2012年8月28日火曜日

Mystery of Ancient Civilizations (14C)

●古代文明の謎(改作)2012/08/28記



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子育て最前線の育児論byはやし浩司   2012年 8月 29日
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

休みます

【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

(前回のつづきです。)

NG様へ

みんなで力を合わせて、生きていきましょう。

では

はやし浩司

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●6月24日

 今朝は6時に目が覚めた。
さわやかな朝だった。
山荘ではいつもそうだ。
梅雨時でも、湿っぽさの中に、さわやかさを感ずる。

 そうそう、昨夜知ったが、今回の台風4号で、入り口にあるコナラの木の枝が折れた。
人間の太ももほどもある、太い枝で、押してもビクとも動かなかった。
今週中に、チェーンソーをもってきて、シイタケの原木を作る。
その枝だけでも、20~30本は、できそう。
こういうのを、「怪我の功名」という。
大辞泉には、こうある。
「過失や災難と思われたことが、思いがけなく好結果をもたらすこと。
また、何げなくしたことが、偶然にも好結果を得ること」と。

 「怪我の功名」ね?
「語源由来辞典」(ネット)には、つぎのようにある。

「怪我と書くのは、当て字。
……本来は過失を意味し、その過失から生まれる失敗(けが)を含むようになった。
……語源は未詳であるが、『けがる』『けがれる』が語源かと思われる」と。

 どうして怪我を「怪我」というか、今朝、その意味をはじめて知った。
と、同時に、これからは「ケガ」もしくは、「けが」と書くことにした。
当て字は、できるだけ避けるようにしている。

●朝雲

 山間(やまあい)の谷では、小綬鶏(コジュケイ)が、鳴いている。
♪チョットコイ、チョットコイ……と。
空は曇り、その向こうに、まだらになった薄い青空が見える。
台風5号が近づいているということだから、断言はできないが、昼前にはこの雲も晴れるはず。
私は勝手に「朝雲」と呼んでいる。
夜明け前後に山間を覆う雲のことをいう。
大地のぬくもりが残っているとき、冷たい風が上空を覆うと、朝雲が発生する。

 こういう朝は、小綬鶏の声が、シンと胸に響く。
もうすぐホトトギスも鳴きだすはず。
♪トーキョートッキョ、キョカキョクと鳴く。
……が、この曇天では、どうかな?

●帰り支度

 ワイフは、まだ眠っている。
時刻は、午前7時、ちょうど。
私は帰り支度を始める。
今日は原稿の推敲で、忙しい。
それにPippi(ぼたんインコ)に会いたい。

 人間の子どもにたとえるなら、もう自立期に入ったらしい。
勝手に部屋から部屋へと飛び回っている。
用がないときは、私たちには見向きもしない。
名前を呼んでも、近くへ来ない。
が、そのくせ、何かこわいことがあると、サーッと私のシャツの中に入ってくる。
先日、大雨が降ったときもそうだった。

 で、そのときこんなことがあった。
シャツの中にいたPippiが、突然、モゾモゾと動き出した。
あちこちを動き回った。
肩から胸へ、胸から腹へ……。
何ごとかと思って見ていると、外へ出てきた。
出てきたところで、糞をした。
で、その糞が終わると、またシャツの中へ。
一目散にシャツの中へ。
その様子が、便をしたくて焦る人間の姿に、よく似ていた。
私は糞をティッシュペーパーで拭きながら、笑った。
 
 Pippiは、本当に楽しい。

 ……ということで、今朝は、ここまで。
35枚程度の原稿になった。
この2倍もあれば、1冊の本になる。
分量的には、そうなる。
来週は、別の本に挑戦してみる。
2012/06/24記

【NGさんより、はやし浩司へ】

●今日(2012年6月23日夕)、NGさんより、返事が届いた。

+++++++++++++++++++

はやし浩司先生

こんにちは。今日は蒸し暑いお天気ですね!
私からの一方的な長々としたメールに対して、早々に丁寧なメールの返信を頂き、恐縮しております。
先生からのメールを読んでみて、傷ついた心についてはもう、皆同じような傷を一つや二つ持っている
ものだと思い、仲良くつきあうことにしようと思いました。
そして、今までつまらない青春時代を送ってしまったと思っていましたが、先生の

>あなたはすばらしい経験をしています。
>すばらしい青春時代を過ごしています。
>ほかの人が見ることができない世界を見てきています。
>そういった自分に自信をもちなさい。
>それがあなたの灯台ですよ。
>あなたの人生の、あなたの足元を照らしている。
>あとはその光に沿って、前に進めばいいです。

の言葉に涙が出ました。まるで父親からかけられた言葉のように思いました。
そして、結婚については、ゆっくり焦らず、お釈迦様の教えをよく考えて、そういう人に巡り会えたらしようと思います。

> ゴータマ・ブッダは、「妻は最上の友である」(パーリ原点協会本「サニュッタ・ニカーヤ」第一巻三二頁)と言っている。
>友というのは、いたわりあい、なぐさめあい、教えあい、助けあい、そして全幅の心を開いて迎えあう関係をいう。

そして、自らを灯火とし、今が一番の正念場と思い、正しく舵を取り、自信を持ってこれからの残りの人生を日々一日一日を
懸命に生きて行こうと思いました。
私のメールですが明日のBLOGに載せて頂いて構いません。むしろ取り上げて頂いて有難く思います。
(先生のBLOGのアドレス教えて頂けますでしょうか?)
それでは、みんなで力を合わせて生きて参りましょう。
先生のご健康とご活躍をお祈りしております。
ありがとうございました。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●NGさんからのメール(掲載許可をいただけましたので、紹介させてもらいます。)

【 年 齢 】:40 歳
【 性 別 】:女性

はやし浩司先生へ

はじめまして、私40才のS県在住の女性、NGと申します。
私は現在うつ病(統合失調質人格障害)を患っており、精神科にかかっております。
が、なぜこんな病気になってしまったのかと、その原因が何かとずっと悩んでいます。

それで、先生がギャングエイジに関してHPに書いておられることを知り、ギャングエイジで失敗をした経験がずっと心から離れないので、ぜひ先生にお話を聞いて頂き、解決の糸口を見つけたいと思い、メールさせて頂きました。
私の経歴を以下に記します。

6ヶ月……新興住宅街に父が家を建てたため引っ越してくる。
近くの幼稚園が数が足りず、入れなかったため、親たちが作った幼稚園(地元の神社の境内にあった)に通う。
親しい友達は近所の男の子と、転入生の女の子2人だけだった。

小2年……ギャングエイジで親しい女友達と男友達と性的な仲間集めの遊びをしていたのだが、学校の帰りの会で、皆の前で立たされ、叱られ、その恥ずかしさのあまり、それまで活発だった性格だったのが、一転、目立たない様に、おとなしくするようになってしまった。

(担任の先生にはギャングエイジについての知識がなかったのか? 
この時静かに見守ってもらっていたら、違う人生だったのではないかと思う。)

小3年……クラスのある男の子をいじめてしまい、差別だと言われまた帰りの会で叱られ、また落ち込む。
完全に心を閉ざ すようになってしまう。

小4年……同じ学年の優秀な女の子(幼稚園も一緒だった)に誘われ、キリスト教の教会の日曜学校へ通いだす(数年続く)。
暗唱成句を守る生活をするようになる。

小5年……アイドルブームで周りの女の子が華やかになって行く中で、自分だけついていけないことに悩みだす。

小6年……一度登校拒否のような早退をしたことがあった。
中1年……校則の厳しいマンモス校で、はじめ、友達を作りやっていけるかどうか不安で、泣いたことがあった。
誘ってくれた友人は、私立の御三家の中学へ進学。
クリスマスに久しぶりに教会へ行ったが、彼女が既に洗礼を受けていることを知り、ショックを受け、行かなくなる。
好きな私服が選べなくなる。
親に買って欲しいとも言えなくなる。

中2年……優等生を演じることで必死だった。
中3年……とにかく3年間部活動と受験勉強に明け暮れ、身も心もボロボロになっていたと思う。

高1年……地区で2番めに優秀な進学校へ入学。
部活と勉強に必死。
独りで繁華街をさまよい買い物依存症が始まる。

高3年……受験勉強のため塾通いを始める。
帰りは夜10時。

大1年……中学1年の時に好きだった男子の通う大学の近くのN大英文学科に入学したが、サークルには入らず、勉強が辛い毎日。
夜は歯科助手のアルバイト。
帰りは10 時。

大2年……姉が結婚して家を出る。
父が脳梗塞で左側軽い半身不随になると同時に退職。
お酒を辞めない。
母がだんだんヒステリーになっていく。
姉を失った悲しさから1年間泣き通し。
好きだった男の子とデートに行くも、帰り家まで送ってもらえず、都内の駅でそのまま別れ、失恋したと思い込む。
勉強が大変で、そちらばかりに打ち込む。
他大から来た老教授に見出される。

大3年……辞書学研究会に入れてもらう。
英語での論文に悩む様になる。
老教授からセクハラを受けるが、何も言えず我慢する。
女子大育ちの女性教授との板ばさみになる。

大4年……出身中学へ教育実習へ行った後、胃を壊し、以来35歳まで胃腸科通いが始まる。
(この時精神科受診していれ ば良かったと今後悔している)
就職活動の要領がわからず、老教授の勧めもあり大学院進学を決める。

院1年……ほとんど授業に着いていけない辛い毎日。
院2年……途中、老教授の計画に組み入れられ英国留学。
日本人の人たちとの人間関係に悩み、好きでもない男性
から結婚を迫られ、ノイローゼになり夜眠れなくなり、帰国。

24歳……昼夜逆転の自宅療養生活を1年間続ける。

25歳……女子大の女性教授の世話でT大の言語学関係の研究室でアルバイトを始めるが、辛い毎日。
科学研究費の裏金工作をさせられる。

28歳……我慢できず大学のアルバイトを3年半で辞める。

29歳……パソコン教室に通いだす。

30歳……眠れなくなり初めて精神科受診。
自己愛神経症の診断。
父他界。
生命保険会社で営業職を始めるも3ヶ月で辞める。

31歳……父他界の数年前から母が認知症に……自宅療養兼介護。

32歳……自宅療養と介護。

34歳……派遣契約社員としてIT企業のコールセンターで働くも、年下の男性が好きになり、結婚したいと言ったら、結婚とは唐突ですねと言われショックで薬を大量服用し、胃腸科に入院。
退職。
年内にまた2度大量服用し、年が 明けて精神病
院に入院(7ヶ月)。
うつ病(回避性人格 障害)の診断。
母は母の友人(クリスチャン)の経営するグループホームに入居。

35歳……退院し、実家に一人で戻って来る。
母の友人(クリスチャン)に再び教会へ連れて行かれる。

36歳……自宅療養。
37歳……エビリファイという薬と出会い、体調が改善し、近所のスーパーの清掃員のアルバイトを始める。
統合失調質人格障害と診断。

38歳……初めて男性と付き合う。

39歳……ブログを始める。

40歳 現在に至る。

教会の牧師から、52歳の男性との結婚を勧められているが、気が進まないのです。
もともと自分が行きたくて行き始めた教会ではないし、信仰も子どもの頃はあったような気がするが十字架の意味は未だ分からないです。
最近、信じているのかよく分からないのに、信仰告白してしまいました。
もう40歳、誰も結婚してくれる年齢ではありません。

思春期のつまづきにより辛いことだらけだったが、妥協して好きでもない男性と結婚するのが良いのか、もうこのまま一生独身で居るか、迷っています。
実家で一人が一番気楽ですが、経済的な不安があります。
なぜこんな病気になってしまったのか、原因が何にあったのか、知りたいです。
長々と申し訳ありません。
先生のご意見をお伺いしたいです。
ギャングエイジを失敗させられたことを今から訴えることは出来ますか?
だれが先生に知らせたか未だに分かりません。
藁をもすがる思いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

S県NGより

2012/06/24記


Hiroshi Hayashi+++++++June. 2012++++++はやし浩司・林浩司

●ザワザワとした不安感(6月26日朝記)

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 昨夜床に就いてから、あちこちのニュースサイトをのぞく。
Bloombergm、ロイター、MSN……。
とたんザワザワとした不安感?
得体の知れない不安感?
「このまま世界は、どうなるのだろう……」と。

 欧州不安は、今や、世界中に拡大しつつある。
インド、ブラジルからも、資金の引き上げが始まっている。
予想はされていたこととはいえ、実際に始まると、「この先は……?」と、どうしても考えてしまう。

わかりやすく言えば、世界中が、札の印刷合戦をした。
「我も、我も……」と、札を市中へばらまいた。
日本にいるとその実感は薄い。
が、世界中が今、バブル経済状態にある。
そのバブルが、はじけ始めた?

 が、それにしても、この不況感はどこから来るのか?
今、市中を歩いても、どこも元気がない。
飲食店や販売店は言うに及ばず、ふと足下の商店街をながめると、どこもシャッターを下ろしたまま。
こんな状況であるにもかかわらず、消費税はあがり、札は紙くず化する。
本来なら、強固な政府が、国民を先導しなければならない。
が、この体(てい)たらく!
与党は目下、内ゲバ状態(6月25日現在)。

 消費税UPに賛成なわけではないが、今ごろ消費税をあげても、焼け石に水。
どうしようもない。
その前に、どうして行政改革をしないのか?
無駄な公共事業をやめないのか?
借金に借金を重ね、道路ばかり立派にしても、しかたない。

 それを話すと、ワイフはこう言った。
「若いときなら、5年くらいなら穴にこもることもできるわ。
経済の回復を待てばいい。
でも、私たちの年齢になると、それができないわね」と。

 5年も待ったら、私も70歳。
再起不能。
だったら「今」にしがみつくしかない。
この緊迫感。
この悲壮感。

 そう言えば、G県で理容業を営んでいる友人(65歳)も、こう話していた。
「もう店を閉めようかと思っている」と。
が、閉めたら最後、未来が消える。

 で、先ほど、個人商店の景況概況を調べてみた。
が、カメラ店、メガネ店、文具店……どれも10%~30%の落ち込み。
自転車屋も悪い。
群馬県T市の調査結果をみると、従業員1~2人の零細商店ほど、落ち込みがはげしい。
大手販売店の安売り競争が激しさをます中、小売店が、どんどんと廃業に追い込まれている。
つまりこの日本は、足下から、総崩れ。
ガタガタ。
そこで若い人たちは、公務員を目ざす。
「公務員になれば、安泰」と。

 が、この状況は、5年前、10年前のギリシャそのもの。
その結果が今ということであれば、どうしても悲観的にならざるをえない。

 ……そう言えば、そのギリシャ。
緊縮案賛成派が政権を握ったが、握ったとたん「緊縮案の実行を2年、延期してほしい」と。
つまり「公務員の削減を2年、延期してほしい」と。
だったら、「賛成派」というのは、おかしい。
「拒否派」と同じ。
あの「やりなおし選挙は何だったのか」と。
そういうことになる。

だからということもあり、ドイツのメルケル首相が、態度を硬化させた。
「こんなことを繰り返していたら、モラル・ハザードが起きる」と。
(すでに起きているが……。)

 はっきり言えば、右も左も、メチャメチャ。
この日本もメチャメチャ。
数日前、ある経済評論家は、こう書いていた。
「これ以上、EUに深入りするな」と。
が、日本はすでに深入りしすぎている。
銀行株、証券株の値動きは、EUの動向にそのまま直結している。
それがその証拠。

 「どうなるんだろう……?」と考えたところで、思考停止。
昨夜は、睡眠導入剤を、そのあと半分割って、のんだ。
「私の知ったことではない」というニヒリズム。
「私ひとりが心配したところで、どうにもならない」という無力感。
それらが混然一体となり、ザワザワとした不安感につながった?

 ともあれ、昨夜は昨夜。
今朝は今朝。
やるべきことをやり、前に進むしかない。

(朝食までの目標)

(1)マガジン7月号の準備をする。
(2)BLOGに原稿を載せる。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

【ぼたんインコ】

●ぼたんインコのPippi

 子育てを模擬体験してみたかったら、インコを飼ってみるとよい。
セキセイ・インコよりも、ぼたん・インコ。
(おかめ・インコのほうがよいと言う人もいる。
頭もよく、感情も豊かという。)

 生後3~4週間目ごろに、信頼のおける小鳥やで、買い受けるとよい。
それ以前だと飼育がむずかしい。
それ以後だと、飼い主に馴れるのに時間がかかるという(小鳥屋の主人の話)。

中には、劣悪な環境で、生まれ育ったインコもいるという。
人間並みに、大きな心の傷をもっていることが多いという。

 その3週間目あたりから、インコは、人間でいうなら、幼児期に入る。
幼児期前期(自律期)。
「しつけ」の時期と考えるとわかりやすい。
この時期は、静かに、穏やかに育てる。
この飼育方法も、人間の子どもと同じ。

 またこの時期に甘やかしたり、好き勝手なことをさせると、やがて手に負えなくなる。
自分が「主人」で、人間のほうが、「従者」になる。
自分のわがままが通らなくなると、攻撃的になる。
もちろん乱暴に扱うと、攻撃的になる。
あの太いクチバシで、人間の指を強くかんだりする。
人間の耳程度なら、かみちぎってしまうという。
 
 ぼたんインコは、きわめて好奇心が旺盛な鳥である。
一通り何でも、やってみないと気が済まないらしい。
たとえば人間の私が、何か新しいものを使っていたとする。
食べ物でもよい。
ぼたんインコは、かならずそばに来て、それが何であるかを確かめようとする。
その時期はずっとつづくという。
飼育本によれば、それが2~3年もつづくという。

 で、生後2か月ほどで、飛び回るようになる。
それ以前は、二足歩行で、トコトコと歩き回る。
穴を見つけると、そこへ入っていく。
が、飛び始めると、今度は、穴には入らなくなる。
鳥のばあい、(飛び立つ前)と(飛び立つようになった後)とでは、行動パターンがまったくちがう。

 飛び回るようになると、日に日に、行動半径を広げていく。
飛び方も、速くなる。
人間の子どもでいうなら、幼児期後期(自立期)。

ぼたんインコの翼は、たとえば文鳥のそれとは比較にならないほど、厚みがある。
その分だけ、飛び方も荒い。
(パッと飛び立ち、その瞬間ガクンと方向を変え、ストンと下降したあと、前に進んだりする。)
もちろん動きも、速い。
(20畳程度の部屋でも、1~2秒前後で1周する。)
生後3か月ほどで、人間でいうなら、児童期(学童期)に入る。
で、この時期までに、いかにして、人間との信頼関係を築くか、
それがぼたんインコを飼うときには、きわめて重要である。

 たとえばときに、強く叱らなければならないときがある。
(ぼたんインコには、ぼたんインコなりの理由があるのだが)、ときに、人間の指に強くかみつくことがある。
「痛い!」と声をあげるほど、痛い。
そういうときは、思いっきり強く息を吹きかけるとよい。
それによって怒っていることを示す。
(この方法は、飼育本で知った。)
叩いたりしてはいけない。
息を吹きかける。

 ぼたんインコは、その息でひるむ。
またその後は、人間の指をかみつくようなことはない。
で、そのとき信頼関係ができあがっていれば、そのあとすぐ、関係は修復される。
口元にやってきて、餌をねだったりする。
が、信頼関係ができていないと、今度は人間を避けるようになる(……という。)
あとはこの悪循環の中で、たがいの心は離れていく。

 つまり、この点も、人間の子どもそっくり。
「同じ」と断言してもよい。

 で、我が家のぼたんインコは、もうそろそろ3か月目から4か月目に入る。
私が家にいる間は、ほとんど部屋の中で放し飼いにしている。
出かけるときだけ、鳥かごに入れる。

 頭のよい鳥だから、雰囲気でそれを察知する。
が、私はだますようなことはしない。
まず手の指の上に乗せる。
何度も、説得する。
「これから出かけるから、かごの中で待っていてよ」と。
その状態で、ゆっくりと体をつかみ、そのままそっと、かごの中に入れる。

 ……だませば、やがて「だまされた」ことを学ぶようになる。
信頼関係は、そのとき崩れる。
小鳥といっても、知的能力が高い分だけ、気を使う。

●ペット

 私が小鳥を飼い始めたのは、高校1年生の終わりごろだったと記憶している。
冬の寒い日だった。
岐阜市まで何かのことで、母と行ったついでに、文鳥を買ってもらった。
すでに成長になっていて、手を出しても乗ることはなかった。
が、寝食を共にするうち、やがて私に馴れた。
期間は忘れたが、2~3か月もかからなかったのでは?
もともと手乗り文鳥として、育てられた鳥だった。

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(写真は、その文鳥の「フレンド」。新聞記事からして、東京オリンピックのころと思われる。フレンドは、いつも私の弁当の残り物を食べていた。)

 「寝食」というのは、本当で、私は毎晩、その文鳥を手に抱いて寝た。
冬の寒い日はもちろん、夏の暑い日でも、その文鳥は私の顔に体をすり寄せて寝た。
1~2度、体で押しつぶしそうになったことはある。
しかしその文鳥は、私が大学4年生のときまで生きた。

 私はあの文鳥で、ずいぶんと心を癒された。
学校から帰ってくると、まっ先にあいさつを交わした。
……というか、私の声を聞くと、かごの巣から落ちるようにして、私を迎えてくれた。
(ほかの人間には、指一本、体をさわらせなかったが……。)

 今でも、Pippiを抱くと、あのときの手の感触が戻ってくる。
フワフワとした羽。
腹のやわらかな皮膚。

 安心しきった表情で、手の中で眠っているのを見ると、心が癒される。
私まで、つられて眠くなる。
私にとって、小鳥というのは、そういうもの。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 Pippi はやし浩司 文鳥のフレンド)


Hiroshi Hayashi+++++++June. 2012++++++はやし浩司・林浩司


●義兄と話す


 今日、義兄と話した。
「基本的には、文章と言うのは、怒りを感じないと書けません」と話すと、ホウと感心してくれた。
平凡は美徳だが、平凡な人生からは、(怒り)は生まれない。
もちろん文章も生まれない。
生まれても、ただの駄文。


●親バカ


 たとえば自分への怒り。
称して「親バカ論」。
これについては、たびたび書いてきた。
今にして思えば、私たちは、こうまで息子や娘たちのために、自分の人生を犠牲にする必要はなかった。
もっと自分の人生を楽しめばよかった。
大切にすればよかった。


 もっともそれでも、良好な人間関係があれば、まだ救われる。
親子であれ、兄弟であれ、親類であれ……。
が、その関係が破壊されたとき、その(怒り)は一気に、自分に向かう。
親子であれば、親バカだった自分に向かう。


 で、発見した。
『許して忘れる』は、「愛」の根幹だが、それは「私」以外の人たちには、有効。
「私」自身に対しては、無効。
自分を許し、自分を忘れることはできない。


 親バカ論については、このあたりで一度、頭を冷やしてから、またいつか書いてみたい。


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司


●ドリンク剤


 今、机の上には、3種類のドリンク剤が並んでいる。
左から、「チオビタ・ドリンク」(T薬品製)、「新グロモント」(R社)、それに「Fight2000」(N社製)。
それぞれに特長がある。
今、チビチビと飲んでいる「Fight2000」には、タウリンが2000㎎含まれているという。
何がどう効くかはよくわからないが、先日来、それらを飲むようになって、体が軽くなったのは事実。
頭の中も、ついでにすっきりした。
これは「無水カフェイン」の作用によるものではないか。
3本の、どれにも含まれている。


 私は今まで、こうしたドリンク剤とは、あまりにも無縁の世界に生きてきた。
ああいうのは、ジー様やバー様が、気休めに飲むものとばかり、思ってきた。
が、いよいよ世話にならなければならないときが、やってきた。
つまり私も、いよいよジー様!


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司


●東京での講演


 今度、東京都のA区で、保育士のみなさんを相手に講演をすることになった。
その正式の依頼書が、昨夜、届いた。
が、それを見て、がっかり。
講師料として、「○千円(旅費込み)」とあった。


 ふつう公的な機関からの講演依頼については、講師料は交渉しない。
相手に任せる。
常識的な金額というのは、決まっている。
しかし○千円は、ない。
往復の旅費だけでも、1万6000円前後(新幹線利用)。
夜の講演だから、どこかに一泊しなければならない。


 それを見て、即座に、断りのFAXを返した。
「今回は、お引き受けできません」と。


 が、昨夜はそれがあって、夜遅くまで眠られなかった。
悲しいというより、さみしかった。
「私のしてきたことは、こんな程度のことだったのか」と。
(実際に、こんな程度のことだが……。)


 浜松市の皆さんは、ご存知ないかもしれないが、この逆だと、講師料は、30万~50万円が相場。
(「逆」というのは、東京から講師を呼ぶことをいう。)
少しテレビの露出度が高い人だと、100万円前後。
もちろん旅費、宿泊費は別。


地方コンプレックスというか、「東京から来た」というだけで、この浜松の人たちはみな、ありがたがる。
もちろん上には、キリがない。
ニュースキャスターをしていたTS氏(故人)は、ワンステージ、100~150万円。
(この金額は、プロモーターの人から、直接聞いた。)
2泊3日の講演旅行で、4~5ステージこなし、東京へ帰っていったから、掛け算をすると……?
バカバカしいから、計算しない。
(そう言えば、アメリカの元副大統領が、北海道のどこかで講演したときには、ワンステージ、1000万円だったとか。)


 翌朝、一番に、主催者の方から、単位を1ケタまちがえました……と連絡が入った。
「○千円ではなく、○万円です。タイプミスです」と。
それですぐ傷が癒(い)えたわけではないが、ほっと一息。
よかった。
うれしかった。
「やはり悪い人はいない」と自分に言い聞かせた。


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司


 
●悪い人はいない?


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司


基本的には、人は、みな、善人。
悪人と呼ばれる人もいるが、その人の責任というより、生まれ育った環境による。
たとえばオーストラリアでは、レバノン人による犯罪がよく問題になる。
日本では考えられないような犯罪が、多い。
残虐というより、凶悪?
猟奇的?


が、そういうレバノン人を責めてはいけない。
彼らもまた戦争の犠牲者。
オギャーと生まれたときから、戦場以外の世界を知らない。
硝煙の臭いと、飛び散った血しぶき。
そういう中で、幼児期、少年少女期を過ごし、そのままおとなになった。


もちろんそういう人たちは例外であるとしても、逆に、心豊かで、愛情に包まれて育った人の方が、少ない。
ほとんどの人は、ひとつやふたつ、何らかの問題をかかえた環境の中で生まれ育ち、心に何らかの傷を負っている。
傷のない人は、いない。
みな、その傷を負いながら、またその傷と闘いながら、懸命に生きている。


最近知ったことの中で、興味深かったのは、たとえば「いじめによって、脳に、本当に目に見える傷がつく」という事実。


たとえば東北大学名誉教授の松沢大樹(80)氏によれば、「すべての精神疾患は、脳内の扁桃核に生ずる傷によって起きる」と結論づけている。

 松沢氏によれば、「深刻ないじめによっても、子どもたちの扁桃核に傷は生じている」という。


傷といっても、本物の傷。最近は、脳の奥深くを、MRI(磁気共鳴断層撮影)や、PET(ポジトロン断層撮影)などで、映像化して調べることができる。実際、その(傷)が、こうした機器を使って、撮影されている。


中日新聞の記事をそのまま紹介する(07年3月18日)。


『扁桃核に傷がつくと、愛が憎しみに変わる。さらに記憶認識系、意志行動系など、およそ心身のあらゆることに影響を与える。……松沢氏は、念を押すように繰りかえした。『いじめは、脳を壊す。だからいじめは犯罪行為、れっきとした傷害罪なんです』と。


 今、(心)そのものが、大脳生理学の分野で解明されようよしている。


こうした科学が進めば、やがて犯罪の動機や中身、さらに原因すらも、科学的に説明されるようになるかもしれない。
「悪いのは、その人ではない。その人の脳に刻まれた傷である」と。


(はやし浩司 教育 林 浩司 林浩司 Hiroshi Hayashi 幼児教育 教育評論 幼児教育評論 はやし浩司 いじめ 障害 傷害罪 扁桃核 犯罪と心の傷 はやし浩司 心の傷 トラウマ 東北大学 松坂)


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司


●6月28日(怒りがないと、文章は書けない)


 どこか蒸し暑いが、それでも初夏の冷気を肌のどこかで感ずる日がつづいている。
ものを書くには最高の季節……と書きたいが、こういうときほど、人間は怠け者になる。
今日も義兄に会い、義兄にこう言った。
「ものを書くには、怒りが必要です」と。
このことは先にも書いた。


 事実、そのとおりで、(怒り)が、ものを書く原動力になる。
平凡は美徳だが、平凡な生活からは、何も生まれない。
ただし(怒り)といっても、個人の、つまらない人を相手にしても意味はない。
社会や政治、不公平や不平等……。
(怒り)にも、普遍性が必要。
明日になれば、ひっくり返るかもしれないような、そんな不安定なものを相手にしてもしかたない。


 その(怒り)。
たとえば今、私は「日本ユニセフ協会」に、大きな疑問(怒り)を覚えている。
昨日も、協会から、寄付金募集の書類一式が届けられた。
今日、義兄の家にも届いたという。
どこでどう、私たちの住所と名前を調べたのか。
(私は自分の住所名前は、電話帳にも出していない!)


 宗教団体であるにせよ、慈善事業団体であるにせよ、人の心を対象に募金活動を行う団体は、慎重の上に慎重に行動してほしい。
けっして人の心をもてあそんではいけない。


(難民救済)という高邁な精神と、(寄付金をダイレクトメールで募(つの)る)という低次元な行為は、矛盾する。
有名人を広告塔に仕立て、募金活動をするというのも、これまた低次元。


 そういった救済活動を、下から積み重ねてきた人が、寄付金を募るというのなら、まだ話もわかる。
が、実際には、日本ユニセフと国連のユニセフは、「密接に連絡を取りあっている」程度の、関係(ウィキペディア百科事典)という。
もちろんまったくの別組織。
詳しくは、ウィキペディア百科事典で調べてみたらよい。


 つまりわかりやすく言えば、日本ユニセフは、ただの集金団体。
募金の20~30%は、そのまま日本ユニセフの活動資金として使われている。
が、こんなおいしい話はない。
見方によっては、国連の1機関の名を語り、現金を集め、その一部(上限30%)を自分たちで使用している。
その(おいしい)という部分に、私はかねてより、胡散(うさん)臭さを覚えている。


 百歩譲っても、今の日本は、それどころではない。
3・11大震災、それにつづく原発事故……。
問題はまだ何一つ、解決していない。
放射線被害が顕在化するのは、これから。
また「難民」といっても、現在の北朝鮮を見ればわかるように、そこには政治問題が複雑にからんでいる。
金正恩政権になってからでも、すでに2万人ほどの餓死者が出ているという(報道)。
が、日本は、食糧援助を停止している。
「難民がいる。さあ、援助!」というのは、ものの考え方が、少し短絡的すぎるのではないか。


 が、私たちがもっとも心配するのは、「偽善」。
この世の中には、弱者や貧者を理由(口実)に、そういった人を利用しながら、自分の名誉や地位、さらには財力や権力に結びつけていく人がいる。
そういう偽善者の、「餌(えさ)」にだけは、なってはいけない。
日本ユニセフ協会がそうであるというのではない。
ないが、どうも内容がよくわからない。
日本ユニセフ協会の行動については、これからも注視していきたい。


封書表紙
(届いた封書)


封書、差出人となっているアドレス


アドレス+国連のユニセフマーク


アドレス+国連のユニセフマーク


i
(封書の裏面)


img572
(同封されたシール。どうしてこんな無駄遣いをするのか?)


img573
(活動資金の流れ)ここには、日本ユニセフ協会が、20~30%、自分用に使用している旨は、いっさい、説明されていない。


img574
(同じく、お金の流れ)

img576
(日本もかつて助けられた。その恩返しをしようという趣旨の説明文。)


img577
(かつて名簿の入手に関して、問題になったことがある。それでこうした断りを入れるようになったのか? 「各種の地図」とは、何か?)


img578
(会長は赤松良子氏になっている。理事には著名人がずらりと並んでいる。)


img579
(ここに示されている金額に注目してほしい。)


【以下、ウィキペディア百科事典より】


★公益財団法人日本ユニセフ協会(にほんユニセフきょうかい)は、東京都港区高輪に本部を置く日本の公益財団法人である。
英語名はthe Japan Committee for UNICEFF。
別名としてユニセフ日本委員会(ゆにせふにほんいいんかい)を用いる。
36の国と地域にある「ユニセフ国内委員会(Committee for UNICEF)」のうちの1つであり、国際連合児童基金(ユニセフ)の日本事務所ではない。


★日本ユニセフ協会が集めた寄付金等の収入は、ユニセフ本部に、その全額が送金されるのではない。
募金活動の際にその旨明記されていないことが多い点や、その用途が適切かについて議論がある。


★2007年度は、日本ユニセフ協会は176億5671万円を集め、その81%をユニセフ本部に拠出した。


【内訳】
●ユニセフ本部拠出金 15,200,000,000円(82%)
●本部業務分担金 842,114,854円(4.6%)ユニセフ本部と国内委員会が共同で行うキャンペーン分担金
●管理費(事務運営費・人件費)13,758,860円(0.1%)うち、配賦されている総額の経常費用にしめる割合約2.6%
●東日本特別会計へ 100,000,000円(0.5%)
●他事業費 2,376,674,230円(12.8%)


【他事業内訳】
●募金活動事業費 1,430,298,551円(資料、領収書の作成、郵送、決済システム維持管理、活動報告作成)
●啓発宣伝事業費 492,850,426円(世界子供白書、ユニセフ年次報告等刊行物の作成配布、ホームページ作成更新、現地報告会やセミナー、シンポジウム開催、広報・アドボカシーキャンペーン等の費用)
●グリーティングカード募金事業費365,175,207円(グリーティングカード、ユニセフグッズの頒布)
●啓発宣伝支部強化費 78,328,422円(全国26の地域組織による広報、啓発活動関係費)
●国際協力研修事業費 10,021,624円(国際協力に携わる人材育成にかかる費用)
となっている。


★名簿の流用
日本ユニセフ協会では、近年、ダイレクトメールの活用で、募金額が急増しているが、日本ユニセフ協会は、他国のユニセフ国内委員会が同手法を用いている先例があるとして、これを1993年から本格実施しているとしている。


このダイレクトメールは厳密には「日本ユニセフ協会」だけのダイレクトメールではない。
ニューヨーク国連本部から、国際連合児童基金が差出人となって発送するもので、ユニセフ事務局長と日本ユニセフ協会会長がそれぞれ日本ユニセフ協会宛の募金・献金を求めるという形式になっている。


かつて、『東京新聞』は「『地球の歩き方』読者の名簿を出版社から入手し、これを同協会が使用した」ことを報じた。
このときのダイレクトメールは同じく国連本部から送付され、ユニセフ事務局長、日本ユニセフ協会会長とともに、『地球の歩き方』の出版元の社長が共同でユニセフ募金を求めるという形をとった。


2006年末には複数の名簿業者から個人情報を買取り、苗字だけのダイレクトメールを送り、受取人からの問合せが、消費生活センターに相次いだ。
なお、日本ユニセフ協会は「宛て名については、電話帳やダイレクトメールを取り扱う会社の各種名簿を基に」送付していると説明している。
この「個人情報を本人に無断で使用したダイレクトメール」の発送は2012年6月現在も確認されている。


★協会ビルの建設
2001年6月、25億円を使って、都内でも有数の一等地である港区高輪に、協会のビル「ユニセフハウス」(地下1階、地上5階建、延床面積3,702平方メートル)を建設した。
そこで、このようなビルを建てるのが寄付金の具体的使い道の妥当性として問題にされている。

日本ユニセフ協会の説明によると、1969年度から「会館建設積立金」を計上しており、31年間で25億円が準備できたため建設したとしている。
また、建設のメリットとして「賃貸ビルを借用し続けるより、土地・建物を所有するほうが、当協会の財産として残り、かつ経費の節減にもつながる」としている。


(以上、ウィキペディア百科事典より。記事内容の責任については、以下参照)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%BB%E3%83%95%E5%8D%94%E4%BC%9A


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司


 ダイレクトメールによれば、「2012年4月23日までに、9億6913万円あまりを、拠出した」とある。
一方、ウィキペディア百科事典によれば「日本ユニセフ協会は176億5671万円を集め、その81%をユニセフ本部に拠出した」(2007年)とある。
(数字が大きくちがうが、これについては、私が調べた範囲では、理由がわからない。)


単純に計算すれば、176・5億円の81%、つまり約143億円を、ユニセフ本部に拠出。
残りの19%、つまり約33億円は、日本ユニセフ協会が、自家使用したことになる。


 この33億円を多いとみると、少ないとみるか。
気になるのは、募金事業活動費。
約14億円とある(ウィキペディア百科事典)。


 ???よくわからない???


 「2012年4月23日までに、9億6913万円あまりを、拠出した」(ダイレクトメール)とあり、一方で、「募金事業活動費として約14億円」(ウィキペディア百科事典)とある。


●最大の疑問


 最大の疑問は、こうだ。


 ダイレクトメールは、国連PLAZAから届いている。
しかし現金の振込先は、「日本ユニセフ協会」になっている。
ならば、どうして、振込先を、直接、国連PLAZA宛にしないのか?


 私のところには、海外からの募金要請が、毎年多く届く。
たとえばこれは、オーストラリアのM大学から届いた募金要請書(2012)である。


img580


そこ(左上)には、募金方法として、3つの方法が示されている。


img581


(1)オンラインによる送金方法、(2)郵送による送金方法、(3)電話による送金方法。


 国(地方自治体)が窓口になり、集めた募金は、全額、国連のユニセフへ直接届けるという方法も、やろうと思えば、可能なのである。
かかる費用といえば、翻訳料程度。

●そろそろ就寝

 時刻は午前0時を過ぎた。
6月27日になった。
そろそろ就寝。

 午前中に、友人の奥さんを病院に見舞う。
もちろんドリンク剤を見舞い品に。
3箱、買って届けた。
元気そうだった。

 あとはいつもルーティーン(日常ごと)。
たいした成果もなく、今日(26日)も、終わった。
これからあちこちのニュースサイトを見て、床に就く。

では……。


Hiroshi Hayashi+++++++June. 2012++++++はやし浩司・林浩司

【BW教室】(幼児、年中児くらす)+(小2、3児の折れ線グラフの学習)

●年中児(3~4歳児)



●小1児+小2児



●小2児+小3児



【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


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 はやし浩司のホームページ http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/
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まぐまぐプレミア版(有料版)のお申し込みは……
http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/page141.html
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