2012年10月12日金曜日
Mystery of Japan (Sakura-jima & Mt. Aso
(10月08日)焼津グランドホテルで一泊
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
【BW教室より】
●のどかな昼過ぎ
のどかな昼過ぎ。
時間を待ちながら、この文章を叩く。
仕事まで、ちょうど1時間。
先ほど、「昼寝は?」と。
ワイフが声をかけてくれた。
「ううん」と、私。
庭先では、疲れた木々の葉が、小さくユラユラと揺れている。
さわやかな風。
どこか湿っぽい風。
それが白くかすんだ網戸を通して、部屋の中へ入ってくる。
●キータッチ
雑草が伸びた。
最後に刈ってから、もう1か月半になる。
その間にあって、トマトや青ジソの葉。
だらしない。
ボサボサ頭の髪の毛のよう。
……ときどき、パソコンの表面を指や手のひらでこする。
買って、4、5日目。
感触は悪くない。
というか、私はパソコンを選ぶとき、キータッチの感触を、何よりも大切にしている。
指先からの刺激は、ボケ防止にもなるとか。
指先には、無数の神経が集中している。
●バナミ断崖
今朝は、アフリカのバナミ断崖(Cliff Banami)について調べた。
といっても、バナミ断崖を知っている人は、ほとんどいない。
私も知らなかった。
グーグルアースで調べても、その周辺で写真をUPしている人もいなかった。
が、上空から見ると、感動するほど、美しい矢じり型をしている。
細長い三角形。
その矢の先端は、そのまま延ばすと、まっすぐナスカにつながっていた。
長さは87・2キロ。
(87・2キロだぞ!
尾の部分まで含めると、ちょうど100キロ。)
当然、自然のいたずらということになるが、それはどうか?
ちょうどクロスポイント(重要な線と線の交点)に位置する。
だれかが意図的に、そういう「形」にしたと言っても、私は驚かない。
やがて観光地化され、オーストラリアのエアーズロックのようになるかもしれない。
エアーズロックより、規模もはるかに大きい。
その山の尾根が、真一直線に、ナスカにつながっている。
●バンディアガラの断崖
そのバナミ断崖の少し下に、バンディアガラの断崖と呼ばれる遺跡がある。
「少し」といっても、200キロほど、離れている。
まさに断崖。
そこにへばりつくように、遺跡があり、現在の今も、その周辺では、20万人もの人たちが生活をしている。
太古の昔、そのまま。
こちらのほうは観光地化され、ネットで検索すると、写真集までヒットすることができる。
それを見ると……たいへん失礼な言い方になるかもしれないが、まさに石器時代。
大きな岩の上に、泥をこねて建てたような家々が、無秩序に並んでいる。
それを見て、ふと考える。
「歴史とは何か?」と。
つまり私たちにも、かつてそういう時代があった。
縄文時代でも、弥生時代でもよい。
遠い昔のようだが、現在という今、同じような生活をしている人たちがいる。
●豊かさ
では、その一方で、現在の私たちがそれだけ豊かな生活をしているかというと、それはどうか。
疑わしい。
何をもって、豊かというか。
豊かでないというか。
むしろ現在の私たちは情報の洪水の中で、自分を見失ってしまっている。
何が大切で、何が大切でないか、その判断もできなくなってしまっている。
私はそういう写真を見るたびに、自分の子ども時代を思い出す。
何もかも貧しかった。
が、それを「貧しい」とは思わなかった。
映画にしても、寺の本堂で見た。
旅行といっても、町内旅行。
窓のないチンチン電車に乗って、キャンプに行ったり、海水浴に行ったりした。
トイレは、もちろん、すべてボットン便所。
恐らくそこに住んでいる人たちは、自分たちのことを貧しいとは思っていないだろう。
●タイムマシン
反対に言えば、こうなる。
もし縄文時代や弥生時代がどういうものであるか知りたかったら、そういうところへ行けばよい、と。
そこへ行き、そこに住む人たちと、しばらくいっしょに生活をしてみればよい。
何もタイムマシンなど作る必要はない。
さらに反対に言えば、そういう人たちから見たら、私たち「現代人」は、どう見えるだろうか。
そんなことまで考える。
そう、きっと私たちは、異星人のように見えるにちがいない。
●名誉と地位
そこでもう一歩、踏み込んで考えてみる。
「名誉」とか「地位」とかいう言葉がある。
先ほども、どこかの市民マラソンが報道されていた。
オリンピックのメダリストも、その中に混じっていた。
一般の人たちは、白いおそろいのシャツだったが、その人たちだけは赤シャツを着ていた。
それが名誉。
地位。
相手がいて、その相手との相対的なちがいによって、名誉や地位が決まる。
が、それがちがいすぎたばあいは、どうだろうか。
たとえばそういうアフリカの部族に呼ばれ、「酋長になってくれ」と頼まれたら……?
私なら、即座に断る。
「あなただけ、赤いシャツを着させてやる」と言われても、断る。
●孤独
生きる最終目標は、真・善・美。
その追求。
あとは心と思想の交流。
平たく言えば、わかりあう。
何が恐ろしいかといって、孤独ほど、恐ろしいものはない。
そういうところへ行って、つまりアフリカのそのような場所に住んで、果たして孤独をいやすことができるだろうか。
……時間がなくなったので、今は、ここまで……。
●老化
肉体的な老化は、よく感ずる。
同時に、脳みその老化も、よく感ずる。
とくに鈍ってきたのが、暗記力。
記憶力。
電話番号を聞いても、すぐ忘れてしまう。
そのときは暗記したつもりで、番号を押しまちがえる。
それについては、私には、おもしろい特徴がある。
私のばあい、どういうわけか、最後の2桁を、反対にしてしまう。
たとえばxxx-xx12は、xxx-xx21になる。
これはどういう脳のエラーによるものなのか。
気をつけていても、そうなる。
●勝負
そんなわけで、今は、時間との勝負。
自分の過去をみるまでもなく、残された時間は、あまりにも少ない。
この10年が、あっという間に過ぎたように、つぎの10年も、あっという間に過ぎる。
……が、心配なのは、やはりボケ。
脳みそ。
肉体の健康もそうだが、脳みそも、日々に衰える。
ただ脳のCPU(中央演算装置)が鈍る、自分でそれに気づくことは、まず、ない。
「私はふつう」「私はだいじょうぶ」と思っているうちに、どんどんとボケていく。
それに心の病気。
退職後、老人性のうつ病になる人は多い。
東洋医学でも昔から、『流水は腐らず』と教える。
心もそうで、流れがとどこおったとたん、腐る。
やはり(仕事)は重要。
それがもつ緊張感が、心を守る。
だから時間との勝負。
ハラハラ、ドキドキ……とまではいかないが、日々に、それに似た心境になる。
●10月10日
今、電車の中。
焼津に向かっている。
今夜は、焼津のグランドホテルに一泊。
アンビア・松風閣と、交互に泊まっている。
今回は、グランドホテル。
温泉がすばらしい。
昨日、ワイフが「どこかへ行きたい」と言った。
それで焼津にした。
●与那国島
今日は朝から、与那国島について調べた。
奇妙な島だ。
が、謎はすぐ解けた。
で、そのあとのこと。
ワイフがこう聞いた。
「異星人は与那国島を基地にしようとしていたのかしら?」と。
「そうだろうね」と答えたが、そのあとがつづくかなかった。
理由が見当たらなかった。
が、私はこう思った。
「最初は、基地にしようと思った。
しかし何らかの理由で、放棄した」と。
与那国島は、あちこちの要所の方向を、正確に示している。
●異星人との共存
ひとつの惑星で、2種類の知的生物が共存できるということは、ありえない。
同じ種類の人間どうしでも、むずかしい。
(現在の日本と中国の関係をみても、それがわかるはず。)
いわんや(血の交流)ができない異星人となると、不可能。
すぐ戦争が始まる。
ふつうの戦争ではない。
相手を抹殺するまで、つづく。
……それを考えたら、中国人や韓国人など、何でもない。
仲間というより、家族のようなもの。
宇宙的視野で考えると、そうなる。
●島を造成
話を戻す。
イースター島にしても、与那国島にしても、大きい。
そんな島を、異星人が造成した。
「作った」とは、私も思わない。
そのあたりにあった島を、自分たちの思いに従い、改造した。
その技術力というか、土木工事力には驚くしかない。
が、異星人にしてみれば、何でもない……らしい。
あのUFOにしても、私とワイフが見たものにしても、幅が数キロはあった。
中には長さが数千キロにも及ぶ、巨大なUFOもあるとか。
何かの本にそんなことが書いてあった。
そういうUFOなら、地球の改造など、朝飯前。
島ごと形を変えるなどということは、さらに朝飯前。
●海底遺産
その与那国島には、海底遺跡があるという。
最近、あちこちで話題になっている。
それについて、ムー大陸の一部ではないかという説もある。
が、私はそうは思わない。
与那国島自体は、幾何学的に見て、美しい形をしている。
つまり(原型?)をととどめている。
(もちろん波による浸食は受けているが……。)
その遺跡だけが、ドボンと海に沈んだとは、私には考えられない。
海底へ沈んだということであれば、そこに穴があくはず。
その部分が崩れるはず。
その崩れた部分がない。
ということは、だれかが、そこへ捨てた。
遺跡丸ごと、そこへ捨てた。
そういうことになる。
それについては、もう少しあとに、また考えてみたい。
●島田
今、電車の車掌が、「つぎは島田……島田です」と言った。
窓の外にはどこか元気のない杉林が見える。
夕日が電車の後方から追いかけるように、車内を照らしている。
明るい黄土色の夕日。
ワイフは横で目を閉じている。
前の席には、8人の男女が座っている。
人、それぞれ。
みな、それぞれ。
私も、その中の1人。
そんなことを考えていたら、睡魔が襲ってきた。
……膝にパソコンを置いている。
眠るわけにはいかない。
眠ったら、パソコンを落とす。
●時刻は午後8時
ワイフは2度目の入浴。
私は部屋に残り、こうしてパソコンを叩き始めた。
何度も書く。
今は、「謎の点と線」がおもしろい。
調べれば調べるほど、その向こうにまた何かがある。
謎がある。
その何かが、また点と線でつながっていく。
謎が深まっていく。
……書き忘れたことがある。
与那国島には、左右に小さな三角形様の陸が張り出している。
その三角形の一辺を延ばすと、そのまま敦煌(Dunhuang)につながった。
このことからもわかるように……というより、アジアでは、敦煌がハブ空港。
敦煌を中心として、各地の遺跡へと、線がつながっていく。
●島々
その与那国島のすぐ南に、これまた変わった島がある。
正方形に近い、四角形。
「どうしてこんな島があるのだろう」と思う。
そういう島。
それからもちろん、海底遺跡にも興味がある。
与那国島イコール、海底遺跡。
自然にできたものでないことは、写真を見ればすぐわかる。
「自然は直線を創らない」という。
が、その遺跡は人為的な直線だらけ。
●回避性パーソナリティ障害
こういうところに泊まるたびに、こう思う。
「来てよかった」と。
もともと私は人嫌い。
混雑したところにいるだけで、頭が重くなる。
対人恐怖症というよりは、回避性パ-ソナリテイ障害?
どちらでもよいが、ちがいは、「人を嫌う」のが対人恐怖症。
「私は不適格者」と自分で決めこみ、自信喪失状態になるのが、回避性パーソナリティ障害。
人前に出ると、ザワザワとした緊張感に襲われる。
そのため疲れやすい。
だから出発する前は、いつもためらう。
が、一方、ワイフは、行動派。
静かな女性だが、行動派。
いつも外に出たがる。
私はそのワイフについてくる。
が、「よかった!」と。
●刺激
生活には刺激が大切。
「変化」と言い換えてもよい。
その変化は、努力して、作り出すもの。
家の中に引っ込んでいては、変化は生まれない。
で、私の楽しみのひとつは、温泉で、友だちをつくること。
たいてい、「どちらから?」で、始まる。
先ほども、温泉で、1人、名古屋から来た人と友だちになった。
最近まで下呂温泉へ通っていたとのこと。
「下呂も、元気がなくなりましたね」と。
私「愛知県の東には、いい温泉がありますね」
男「はあ、西浦……とかね……」
私「私もよく行きますが、行くたびに、料理の質が落ちていくのを感じます」
男「どこも、そうでしょう」と。
どうしても話題が暗くなる。
私「焼津では、隣の松風閣と交互に泊まっています」
男「松風閣もいい旅館ですね」
私「部屋は松風閣、料理はグランドホテル……かな」
男「松風閣のほうが、やや料金が高いかな?」
私「あれだけの旅館ですからね」と。
意味のない会話がつづく。
次回は、松風閣と決めた。
●怒(いか)り
私はこういう旅館へ来ると、いつも何かを食べている。
で、今は、売店で買った桜エビせんべい。
ふだんは、ほとんど何も食べない。
そんな私が食べてばかりいる。
ほかにやることもない。
パソコンを開いても、指先でいじっているだけ。
書きたいことが浮かんでこない。
「謎の点と線」を書くようになって、(怒り)が消えた?
そう、怒りが消えた。
文章というのは、怒りがないと書けない。
怒りが充満し、それが爆発したとき、そのエネルギーが、ものを書く原動力となる。
あるいは、ものを書くことによって、怒りを吐き出す。
どうしてだろう?
どうして怒りが消えたのだろう。
私は、毎日、怒ってばかりいた。
●ゼノホウビア
あえて言うなら、こういうこと。
「どうぞ、みなさん、ご勝手に!」と。
それにもうそろそろ、潮時かもしれない。
犬の遠吠えをつづけるのも、疲れた。
どうせ、だれにも相手にされない。
……そう言えば、以前、同じような気分になったことがある。
子育て相談を受けていたときのこと。
相談内容が、どれも同じ……と思ったとき、その「潮時」を感じた。
いくらやっても、つぎつぎと同じ内容の相談がつづく。
ふと「こんなことをしていて、何になるのだろう」と思った。
そのとき、潮時を感じた。
こういうのを、ニヒリズムという。
英語では、ゼノホウビアともいう。
「xenophobia」と書く。
もともとは、外国人嫌悪症という意味。
たとえば「ポリティカル・ゼノホウビア」(政治的嫌悪症)というような使い方をする。
「嫌う」というよりは、そこで虐殺が起きていても、無関心でいられることをいう。
私の今の心境は、それに近い。
疲れた……というよりは、もうどうでもよくなってしまった。
が、エネルギーが消えたわけではない。
誤解がないように!
今、そのエネルギーは、「謎の点と線」に向かっている。
●10月11日
もう帰りの電車の中。
10月11日。
原稿は、ほとんど書かなかった。
ワイフと遺跡談義。
あれこれ話した。
「UFOの基地は、どこにあるの?」
「火山の中だろうね……」
「火山では、人間は近寄れないわね」
「でも、彼らには住み心地のよい世界かもね」と。
どういうわけか、「?」と思う線をたどっていくと、そこには、かならずと言ってよいほど、火山がある。
昨夜も調べてみたら、九州の阿蘇山につながった。
●頭痛
昨夜は、早くベッドに入った。
そのこともあって、夜中の3時半ごろ、目が覚めた。
起きるとはげしい頭痛がした。
片頭痛?
しばらく横になっていると、ワイフが葛根湯をもってきてくれた。
が、片頭痛にしては、おかしい。
片頭痛は、眠っていても痛い。
が、眠っているときは、痛くなかった。
風邪?
それとも二日酔い?
しばらく横になっていったら、痛みを忘れた。
そのまま再び、眠った。
●通勤列車
……ということで、今朝は、あまり気分がよくない。
頭重感が少し残っている。
あたりを見回してみたが、半分前後の人たちが、まぶたを閉じている。
大きなあくびをしている人もいる。
朝の通勤列車。
電車は菊川に着いた。
浜松までは、あと30~40分。
ところで焼津のグランドホテル。
古さを感ずるのはしかたないとしても、部屋も広く、料理もよい。
が、何といっても、温泉がすばらしい。
とくに地下にある露天風呂がすばらしい。
そんなことを考えながら、ぼんやりと窓の外の景色を見やる。
●10月12日
もう12日。
新しいパソコンは買った。
が、使うのはこれから。
……というか、毎日、手でいじって、遊んでいる。
原稿はほとんど、書いていない。
で、今朝は、桜島について調べてみたい。
鹿児島県にある、あの桜島。
火山。
前から気がついてはいたが、実に奇妙な位置にある。
……東西には、最重要クロスポイントが2つある。
クロスポイント東とクロスポイント西。
この2つを、北極、南極とつないでみる。
当然、経線のように、1本の直線になる。
桜島は、この直線上に位置する。
ついでに、オーストラリアのオルガス山も、この直線上に位置する。
「偶然」と言う人は多い。
しかしオルガス山にしても、そこが基準点(Datum Point)になっている。
同じように、桜島も、何らかの基準点になっている可能性がある。
それを調べてみる。
何が出てくるか、わからない。
わからないから楽しい。
●子育て相談
子育て相談が届いている。
掲載許可がもらえたので、そのまま紹介する。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
こんにちは。
初めて相談させて頂きます。
今、1歳10ヶ月になる息子がいます。
そして、私自身は妊娠10ヶ月です。
上の子を妊娠した時、20週あたりで切迫早産の診断を受けたため、下の子を妊娠してからあまり抱っこをしていませんでした。
ですが、妊娠8ヶ月に入った所で、上の子が風邪を引いてしまい、治るまでずっと抱っこをしていたら、切迫早産の診断が下されてしまい、臨月に入るまで、月から木まで実家に預けて面倒をみてもらっていました。
臨月に入って、沢山スキンシップをしようと思うのですが、私以外の女の人がいると、そちらの方に甘えに行くのは何故でしょうか…?
女の人というのは、大人、子供問わずです。同い年くらいの女の子や5歳くらい離れた従姉妹等。
そして、その甘え方が、上に覆いかぶさったり、髪を引っ張ったり(引っ張るというか、髪をいじる癖があって…)と、いつも私に対してすることを思いっきり他の子にするので、はたから見るといじめてるように見えるのです。
だから、どうしても怒らざるを得なくなり…そうすると、なんでわかってくれないんだというような目で訴えて泣いてしまうということの繰り返しで…どうしたら私にストレートに甘えてくれるようになるか悩んでいます。
●嫉妬
嫉妬は恐ろしい。
原始的な感情であるだけに、その作用は、動物的。
相手を殺すところまで、する。
子どもも、また同じ。
この相談を読んだとき、まずそれを感じた。
母親には母親の言い分(=理由)がある。
しかしそんな言い分は、子どもには、通用しない。
この母親の息子(2歳前後)は、その嫉妬に、もがき苦しんでいる。
わざと母親を嫉妬させ、自分に関心を向けさせようとしている。
こんな状況で、下の子ども(弟か妹)が生まれた、どうなるか。
一方で赤ちゃん返りを起し、他方で、下の子どもに向かって、猛烈な攻撃心をもつ。
心そのものがゆがめることも多い。
ではどうするか?
2つのことを守る。
全幅の愛情(愛着)を、もう一度、息子(2歳)に戻す。
つぎに「求めてきたときが与えどき」と考え、子どものほうから何かアクションがあったら、すかさず、愛情表現を繰り返す。
ぐいと抱くだけでよい。
「待ってね」「忙しい」は、禁句。
すかさず!
子どもは親の愛情をそこに感ずれば、数秒~前後で、満足する。
今が大切なとき……ということになるが、行動をみるかぎり、すでに心がゆがみはじめている。
こういうケースでは、「直そう」とは思わないこと。
今の状態をより悪くしないことだけを考えて対処する。
直そうと無理をすればするほど、症状はこじれる。
つぎに大切なことは、下の子どもが生まれることを、楽しみにさせること。
息子(2歳前後)にも、参加させるとよい。
(出産のとき立ち会わせるとよいという意見もあるが、私は反対。
子どもにはそのショックに耐える力はない。)
「赤ちゃんが生まれた、いっしょに遊ぼうね」とか、など。
そういった方法で対処する。
要するに「嫉妬」は恐ろしい。
それについては、たびたび書いてきた。
「はやし浩司 嫉妬」で検索をかけてもらえば、無数にヒットするはず。
おとなでも、嫉妬、つまり嫉妬心をコントロールするのは、むずかしい。
いわんや2歳の子ども!
子どもを責めても、意味はない。
●兄弟
原始的な感情……つまり人間が下等生物の時代からもっていた感情は、その分だけ根が深い。
たとえば今も、庭先の栗の木の中で、キジバトが現在、卵を抱いている。
あのキジバトの雛にしても、餌が足りないとたがいに争う。
力のあるほうが、弱い方を突き落として、殺してしまう。
親にしてみれば、兄弟(姉妹)だから仲よくしてほしいと思う。
しかし兄弟は他人の始まりともいう。
たがいに憎しみあっている兄弟、姉妹となると、ゴマンといる。
そうであってはいけないが、そうであるのが、これまたふつう。
親のほうも、あまり気負わないこと。
気にしないこと。
その一方で、自分が自分の兄弟と仲が悪いからといって、気にしないこと。
ばあいによっては、他人以上の他人になる。
子どものころからの嫉妬があれば、なおさら。
介護問題、財産、遺産問題がからめば、なおさら。
もちろん仲がよいのが、よいに決まっているが……。
●今朝
さて今朝はいそがしい。
動画(YOUTUBE)を、1週間分、UPしなければならない。
マガジンの配信もすませなければならない。
それに運動不足。
それに先にも書いたように、今朝は「桜島」について、書いてみたい。
……ということで、今朝(10月12日)は、ここまで。
2012/10/12記
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
【66】日本の謎(桜島と阿蘇山)
Here in this video I'd like to expalin about the mysteries of Japan, Sakura-jima and Mt. Aso. Around there there should be something important, but as far as I have tried to find, there is nothing. This is the mystery.
桜島と阿蘇山についての謎です。このあたりに、何か重要なものがあってもよいのですが、今のところ調べても、何もでてきません。つまり、それが謎なのです。今回は、その謎の話をする前に、ここがきわめて重要なポイントであることを、説明します。
Oct. 12th 2012 Hamamatsu-city Japan
http://youtu.be/nfJCJvxzkSM
(桜島 阿蘇 Mt Aso Sakura-jima Island volcano Mystery of Ancient Japan 古代日本 古代日本の謎 謎の日本 mysてry御fLines mysteries of Aso volcano Sakurajima Island はやし浩司 Hiroshi Hayashi Hamamatsu Japan)
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
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