【三叉の大燭台の謎】(今まで謎だったのが、不思議な謎)
●ただの標識
今まで歴史の謎とされてきたものが、ものの数分で解けることがある。
そのひとつが、『三叉の大燭台』。
『ペルーのナスカ地方から北西へ、170キロほど離れたパラカス半島。
そのピスコ湾を望む海に面した砂漠の斜面にも、謎の地上絵が存在する。
三叉の大燭台と呼ばれる図像がそれだ。
付近の遺跡からは紀元前時代の土器が発見されており、当時ここに栄えたパラカス文化の栄華をしのばせる大地上絵だ。
地上絵といえば付近のナスカ文化が有名だが、パラカス文化そのものはもともとナスカ文化の前身に当たる。
だがいずれにしても、いつ頃、なぜこの大燭台が描かれたのか、多くは謎のままだ。
全長200メートル、深さ1メートルほどのこの図形は、夜間でも遠方から識別できるように白い燐光を放つ小石が並べられていたという説がある。
そのためナスカ平原飛行場説を裏づける航空標識として注目されたこともあった。
図像については、当地の伝承からヴィラコチャ神(インカ帝国で信仰されていた神)の稲妻の杖、あるいは南十字星を表したものともいわれている』(FC2・歴史・古代文明と世界のミステリー)と。
●常識を疑う
だれしも3本の縦線に意味があると思う。
(たしかに意味があるが……。後述。)
当然のこと。
しかしそれだけにこだわっていては謎は解けない。
そこで発想を転換する。
まず横線。
この横線と、マチュピツの天空都市をつないでみる。
これは横線と、一直線につながる。
つまり横線は、マチュピツの天空都市を示す。
(反対にマチュピツの天空都市と、三叉の大燭台をつないでみると、よくわかる。)
(はやし浩司説)
同じ手法で、斜めの線(右側)。
これもまた真直線に、ナスカの大十字架の交点とつながる。
(反対にナスカの大十字架の交点と、三叉の大燭台をつないでみると、よくわかる。)
(はやし浩司説)
では、左側の斜めの線はどうか。
この謎も、簡単に解ける。
そのまま直線をつなぐと、ズバリ、アンコールワット(もしくはナスカの大十字架の正反極点)につながる。(詳細は、後述。)
(はやし浩司説)
(真横に、左方向へ進めば、マシュピツの天空都市、斜め左上に進めば、ナスカの大十字架、斜め右上に進めば、アンコールワット!)
(太平洋、上方は、エアーズ・ロックへの道、下方は、アンコールワットへの道)
(これで三叉の大燭台の謎は、半分、解けた!)
やや図が粗いので、正確な方向はこれではわからないかもしれない。
しかし先にも書いたように、これらの拠点を三叉の大燭台をつないでみると、いとも簡単に謎が解ける。
(太平洋を横切る赤い線は、(ナスカの大十字架の交点)ー(オーストラリアのエアーズロック)ー(ナスカの正反極点、アンコールワットの東北)を結ぶ線。
太平洋を横切る黄色い線は、そのまま(ナスカのアンコールワット)に向かっている。
反対にこれらの地点と、三叉の大燭台をつないでみると、その正しさが証明できる。)
●縦線について
まず縦線を下(北方向)に延ばしてみる。
どんどんと延ばすと、北極海へ入る。
そのときに向ける「機首方位」によっても多少ずれるが、北極海へ入る。
そこで今度は北極点を探し出し、北極点と三叉の大燭台をつないでみる。
こうして縦線(中央)は、下方向には、北極点を指し示していることがわかる。
(ややずれている感じはするが、しかしつぎのことを知ったら、みな驚くだろう。)
が、問題は、上方、つまり南方向。
そこで北極から延ばした真直線を、機首方位に注意しながら、上方(南)へ延ばす。
(三叉の大燭台を起点にするのではなく、北極から延ばしてきた真直線を、さらに上方(南)へ延ばす。
機首方向は、ほぼ180度。
この直線は、ズバリ、南極を通過し、またまた(アンコールワット)をめざす。
(グーグルアースでは、地球の半周分、つまり約2万キロがちかづくと、直線がきわめてとりにくくなる。
そのため、いつもやや少し手前で、直線を止める。)
こうして(北極点)→(三叉の大燭台)→(南極点)→(アンコールワット)は、真一直線でつながった。
つまり縦線は、下方(北)は、北極点を指し示し、上方(南)は、南極点から、アンコールワットを示すことになる。
ついでに、これらの点の緯度、経度を表にしたので、ここに示す。
(ナスカの反極点が、アンコールワットの近郊。三叉の大燭台の反極点が、アンコールワットであることを示す。
その間の距離は、たがいに、190キロと160キロ。
地球が完全な球形でないことを考慮するなら、これは許容誤差の範囲内にあるといえる。)
●結論
今まで「謎だ」「謎だ」としてきたほうが、かえって謎に思える。
どうしてこんな簡単なことが、だれにも、わからなかったのか?
それが私には、そちらのほうが、不思議でならない。
なお私が解く以前に、三叉の大燭台の謎を解いたホームページも書籍も、私は見つけていない。
日付をしっかりと、ここに残しておく。
もちろん発見者は、このはやし浩司である。
それにしても、考古学者たちの説明が楽しい。
ただの標識を、「当地の伝承からヴィラコチャ神(インカ帝国で信仰されていた神)の稲妻の杖、あるいは南十字星を表したものともいわれている」とは!
こんな説明がまかり通るなら、これからは、道路の交通標識だって、遺跡になる!
平成24年8月4日(土)。
(参考)
(横軸になっている赤線は、マチュピチュと、三叉の大燭台をつないだ線)
(ポイントとなる点に、赤点をつけてみた。)
(それぞれの点を、赤線でつないでみた。)
(それぞれの方向を示す地名を書き入れてみた。
これを確かめるためには、逆に、先方から、この三叉の大燭台に線を引いてみるとよい)
(まず、下方(北)へ、縦線を延ばしてみる。
機首方位に注意しながら、どんどん北へのばす。)
(三叉の大燭台からの直線は、北極海へ入った。)
(同じく)
(北極点。右の赤い線は、三叉の大燭台から、下方(北)へ延ばした直線。)
(そこで今度は、北極点から、三叉の大燭台に向かって線を引いてみる。
写真中、左側の黄色い線がそれ。)
(黄色い線は、北極点からの真直線。
この北極からの真直線を、上方(南)にさらに延長してみる。)
(黄線……南極点を通過する、(北極点)→(三叉の大燭台)の延長・真直線。
赤線(左側)……ナスカの大十字架と、(エアーズロック)→(ナスカの反極点)を結ぶ真直線。)
赤線(右側)……三叉の大燭台から、アンコールワットに向かう直線、上述。)
(北極点→三叉の大燭台→南極点→……の線を、ギリギリまで延長してみた。
下方から上方に延びる直線。
距離が2万キロメートルにちかづくと、グーグルアース上では、直線がたいへんとりにくくなる。)
つまり「三叉の大燭台」は、方向を指示する標識であった!
これを疑う人は、グーグルアースを使い、自分で確認してみたらよい。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 三叉の大燭台 大燭台の謎 ペルーの三叉の大燭台)2012/08/05追記
Hiroshi Hayashi+++++++Aug. 2012++++++はやし浩司・林浩司
2012年8月5日日曜日
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