のことながら、あがればあがるほど、細長い三角形は、より細くなる。
高度1万キロメートルまであがると、三角形であることすら、わかりにくくなる。
さらに高度3万キロメートルまであがると、三角形は姿を消し、一本の線に重なる。

 ギザ、イスラエル、シュメール(ペルシャ湾の北端)は、それぞれ別の話として聞くと、たがいに遠く離れたところにあるように思う。
しかし実際には、つまり宇宙的視点からは、一本の直線の上にある。

 やはりこれも「偶然の一致」なのか。
が、もしそうでないとしたら。
つまりそこに何らかの意図的な「働き」があったとするなら、どうか。
偶然の一致ではなく、最初から意図されたものであったとするなら……。

 世界の古代文明をつなぐ線は、キリスト教の世界まで入り込むことになる。
もしこの説を疑う人がいたら、あなたも、一度、ここに書いたような作業を、グーグル・アースの上でしてみればよい。
そしてその世界を、高度、2~3万キロメートル上空からながめてみればよい。
あなたも、確実に、そこに「意図的」なものを感ずるはずである。
(はやし浩司 2012年08月16日朝記)

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Hiroshi Hayashi+++++++Aug. 2012++++++はやし浩司・林浩司



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