2012年10月31日水曜日
83 謎の奈良盆地 謎の皆神山
83 皆神山の謎+予想外の展開(謎の奈良盆地)
http://youtu.be/b7YApIcIzaM
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
謎の皆神山……それを調べていたら、また別の謎が生まれました。
題して「謎の奈良盆地」。
これはまったく予想外の結果でした。
古代ミステリー、謎の点と線。
大和編です。
クロスポイントー60度Lineと、比叡山、金剛峯寺Lineをつないだら、きれいなダイアモンド形が浮かびあがってきました。
「偶然」とは、とても言えない形です。
謎の古代文明。
掘り下げれば掘り下げるほど、謎が深まっていきます。
さあ、あなたも心を開いて、謎の古代文明に思いをはせてください。
楽しいですよ。
なお、転載、盗用、流用は、禁止です。
リンクは、自由です。
よろしくご協力ください。
はやし浩司
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
Hiroshi Hayashi
Hamamatsu Japan
Oct 31st 2012
While I was examining the mystery of Minakami-yama, I also found another mystery about Nara, the oldest city in Japan.
Here is the story about the mystery.
(皆神山 比叡山 高野山 伊勢神宮 謎の皆神山 謎の伊勢神宮 莫高窟 雲崗 敦煌 謎の日本の古代文明 Mystery of Japan Mystery of Hieizan Mystery of Koya-san Mystery of ancient Japan mystery of Nachi Taisha Horyuji Temple Shotoku Taishi 聖徳太子の謎 謎の聖徳太子 謎の点と線 Mystery of Lines by hiroshi Hayashi はやし浩司 浜松 Japan 謎の藤ノ木古墳 桜島とテオティワカン)
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
拡大する汚染米の恐怖
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子育て最前線の育児論byはやし浩司 2012年 10月 31日
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メルマガ(6万3000誌)の中で、2008年度、メルマガ・オブ・ザ・イヤーに
選ばれました!
【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【ブレンド米という放射性物質汚染米】(緊急提言)byはやし浩司
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
久々に怒りを覚えた。
はげしい怒り。
どうしようもない怒り。
やりようのない怒り。
東北地方の人たちも必死。
懸命。
それはわかる。
しかし被害者が、いつの間にか加害者にも。
加害者となり、また別の被害者を作る。
悲しい、どこまでも悲しい、人間の性(さが)。
それをここに書く。
が、私が書きたいのは、つぎの2点。
(1) 農協よ、検査結果を公表せよ!
(2) ホテル、旅館、レストランよ、食材の産地を表示せよ!
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
○流通する汚染米
汚染米が、堂々と市場に流通している。
どう流通しているかは、ネットで、「福島 汚染米 流通」で検索をかけてみればわかる。
方法はいろいろあるようだ。
が、もっとも日常的になされているのが、産地偽装。
米の世界では、産地偽装は、日常茶飯事だそうだ※。
珍しくも、何ともない。
もうひとつは、他の県の米や、外米とブレンドする方法。
ブレンドすることによって、放射線の測定値をさげる。
主に業者米として、出荷されているという。
ホテル、旅館、外食産業など。
○I県、A県……
内部告発もつづく。
I県のある農協。
1粒の米から、~~ベクレルの放射線が測定された。
(たった1粒だぞ!)
キロ単位にしたら、数万~数10万ベクレル!
が、その農協は、測定値を公表しなかった。
公表しなかったばかりか、他の県の米とブレンドして、出荷した、など。
あちこちのサイトを読んだ。
気分が悪くなった。
つまり現在、汚染米は、垂れ流し状態。
が、マスコミから流れてくるニュースは、当たり障(さわ)りのないものばかり。
ある農協職員は、テレビ画面に向かって、こう言っていた。
「私たちは消費者のみなさんが、安心して食べていただけるよう、全量検査をしています」(F県)と。
よくまあ、こういうことを、ヌケヌケ、シャーシャーと言えるものだ。
が、それだけではない。
そういった言葉を、何ら検証することなく、そのまま報道するマスコミ。
さらに言えば、そういった米であることを知りながら、テーブルに並べる、ホテル、旅館、外食産業。
○福島県、白河産
かく言う私は今、市内のSというレストランで、食事をしている。
そのテーブルで、この文を書いている。
で、ここでも聞いてみた。
「どこのお米を使っていますか?」と。
全国規模のファースト・フード店。
「S」。
しばらくすると、プリントアウトした1枚の紙をもってきた。
それには、「10月XX日より、白河米」とあった。
白河というのは、福島県の白河。
白河米が悪いというのではない。
が、どうしてこの静岡県で、白河米?
そういった産地表示をしている店は、まだ良心的なほう。
で、私は2か月ほど前、浜松市内の主だったホテル、旅館に電話をかけた。
電話をかけ、どこの米を使っているか、確かめてみた。
ぜんぶで10か所に、電話をかけた。
その結果、何と9か所までが、東北産の米を使っているのが、わかった。
1か所だけ、「鳥取産」と答えた。
たいはんのホテルや旅館では、明らかに私の電話に戸惑っているといったふうだった。
中には、返答をもらうのに、5~10分ほど待たされたところもあった。
以下、その結果。
Aホテル……茨城県産
Bホテル……「国産米です」「それ以上のことはわかりません」の一点張り
Cホテル……栃木県産とオーストラリア産のブレンド米
Dホテル……山形県産
Eホテル……岩手県産の「秋田こまち?」
Fホテル……愛知県産とのブレンド米
Gホテル……栃木県産
Hホテル(旅館)……茨城県産
Iホテル(旅館)……地元の米屋で調達しているので、不明
Jホテル(旅館)……鳥取県産
(以上、記憶によるものなので、不正確。)
またレストランについては、行く先々で、米の産地を確かめることにしている。
SK……栃木県産(10月現在)
サイZ……秋田県産と長野県産のブレンド米
KP(回転寿司)……「国産米」
DO(弁当屋)……「米は本部から送られてくるので、不明」
ST(和食)……「今月は、茨城県産。使い切ったら、岩手県産」ほか。
(以上、記憶によるものなので、不正確。)
総じてみると、この浜松市のホテルや旅館では、茨城県産が多く流通しているようだ。
そんな印象を強くもった。
が、その茨城県。
農協職員ですら、他県の米を食べているという(某BLOG)。
○「今、ただちに健康に影響はない」
現在、福島県内で、43%の子どもたちの甲状腺に、放射線障害が現れているという(2012年8月現在)。
がんの前駆症状。
しかしふつう小児がんのばあい、この段階で、体の各部にすでに転移しているという(某サイト)。
「今、ただちに……」という言葉を信じたがために、そうなった。
たった2か月で、36%(6月)から43%(8月)に。
このままだと、来年1月までには、(2か月ごとに20%ずつ増加するとして)、62%。
62%の子どもに障害が現れるようになる。
さらに来年3月までには、74%!
が、それがつぎの段階では、全国へと広がっていく。
フクシマの汚染度があがれば、その分だけ、すそ野が広がる。
時間差はあるだろうが、やがて東京、浜松、名古屋も、同じ運命をたどる。
放射線汚染というのは、そういうもの。
とにかく売って、金に換えたい米農家。
安く買いたたいて、どこかへ売りたい、流通業者。
安い米で、利益をあげたいホテル、旅館、外食産業。
こうした場所では、産地表示の義務はない。
プラス、「私は食べないからいい」と言って、問題から逃げる一般消費者。
こうした4者が一体となって、日本全土を汚染し始めている。
が、この結果は、20年後、40年後に顕在化する(大江健三郎)。
そのあとも、つづく。
現在のチェルノブイリを見ればわかる。
○声をあげよう!
(1) 飲食店では、「どこのお米を使っていますか」と聞こう。
そうした声が、圧力となる。
圧力となって、検査を厳格化させる。
ホテル、旅館、流通業者も、自ら産地表示をするようになる。
それが回りまわって、放射線汚染の拡大を食い止める。
風評被害?
何が風評被害か?
今にして思えば、風評のほうが正しかった。
現実には、風評以上の被害が出始めている。
「43%」という数字も、そのひとつ。
どこかのアホ副院長(F県立医科大学)のYSは、こう言っていた(2012年8月ごろ)。
「チェルノブイリでは、2年後から症状が出始めました。
まだ2年たっていませんから、フクシマとは関係ありません」(記憶)と。
さらに「検査結果の数値が高かったのは、検査機器の精度があがったためです」(記憶)とも。
もっとも「風評被害」というのは、生産者側の利益を心配した言葉。
消費者側の被害など、もとから論外。
(2) 食事拒否
あやしいと思ったら、即、食事拒否。
退散する。
「こんなことを聞くと、相手も不愉快だろうな」と思う必要はない。
遠慮する必要はない。
命の問題。
DNAと染色体の問題。
わが身は自分で、守る。
私たちには、それを問いただす権利がある。
そしてそれが怪しげな米だったら、即座に拒否。
店を出るのがよい。
もちろんたいはんの農家の人たちや、業者の人たちは、善良な人たちだろう。
そう信じたい。
またこう書くからといって、そういう人たちの責任を求めているのではない。
が、10人のうち、1人がこわい。
20人のうちの、1人でもよい。
そういった悪徳業者が、放射線による汚染米を、全国に垂れ流す。
それがこわい。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
以下、「日々坦々」BLOGより転載。
2011年(昨年)11月の日付になっていることに注意。
昨年の11月ですら、こんな状況。
現在は、もっと悪質になっていると考えてよい。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
○放射能汚染米 こうして全国に流通している
(日刊ゲンダイ紙・2011/11/30)
いくら出荷停止にしてもムダだ
◆産地偽装の悪徳手口
原発被害に苦しむ福島県で、コメから国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが立て続けに検出され始めた。
福島市に続いて、きのう(29日)は伊達市でも今年収穫されたコメが出荷停止となり、地元農家からは「やっぱり……」と、あきらめに似たタメ息が漏れている。
しかし、出荷停止によって汚染米がシャットアウトされるのかというと、全然違う。
28日には、仙台の米卸業者が福島県産コシヒカリを宮城県産と偽り販売していたことが発覚した。
原発事故後、コメの産地偽装は以前にも増して日常茶飯事になりつつある。
「コメほど汚い世界はない」などの著書がある福島在住のジャーナリスト、吾妻博勝氏が言う。
「先週、私が福島県内のとある米卸業者を訪ねると、その業者は倉庫から次々とコメを出し、大型コンテナ車に積んでいました。
関西に向かうというのですが、ふつうは常磐道から東名高速に入るところを、新潟経由で行くと言っていた。
実はこれ、新潟など別の産地に偽装するためです。
福島県産のまま関西の業者に卸しても、デパートやスーパーが買ってくれないため、別の産地の袋に詰め替えるわけです。
こうした偽装米は、首都圏や近畿地方、沖縄などに運ばれて、当たり前のように消費されています」
福島県内では、県外の10年産米のコメ袋が写真のように山積みで売られていて、これも偽装に使われているという。
「悪徳業者はこれまで新米に古米を混ぜていたが、今は古米にどれだけ新米を混ぜるかを考えている。
こんな事態になったのは、県が57カ所しか土壌のモニタリング調査をせずに、米作りにゴーサインを出したからです。
その後の予備検査、本検査も県だけがやって、中立機関のチェックがなかった。
案の定、汚染米が出てきて、不正に走る農家や業者が出てきたのです」(吾妻博勝氏)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
以下、「阿修羅」BLOGより転載。
元記事は、「女性自身」(2012年6月4日前後)。
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
○週刊「女性自身」より
放射能汚染の風評被害で、深刻な消費者離れを起こしている福島県産米。
その生産量は全国7位の35万トンで、国内産流通米の4.1%を占めている。
しかし、福島県産の米を福島県外の小売店の店頭で見かけることは少ない。
いったいどこへいっているのだろうか?
先だって長野県駒ヶ根市の米卸業者『橋本商事』が米の産地偽装の疑いで家宅捜索を受けた。
「長野県産として発売した26トンの米が、実は21トンの福島県産米と5トンの青森県産米をまぜたものだった。
偽装米の大半は福島県産のものだったのです」(社会部記者)
しかし、福島県の米の流通業者は「そんな偽装のリスクを背負わなくても流通させることは可能だ」と語る。
「外食や給食用なら福島県米を『国内産』として販売しても、法律的に問題はないのです。
多くの福島県産米が、外食産業や給食用として卸されている。
外食産業のほとんどのお店では『国内産』の表示ですませています。
病院の入院食などの場合、少しでも安い価格の米が求められます」
米の消費者表示はJAS法およびトレーサビリティ法で決まっているが、「ブレンド米の場合、国内産ならば産地の表示はしなくても構わないことになっています」と流通に詳しいジャーナリストは言う。
消費者は産地の確認がしようもない『国産米』を食べているのだ。
「新米が出回り多くの注文がはいるはずだった昨年11月ごろ、うちは放射能物質が検出されていない米しか扱っていなかったのですが、県外からほとんど注文は入りませんでした。
でもここにきて昨年より若干高いところまで価格も持ち直しています」(前出・流通業者)
風評被害にさらされる福島に罪はない。
だが、産地を隠して福島産の米を流通させる現状があることも事実のようだ。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
○日本人論
こうして「日々坦々」氏や、「阿修羅」氏のBLOGを読んでいると、やがてムラムラと、 はげしい怒りが、こみあげてくる。
やりようのない怒り。
やり場のない怒り。
どうしようもない怒り。
日本人がもつ、基本的なレベルの低さに、ア然とする。
これがかつて世界第2位を誇った、経済大国の結末なのか。
無知とインチキ。
この2つが、渾然一体となって、放射線被害を拡大させている。
ついでに言うなら、こうした汚染米、産地偽装米は、何と沖縄にまで流れているという。
遠方であればあるほど、疑われないということらしい(某サイト)。
もちろん政治も悪い。
本来なら、真っ先に出荷停止。
違反者は、厳重に処罰。
やるべきことを、まったくやっていない。
先にも書いたように、「(風評)被害」を口にするなら、消費者側の被害を優先する。
業者側のいう被害は、経済的損失。
マネーの問題。
消費者側の被害は、それよりも重大な、生命的被害。
命の問題。
……あのN町の入口には、道路を横切って、こんな看板が立っている。
「原発で創る、豊かな町づくり」と。
ここでいう「豊か」というのは、マネーのこと。
文化ではない。
心でもない。
マネー。
が、そのN町は、現在は、ゴーストタウン。
何をもって「豊か」というのか、私たち日本人は、今一度、原点に立ち返って反省しなければならない。
○終わりに……
2011年……私は、弁当屋の弁当を食べつづけた。
2012年になってからも、食べつづけた。
知らぬが仏とは、まさに私たちのこと。
がんになるのも、時間の問題。
若い人ほどがんになりやすいという。
が、実際には、がん年齢の人ほど、がんを加速させやすいという。
つまり私たち老人組のほうが、がんになりやすい。
死に方もいろいろあるだろう。
しかしたとえ原因がはっきりしなくても、放射線障害によってがんになった可能性が残るかぎり、死んでも死にきれない。
……この怒り、だれに向けるべきか?
今の今も、ななめ前の席では、女子高校生たちが、その白河米をパクパクとほうばっている。
おいしそうにほうばっている。
その結果は、自分自身に出るのか。
それとも彼女たちの子どもに出るのか。
孫に出るのか。
思わず「食べるのをやめたほうがいいよ」と言いかけたが、やめた。
(提言)
全国のホテル、旅館、飲食業のみなさんへ
使用している米、食材の産地表示を、厳格にしてほしい。
そのほうが、客もふえる。
はやし浩司 2012-10-30
(はやし浩司 教育 林 浩司 林浩司 Hiroshi Hayashi 幼児教育 教育評論 幼児教育評論 はやし浩司 放射性物質 放射能 汚染米 流通 放射性物質汚染 流通経路 謎の東北米 東北米 汚染米 流通経路 放射性 汚染米 ブレンド米 はやし浩司 放射能被害 ブレンド米という汚染米)
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【10ー28、私の満65歳の誕生日に】
○孤独
私はずっと、人を恨んでばかりいた。
人を信じず、人からも信じられない。
何があっても、裏切られた。
だまされた。
そんなふうに考えていた。
が、私はまちがっていた。
私は与えることを恐れ、失うことを恐れていた。
ケチでためこみ屋。
何を見ても、裏から見ていた。
考えることは、批判ばかり。
批評ばかり。
あれが悪い、これが悪い、と。
そんな私に与えられた代償は、「孤独」。
私は子どもころから、ずっと孤独だった。
さみしかった。
ひとりで寝ることもできなかった。
○喜び
大切なことは、与えること。
相手が喜ぶように、与えること。
私がうれしいときは、それをだれかに分け与えること。
けっしてその喜びを、自分だけのものにしてはいけない。
モノでも、心でも。
何でもそうだ。
それを与えきったとき、私たちは心の重荷から解放される。
真の自由を手に入れることができる。
○プレゼント
今日は私の誕生日。
昨日、2人の友が、我が家に来てくれた。
オーストラリアから、わざわざ、来てくれた。
そして今夜、3人の家族と1人の友が、私の誕生日を祝ってくれた。
うれしかった。
メールを開くと、孫たちが、写真を送ってくれていた。
それが届いていた。
大きなバースデー・ケーキの写真だった。
うれしかった。
ただただ、うれしかった。
そのあと私は友に、2台のパソコンをあげた。
1台は2年ほど前に買ったもの。
もう1台は、1年ほど前に買ったもの。
「どちらかあげるよ」と言ったら、友は3時間も迷った。
一長一短。
それで私はこう言った。
「パソコンというのは、ぼくにとっては恋人のようなもの。
君なら大切にしてくれると思うから、2台とももっていってほしい」と。
息子には、iPadをそのままあげた。
ワイフが、誕生日プレゼントにと、買ってくれたものだった。
前からほしかった。
やっと手に入れた。
が、息子はもっとほしがっていた。
ワイフにはこう言った。
「お前にも、何かあげるよ。ごめんね」と。
○別れ
明日、その友はオーストラリアへ帰る。
セントレア(名古屋空港)まで、見送る。
さみしい。
直行バスで行く。
先ほど、その予約を入れた。
それが終わったとき、ワイフがこう言った。
「帰りにどこかへ泊まらない?」と。
即座に私はこう言った。
「いいよ」と。
私「2人だけで、祝いなおしか」
ワ「そうね」と。
○感謝
失うことを恐れない。
減ることを恐れない。
命にしても、そうだ。
どう願ったところで、「時」は、どんどんと過ぎていく。
その分だけ、命は短くなっていく。
あがいても、もがいても、無駄。
なるようになる。
なるようにしか、ならない。
私は生きてきた。
今も生きている。
今まで健康に生きてきた。
今も、健康。
病気らしい病気は、何もしなかった。
この先のことはわからない。
が、そのときはそのとき。
私のような人間が感謝をしなかったら、だれが感謝するのか。
みなさん、ありがとう。
この文を読んでくれた、みなさん、ありがとう。
2012/10/28記
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
【10月28日~29日・雑感】勝手な空想
○昼食
今日は、みなで食事をした。
D君とB君(オーストラリア人)、それにワイフと私。
メニューは、カレーライス。
それに先日、従弟が送ってくれた、特大のアユ。
3時間ほどかけ、昼食を終えた。
○罪の意識
私はこう言った。
「遊んでいると、おかしなことに、ぼくらは罪の意識を覚える」と。
それについてD君は、こう言った。
「ぼくは、仕事ばかりしていると、罪の意識を感ずる」と。
意識の方向が正反対なのには、驚いた。
貧しい国から這い上がった、日本。
戦後、ラッキーカントリーと呼ばれた、オーストラリア。
私たちの意識は、180度、ちがう。
……というか、ちがった意識を作られた。
(ただしこうした意識は、1940~50年代生まれの世代についてのもの。
日本でも、若い世代は、別の意識をもっている。)
○RegClean Pro(詐欺サイト)
おととい、RegClean Proという、インド発の、マルウエア(悪意をもったソフトウエア)の侵入を許してしまった。
「いやに動きが遅くなったな」と感じていたところへ、「あなたのパソコンを無料で診断します」と。
(ウィルスが、わざと動きを遅くした可能性がある。)
マイクロソフト社のロゴと並んで、「パートナー」というようなことが書いてあった。
そのロゴと、「無料」という言葉に、だまされた。
以後、どんなことをしても、しつこく、しつこく、画面に表示される。
通常の削除方法では、削除できない。
そのつど「検査中」とかなど。
で、ネットで検索してみると、いくつかのサイトにヒットした。
が、ここでもつぎの落とし穴。
そのサイトから、さらにつぎの落とし穴に落とすサイトもある(英語版)。
うっかり「削除ツール」なるものをダウンロードすると、さらに恐ろしいソフトをインストールしてしまうことになる。
この世界、油断もスキもあったものではない。
で、日本語版サイトで、親切なサイトを見つけ、無事、削除成功。
ちょうどパソコンを買い替えようと思っていたところだった。
ウィルスの話をワイフにすると、「買い替えたら、どう?」と。
半分、その気になっていた。
つまりそろそろ買い替えどき。
が、買い替えは、しばらく延期。
うまく処理できたので、しばらく延期。
○iPad
ということで、誕生日のプレゼントは、iPad。
が、それはそのまま息子に。
……といっても、私には、あまり使い道はないよう。
パソコンにしても、文章を書くのが目的。
iPadというのは、いわばキーボードのないパソコンのようなもの。
もっていても、どうしようもない。
一方、今度、WINDOW8が、発売になった。
こちらはキーボード付のiPad。
そう考えると、わかりやすい。
買うなら、WINDOW8……ということにした。
……というように自分を慰め、iPadは、あきらめた。
○バス
(この間、ほとんど文章を書かなかった。
で、日は替わって、今日は10月29日、月曜日。)
……今、浜松西インター発のバスの中にいる。
友人を送りながら、セントレア(中部国際空港)まで。
前回、オーストラリアで会ったときには、家族で空港まで見送ってくれた。
その返礼。
○ナンバー・スリー
いきさつはともかくも、大便、小便の話になった。
で、日本では「大」「小」と言う。
それについて、「どうしてだ?」と。
オーストラリアの友人が、そう聞いた。
で、オーストラリアでは、「ナンバー・ワン(小便のこと)」「ナンバー・ツー(大便のこと)」と言う。
「じゃあ、どうしてオーストラリアでは、小便がナンバー・ワンなのか」と私。
たがいに答はなし。
どうして「大」なのか。
どうして「ナンバー・ワン」なのか。
いつも使っている言葉。
私たちはほとんど意味を考えない。
私「日本には、ナンバー・スリーがある」
オ「ナンバー・スリー?」
私「そうだ」
オ「女性のことか?」
私「ちがう。男はトイレで、マスターBションをする」と。
みなが笑った。
私も笑った。
のどかな朝。
のどかな会話。
○R631
友人は、じっと窓の外の景色を見ている。
ワイフは、横で眠っている。
私は、キーボードの軽やかな感触を楽しんでいる。
このR631(Toshiba Dynabook Ultrabook)も使い始めて、もうすぐ1年。
先日、別のダイナブックを買ったが、同じキーボードのはじなのに、微妙に感触が異なる。
「慣れ」というのは、そういうもの。
今は、このパソコンが、もっとも打ちやすい。
指がすべるように、キーボードの上を走る。
それが心地よい。
○悪夢
今朝は悪夢で目が覚めた。
偏頭痛があるときは、いつもそうだ。
いやな夢だった。
……自分の足を見ると、小さな穴があいていた。
そこから小さなヘビが出てきた。
見ると、マムシの子ども。
私は即座に、そのマムシの子どもを足で踏みつけた……。
床から起きて、お茶を飲む。
そのあと10分ほど、ウォーキングマシンの上で、運動。
が、偏頭痛は、消えなかった。
しかたないので、「Z」という薬を半分に割ってのむ。
血管収縮剤。
偏頭痛はそれで消えた。
それにしても……不気味な夢だった。
マムシが夢に出てきたのは、友人たちを案内するとき、どこかの店でマムシ酒を見たこと。
小さなマムシが焼酎漬けになっていた。
そのマムシが、強烈な印象となって脳の中に残った。
またマムシだけは、見つけたら、即座に殺すようにしている。
生殺しは、かえって危険。
つぎに人間を見たとき、マムシのほうが人間を襲うようになる。
殺すなら、徹底的に殺す。
バラバラにする。
小さいのだったら、足で踏みつぶす。
それがそのまま夢になった。
……偏頭痛による頭痛のばあい、眠っていても痛い。
同時に、怪奇な夢をつづけて見る。
これは脳の、どういう作用によるものなのか?
○前向きに生きる
老人組は、少しちがった考え方をする。
「前向きに生きる」といっても、夢や希望があるわけではない。
目標も、あいまい。
老人組にとって「前向き」というのは、「過去にしばられない」を意味する。
去る者を追わない。
失ったものを嘆かない。
楽しい思い出にひたるのはよいことだが、その世界とは一線を引く。
回顧の世界に溺れない。
加えて、私は私。
万事、自然体。
過去を取りつくろったり、修復しようとしない。
あるがまま。
みなによい顔はできない。
どうせ私は嫌われ者。
やっかい者。
過去のしがらみは、切る。
腐れ縁は、切る。
あとは居直って生きる。
それが前向きに生きるということ。
○老後の光
が、だからといって、若い人が自分の老後を悲観するのは、待ってほしい。
老後……といっても、老人組の話だが、老後は老後で、まさに第二の人生。
けっして若い人をなぐさめているのではない。
事実だから、話す。
本当の人生は、老後にある。
その老後の入り口に立ってみて、私ははじめてそれを知った。
ちょうどたそがれ時の夕日が、金色に輝くように、老後は老後で、黄金色に包まれる。
欲望からの解放。
名誉欲、出世欲、所有欲、物欲、それに性欲からの解放。
その解放感が、これまたすばらしい。
すがすがしい。
まさに私が私になれるのは、老後をおいてほかにない。
ただしそれには大きな条件がある。
「老後の統合性」(エリクソン)というのが、それ。
無私、無欲。
その状態で、真・善・美を追求する。
その目的が明確になっていること。
それがないと、老後も、老後であるだけにみじめで、さみしいものになる。
そのためにも、ある時期から、欲望とは決別する。
闘う。
年齢的には、人生の正午と言われる40歳前後。
それでも遅すぎるかもしれない。
そのころから準備を始め、基盤を作る。
「60歳になりました。明日からゴビの沙漠でヤナギの木でも植えてきます」といっても、
そうはいかない。
長つづきしない。
統合性というのは、(やるべきこと)と、(現実にしていること)を一致させることをいう。
その(やるべきこと)を見つける。
育てる。
それが60歳前後に、花となって咲く。
それができるかできないか……。
老後はそれで決まるが、それができれば、若いときとは比較にならないほど、すばらしく、充実した老後を送ることができる。
けっして悲観し、老後を暗くとらえてはいけない。
○限界状況
もう少しわかりやすく説明しよう。
たとえば3~4か月の旅をしたとする。
大型客船による世界一周の旅でもよい。
毎日、毎晩、おいしい料理を食べ、音楽を聞き、デッキで日向(ひなた)ぼっこをする。
が、そんな旅からは、何も生まれない。
たいてい、「ああ、楽しかった」で終わってしまう。
が、それだけでは終わらない。
そのあとがこわい。
「時間を無駄にした」という虚しさが、どっと襲ってくる。
若いときは、まだよい。
未来はずっとつづく。
時間も、永遠にあるように感ずる。
しかし老人組は、そうでない。
そこに限界を感ずる。
哲学の世界では、「限界状況」という。
「それがどうしたの?」と自問したとき、ふと我に返る。
もとに戻るだけ。
つまりそこには、何もない。
ナッシング。
ナッシングの恐怖。
アハハハ、オホホホだけでは、老後は送れない。
○別れ
先ほど、友は、国際線出発ロビーの中へと、消えていった。
ワイフと私は、椅子に座って時を待つ。
午後3時発の、浜松行の高速バス。
先ほど、2人で分けて、ういろうを食べた。
名古屋名物。
ちょうど目の前が、「駐車場事前精算機」になっている。
ひっきりなしに人がやってきて、またどこかへと消えていく。
その印象。
若い女性が、大きくなったこと。
高い靴をはいていること。
ファッショナブルになったこと。
もうひとつ。
それにつづく親たちが、みな、小さくなったこと。
息子や娘が、親の前を堂々と歩く。
殿様か王様のよう。
そのあとを、親たちが体を丸め、とことことついていく。
スネかじりのほうが、威張っている。
おかしな、おかしな国。
それが、この日本。
○帰りのバスの中
左側に管制塔を見ながら、セントレアを離れる。
しばらく行くと荒れた海が見え、その向こうに、淡くかすんだ山々が連なっている。
近代的な道路、近代的な建物。
貨物船も見える。
セントレアでは、飛騨高山のラーメンを、みなで食べた。
おいしかった。
○虫説
ここ数日、『謎の点と線』については、何も書いてない。
いくつか書きたいテーマはあるが、どれもスケールが小さい。
今ではどこかとどこかが線でつながっても、私はもう驚かない。
当たり前というか、ジグソーパズルのように、点がビシッ、ビシッと決まっていく。
で、考える。
異星人たちは、どこに住んでいるのか、と。
UFOの目撃例は多いが、UFOが着陸したところを目撃した人は、少ない。
YOUTUBEで検索をかけても、ほんの数例しかない。
何か理由があるのだろう。
が、それがわからない。
ただ、私のワイフが言うには、「虫」。
称して、「虫説」。
「虫が入り込むのがいやだから、着陸しないのよ」と。
突飛な説に思う人もいるかもしれないが、一理ある。
この地球は、あまり知られていないが、「虫の世界」。
人間ではない。
虫。
……が、私は「火山説」を唱える。
異星人たちは、地球上では、火山の中に住んでいる。
「火山」と聞いて、驚く人も多いかと思う。
しかし異星人にしてみれば、2000~3000度の温度など、地球の気温と同じ。
何でも太陽の中へ、自由に出入りしているUFOもあるとか。
大きさもハンパではない。
この地球と同じくらいの大きさがあるという。
人間の常識と尺度で、ものを考えてはいけない。
○フクシマの女性
YOUTUBEに、こんな女性が紹介されていた。
外国の報道番組が、それを伝えていた。
年齢は、45~50歳くらい。
髪の毛は抜け落ち、歯も半分くらい、抜けていた。
ふだんは大きなヘアーピースをつけているという。
その女性の体も紹介されていた。
大腿部だけだったが、そこには、蜘蛛の巣様の紫色の模様が不気味に広がっていた。
放射線による障害と考えてよい。
43%の子どもの甲状腺に異常が見つかっているという報告もある(2012年8月)。
が、これまたおかしなことに、そういった報道は、この日本では、ほとんどなされていない。
だからというわけでもないが、ほとんどの子どもたちは、こう思っている(浜松周辺)。
「原発事故は、片づいた」と。
が、現実には何も終わっていない。
終わっていないばかりか、今の今も、水蒸気に混ざって、放射性物質はもうもうと空中に飛び散っている。
そういった状態が、この先何十年もつづく。
どうしようもないということは、私にもよくわかる。
不安をあおったところで、しかたない。
それもよくわかる。
しかし先の女性のような人にしてみれば、こう思うにちがいない。
「私たちは見捨てられた」と。
私なら、そう思う。
……たった今、ワイフとそんな話をした。
しながら外を見た。
近代的な道路。
地上、30~40メートルの高さ。
縦線と横線だけの、灰色の世界。
殺伐とした風景。
こんな世界のどこに、人間的な心があるというのか。
……というような批判はやめよう。
○異星人
ワイフがこう聞いた。
「どうして異星人は、助けに来てくれないのかしら?」と。
が、私はこう答えた。
「何度も来た。しかしそのつど、人間は彼らを裏切った。『もうこりごり』というのが、彼らの本音ではないのかな」と。
つまり私が異星人なら、そう思う。
もうこりごり!
助けても助けても、人間は異星人を裏切る。……裏切ってきた。
自分がもてる最高の知識を、そのまま欲望の追求のために使ってしまう。……しまった。
利口にはなったかもしれないが、賢くはならなかった。
中身は、バカ。
私「ぼくが異星人なら、こう言うよ。『どうぞ、ご勝手に!』とね」
ワ「それじゃ、助けを求めても無理ね」
私「期待しても、無駄」
ワ「じゃあ、なぜ地球に現れるの?」
私「どこかで利害を共有しているからではないかな?」
ワ「利害って?」
私「たとえば食物とか、ね」と。
勝手な空想がつづく。
言うなれば、ロマン。
しかしこんな会話が楽しい。
見ると、ワイフは眠っていた。
私もここでひと眠り。
バスは、岡崎を過ぎた。
あと40分ほどで、浜松。
では、おやすみ。
2012年10月29日記
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
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子育て最前線の育児論byはやし浩司 2012年 10月 31日
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【ブレンド米という放射性物質汚染米】(緊急提言)byはやし浩司
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
久々に怒りを覚えた。
はげしい怒り。
どうしようもない怒り。
やりようのない怒り。
東北地方の人たちも必死。
懸命。
それはわかる。
しかし被害者が、いつの間にか加害者にも。
加害者となり、また別の被害者を作る。
悲しい、どこまでも悲しい、人間の性(さが)。
それをここに書く。
が、私が書きたいのは、つぎの2点。
(1) 農協よ、検査結果を公表せよ!
(2) ホテル、旅館、レストランよ、食材の産地を表示せよ!
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
○流通する汚染米
汚染米が、堂々と市場に流通している。
どう流通しているかは、ネットで、「福島 汚染米 流通」で検索をかけてみればわかる。
方法はいろいろあるようだ。
が、もっとも日常的になされているのが、産地偽装。
米の世界では、産地偽装は、日常茶飯事だそうだ※。
珍しくも、何ともない。
もうひとつは、他の県の米や、外米とブレンドする方法。
ブレンドすることによって、放射線の測定値をさげる。
主に業者米として、出荷されているという。
ホテル、旅館、外食産業など。
○I県、A県……
内部告発もつづく。
I県のある農協。
1粒の米から、~~ベクレルの放射線が測定された。
(たった1粒だぞ!)
キロ単位にしたら、数万~数10万ベクレル!
が、その農協は、測定値を公表しなかった。
公表しなかったばかりか、他の県の米とブレンドして、出荷した、など。
あちこちのサイトを読んだ。
気分が悪くなった。
つまり現在、汚染米は、垂れ流し状態。
が、マスコミから流れてくるニュースは、当たり障(さわ)りのないものばかり。
ある農協職員は、テレビ画面に向かって、こう言っていた。
「私たちは消費者のみなさんが、安心して食べていただけるよう、全量検査をしています」(F県)と。
よくまあ、こういうことを、ヌケヌケ、シャーシャーと言えるものだ。
が、それだけではない。
そういった言葉を、何ら検証することなく、そのまま報道するマスコミ。
さらに言えば、そういった米であることを知りながら、テーブルに並べる、ホテル、旅館、外食産業。
○福島県、白河産
かく言う私は今、市内のSというレストランで、食事をしている。
そのテーブルで、この文を書いている。
で、ここでも聞いてみた。
「どこのお米を使っていますか?」と。
全国規模のファースト・フード店。
「S」。
しばらくすると、プリントアウトした1枚の紙をもってきた。
それには、「10月XX日より、白河米」とあった。
白河というのは、福島県の白河。
白河米が悪いというのではない。
が、どうしてこの静岡県で、白河米?
そういった産地表示をしている店は、まだ良心的なほう。
で、私は2か月ほど前、浜松市内の主だったホテル、旅館に電話をかけた。
電話をかけ、どこの米を使っているか、確かめてみた。
ぜんぶで10か所に、電話をかけた。
その結果、何と9か所までが、東北産の米を使っているのが、わかった。
1か所だけ、「鳥取産」と答えた。
たいはんのホテルや旅館では、明らかに私の電話に戸惑っているといったふうだった。
中には、返答をもらうのに、5~10分ほど待たされたところもあった。
以下、その結果。
Aホテル……茨城県産
Bホテル……「国産米です」「それ以上のことはわかりません」の一点張り
Cホテル……栃木県産とオーストラリア産のブレンド米
Dホテル……山形県産
Eホテル……岩手県産の「秋田こまち?」
Fホテル……愛知県産とのブレンド米
Gホテル……栃木県産
Hホテル(旅館)……茨城県産
Iホテル(旅館)……地元の米屋で調達しているので、不明
Jホテル(旅館)……鳥取県産
(以上、記憶によるものなので、不正確。)
またレストランについては、行く先々で、米の産地を確かめることにしている。
SK……栃木県産(10月現在)
サイZ……秋田県産と長野県産のブレンド米
KP(回転寿司)……「国産米」
DO(弁当屋)……「米は本部から送られてくるので、不明」
ST(和食)……「今月は、茨城県産。使い切ったら、岩手県産」ほか。
(以上、記憶によるものなので、不正確。)
総じてみると、この浜松市のホテルや旅館では、茨城県産が多く流通しているようだ。
そんな印象を強くもった。
が、その茨城県。
農協職員ですら、他県の米を食べているという(某BLOG)。
○「今、ただちに健康に影響はない」
現在、福島県内で、43%の子どもたちの甲状腺に、放射線障害が現れているという(2012年8月現在)。
がんの前駆症状。
しかしふつう小児がんのばあい、この段階で、体の各部にすでに転移しているという(某サイト)。
「今、ただちに……」という言葉を信じたがために、そうなった。
たった2か月で、36%(6月)から43%(8月)に。
このままだと、来年1月までには、(2か月ごとに20%ずつ増加するとして)、62%。
62%の子どもに障害が現れるようになる。
さらに来年3月までには、74%!
が、それがつぎの段階では、全国へと広がっていく。
フクシマの汚染度があがれば、その分だけ、すそ野が広がる。
時間差はあるだろうが、やがて東京、浜松、名古屋も、同じ運命をたどる。
放射線汚染というのは、そういうもの。
とにかく売って、金に換えたい米農家。
安く買いたたいて、どこかへ売りたい、流通業者。
安い米で、利益をあげたいホテル、旅館、外食産業。
こうした場所では、産地表示の義務はない。
プラス、「私は食べないからいい」と言って、問題から逃げる一般消費者。
こうした4者が一体となって、日本全土を汚染し始めている。
が、この結果は、20年後、40年後に顕在化する(大江健三郎)。
そのあとも、つづく。
現在のチェルノブイリを見ればわかる。
○声をあげよう!
(1) 飲食店では、「どこのお米を使っていますか」と聞こう。
そうした声が、圧力となる。
圧力となって、検査を厳格化させる。
ホテル、旅館、流通業者も、自ら産地表示をするようになる。
それが回りまわって、放射線汚染の拡大を食い止める。
風評被害?
何が風評被害か?
今にして思えば、風評のほうが正しかった。
現実には、風評以上の被害が出始めている。
「43%」という数字も、そのひとつ。
どこかのアホ副院長(F県立医科大学)のYSは、こう言っていた(2012年8月ごろ)。
「チェルノブイリでは、2年後から症状が出始めました。
まだ2年たっていませんから、フクシマとは関係ありません」(記憶)と。
さらに「検査結果の数値が高かったのは、検査機器の精度があがったためです」(記憶)とも。
もっとも「風評被害」というのは、生産者側の利益を心配した言葉。
消費者側の被害など、もとから論外。
(2) 食事拒否
あやしいと思ったら、即、食事拒否。
退散する。
「こんなことを聞くと、相手も不愉快だろうな」と思う必要はない。
遠慮する必要はない。
命の問題。
DNAと染色体の問題。
わが身は自分で、守る。
私たちには、それを問いただす権利がある。
そしてそれが怪しげな米だったら、即座に拒否。
店を出るのがよい。
もちろんたいはんの農家の人たちや、業者の人たちは、善良な人たちだろう。
そう信じたい。
またこう書くからといって、そういう人たちの責任を求めているのではない。
が、10人のうち、1人がこわい。
20人のうちの、1人でもよい。
そういった悪徳業者が、放射線による汚染米を、全国に垂れ流す。
それがこわい。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
以下、「日々坦々」BLOGより転載。
2011年(昨年)11月の日付になっていることに注意。
昨年の11月ですら、こんな状況。
現在は、もっと悪質になっていると考えてよい。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
○放射能汚染米 こうして全国に流通している
(日刊ゲンダイ紙・2011/11/30)
いくら出荷停止にしてもムダだ
◆産地偽装の悪徳手口
原発被害に苦しむ福島県で、コメから国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが立て続けに検出され始めた。
福島市に続いて、きのう(29日)は伊達市でも今年収穫されたコメが出荷停止となり、地元農家からは「やっぱり……」と、あきらめに似たタメ息が漏れている。
しかし、出荷停止によって汚染米がシャットアウトされるのかというと、全然違う。
28日には、仙台の米卸業者が福島県産コシヒカリを宮城県産と偽り販売していたことが発覚した。
原発事故後、コメの産地偽装は以前にも増して日常茶飯事になりつつある。
「コメほど汚い世界はない」などの著書がある福島在住のジャーナリスト、吾妻博勝氏が言う。
「先週、私が福島県内のとある米卸業者を訪ねると、その業者は倉庫から次々とコメを出し、大型コンテナ車に積んでいました。
関西に向かうというのですが、ふつうは常磐道から東名高速に入るところを、新潟経由で行くと言っていた。
実はこれ、新潟など別の産地に偽装するためです。
福島県産のまま関西の業者に卸しても、デパートやスーパーが買ってくれないため、別の産地の袋に詰め替えるわけです。
こうした偽装米は、首都圏や近畿地方、沖縄などに運ばれて、当たり前のように消費されています」
福島県内では、県外の10年産米のコメ袋が写真のように山積みで売られていて、これも偽装に使われているという。
「悪徳業者はこれまで新米に古米を混ぜていたが、今は古米にどれだけ新米を混ぜるかを考えている。
こんな事態になったのは、県が57カ所しか土壌のモニタリング調査をせずに、米作りにゴーサインを出したからです。
その後の予備検査、本検査も県だけがやって、中立機関のチェックがなかった。
案の定、汚染米が出てきて、不正に走る農家や業者が出てきたのです」(吾妻博勝氏)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
以下、「阿修羅」BLOGより転載。
元記事は、「女性自身」(2012年6月4日前後)。
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
○週刊「女性自身」より
放射能汚染の風評被害で、深刻な消費者離れを起こしている福島県産米。
その生産量は全国7位の35万トンで、国内産流通米の4.1%を占めている。
しかし、福島県産の米を福島県外の小売店の店頭で見かけることは少ない。
いったいどこへいっているのだろうか?
先だって長野県駒ヶ根市の米卸業者『橋本商事』が米の産地偽装の疑いで家宅捜索を受けた。
「長野県産として発売した26トンの米が、実は21トンの福島県産米と5トンの青森県産米をまぜたものだった。
偽装米の大半は福島県産のものだったのです」(社会部記者)
しかし、福島県の米の流通業者は「そんな偽装のリスクを背負わなくても流通させることは可能だ」と語る。
「外食や給食用なら福島県米を『国内産』として販売しても、法律的に問題はないのです。
多くの福島県産米が、外食産業や給食用として卸されている。
外食産業のほとんどのお店では『国内産』の表示ですませています。
病院の入院食などの場合、少しでも安い価格の米が求められます」
米の消費者表示はJAS法およびトレーサビリティ法で決まっているが、「ブレンド米の場合、国内産ならば産地の表示はしなくても構わないことになっています」と流通に詳しいジャーナリストは言う。
消費者は産地の確認がしようもない『国産米』を食べているのだ。
「新米が出回り多くの注文がはいるはずだった昨年11月ごろ、うちは放射能物質が検出されていない米しか扱っていなかったのですが、県外からほとんど注文は入りませんでした。
でもここにきて昨年より若干高いところまで価格も持ち直しています」(前出・流通業者)
風評被害にさらされる福島に罪はない。
だが、産地を隠して福島産の米を流通させる現状があることも事実のようだ。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
○日本人論
こうして「日々坦々」氏や、「阿修羅」氏のBLOGを読んでいると、やがてムラムラと、 はげしい怒りが、こみあげてくる。
やりようのない怒り。
やり場のない怒り。
どうしようもない怒り。
日本人がもつ、基本的なレベルの低さに、ア然とする。
これがかつて世界第2位を誇った、経済大国の結末なのか。
無知とインチキ。
この2つが、渾然一体となって、放射線被害を拡大させている。
ついでに言うなら、こうした汚染米、産地偽装米は、何と沖縄にまで流れているという。
遠方であればあるほど、疑われないということらしい(某サイト)。
もちろん政治も悪い。
本来なら、真っ先に出荷停止。
違反者は、厳重に処罰。
やるべきことを、まったくやっていない。
先にも書いたように、「(風評)被害」を口にするなら、消費者側の被害を優先する。
業者側のいう被害は、経済的損失。
マネーの問題。
消費者側の被害は、それよりも重大な、生命的被害。
命の問題。
……あのN町の入口には、道路を横切って、こんな看板が立っている。
「原発で創る、豊かな町づくり」と。
ここでいう「豊か」というのは、マネーのこと。
文化ではない。
心でもない。
マネー。
が、そのN町は、現在は、ゴーストタウン。
何をもって「豊か」というのか、私たち日本人は、今一度、原点に立ち返って反省しなければならない。
○終わりに……
2011年……私は、弁当屋の弁当を食べつづけた。
2012年になってからも、食べつづけた。
知らぬが仏とは、まさに私たちのこと。
がんになるのも、時間の問題。
若い人ほどがんになりやすいという。
が、実際には、がん年齢の人ほど、がんを加速させやすいという。
つまり私たち老人組のほうが、がんになりやすい。
死に方もいろいろあるだろう。
しかしたとえ原因がはっきりしなくても、放射線障害によってがんになった可能性が残るかぎり、死んでも死にきれない。
……この怒り、だれに向けるべきか?
今の今も、ななめ前の席では、女子高校生たちが、その白河米をパクパクとほうばっている。
おいしそうにほうばっている。
その結果は、自分自身に出るのか。
それとも彼女たちの子どもに出るのか。
孫に出るのか。
思わず「食べるのをやめたほうがいいよ」と言いかけたが、やめた。
(提言)
全国のホテル、旅館、飲食業のみなさんへ
使用している米、食材の産地表示を、厳格にしてほしい。
そのほうが、客もふえる。
はやし浩司 2012-10-30
(はやし浩司 教育 林 浩司 林浩司 Hiroshi Hayashi 幼児教育 教育評論 幼児教育評論 はやし浩司 放射性物質 放射能 汚染米 流通 放射性物質汚染 流通経路 謎の東北米 東北米 汚染米 流通経路 放射性 汚染米 ブレンド米 はやし浩司 放射能被害 ブレンド米という汚染米)
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【10ー28、私の満65歳の誕生日に】
○孤独
私はずっと、人を恨んでばかりいた。
人を信じず、人からも信じられない。
何があっても、裏切られた。
だまされた。
そんなふうに考えていた。
が、私はまちがっていた。
私は与えることを恐れ、失うことを恐れていた。
ケチでためこみ屋。
何を見ても、裏から見ていた。
考えることは、批判ばかり。
批評ばかり。
あれが悪い、これが悪い、と。
そんな私に与えられた代償は、「孤独」。
私は子どもころから、ずっと孤独だった。
さみしかった。
ひとりで寝ることもできなかった。
○喜び
大切なことは、与えること。
相手が喜ぶように、与えること。
私がうれしいときは、それをだれかに分け与えること。
けっしてその喜びを、自分だけのものにしてはいけない。
モノでも、心でも。
何でもそうだ。
それを与えきったとき、私たちは心の重荷から解放される。
真の自由を手に入れることができる。
○プレゼント
今日は私の誕生日。
昨日、2人の友が、我が家に来てくれた。
オーストラリアから、わざわざ、来てくれた。
そして今夜、3人の家族と1人の友が、私の誕生日を祝ってくれた。
うれしかった。
メールを開くと、孫たちが、写真を送ってくれていた。
それが届いていた。
大きなバースデー・ケーキの写真だった。
うれしかった。
ただただ、うれしかった。
そのあと私は友に、2台のパソコンをあげた。
1台は2年ほど前に買ったもの。
もう1台は、1年ほど前に買ったもの。
「どちらかあげるよ」と言ったら、友は3時間も迷った。
一長一短。
それで私はこう言った。
「パソコンというのは、ぼくにとっては恋人のようなもの。
君なら大切にしてくれると思うから、2台とももっていってほしい」と。
息子には、iPadをそのままあげた。
ワイフが、誕生日プレゼントにと、買ってくれたものだった。
前からほしかった。
やっと手に入れた。
が、息子はもっとほしがっていた。
ワイフにはこう言った。
「お前にも、何かあげるよ。ごめんね」と。
○別れ
明日、その友はオーストラリアへ帰る。
セントレア(名古屋空港)まで、見送る。
さみしい。
直行バスで行く。
先ほど、その予約を入れた。
それが終わったとき、ワイフがこう言った。
「帰りにどこかへ泊まらない?」と。
即座に私はこう言った。
「いいよ」と。
私「2人だけで、祝いなおしか」
ワ「そうね」と。
○感謝
失うことを恐れない。
減ることを恐れない。
命にしても、そうだ。
どう願ったところで、「時」は、どんどんと過ぎていく。
その分だけ、命は短くなっていく。
あがいても、もがいても、無駄。
なるようになる。
なるようにしか、ならない。
私は生きてきた。
今も生きている。
今まで健康に生きてきた。
今も、健康。
病気らしい病気は、何もしなかった。
この先のことはわからない。
が、そのときはそのとき。
私のような人間が感謝をしなかったら、だれが感謝するのか。
みなさん、ありがとう。
この文を読んでくれた、みなさん、ありがとう。
2012/10/28記
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
【10月28日~29日・雑感】勝手な空想
○昼食
今日は、みなで食事をした。
D君とB君(オーストラリア人)、それにワイフと私。
メニューは、カレーライス。
それに先日、従弟が送ってくれた、特大のアユ。
3時間ほどかけ、昼食を終えた。
○罪の意識
私はこう言った。
「遊んでいると、おかしなことに、ぼくらは罪の意識を覚える」と。
それについてD君は、こう言った。
「ぼくは、仕事ばかりしていると、罪の意識を感ずる」と。
意識の方向が正反対なのには、驚いた。
貧しい国から這い上がった、日本。
戦後、ラッキーカントリーと呼ばれた、オーストラリア。
私たちの意識は、180度、ちがう。
……というか、ちがった意識を作られた。
(ただしこうした意識は、1940~50年代生まれの世代についてのもの。
日本でも、若い世代は、別の意識をもっている。)
○RegClean Pro(詐欺サイト)
おととい、RegClean Proという、インド発の、マルウエア(悪意をもったソフトウエア)の侵入を許してしまった。
「いやに動きが遅くなったな」と感じていたところへ、「あなたのパソコンを無料で診断します」と。
(ウィルスが、わざと動きを遅くした可能性がある。)
マイクロソフト社のロゴと並んで、「パートナー」というようなことが書いてあった。
そのロゴと、「無料」という言葉に、だまされた。
以後、どんなことをしても、しつこく、しつこく、画面に表示される。
通常の削除方法では、削除できない。
そのつど「検査中」とかなど。
で、ネットで検索してみると、いくつかのサイトにヒットした。
が、ここでもつぎの落とし穴。
そのサイトから、さらにつぎの落とし穴に落とすサイトもある(英語版)。
うっかり「削除ツール」なるものをダウンロードすると、さらに恐ろしいソフトをインストールしてしまうことになる。
この世界、油断もスキもあったものではない。
で、日本語版サイトで、親切なサイトを見つけ、無事、削除成功。
ちょうどパソコンを買い替えようと思っていたところだった。
ウィルスの話をワイフにすると、「買い替えたら、どう?」と。
半分、その気になっていた。
つまりそろそろ買い替えどき。
が、買い替えは、しばらく延期。
うまく処理できたので、しばらく延期。
○iPad
ということで、誕生日のプレゼントは、iPad。
が、それはそのまま息子に。
……といっても、私には、あまり使い道はないよう。
パソコンにしても、文章を書くのが目的。
iPadというのは、いわばキーボードのないパソコンのようなもの。
もっていても、どうしようもない。
一方、今度、WINDOW8が、発売になった。
こちらはキーボード付のiPad。
そう考えると、わかりやすい。
買うなら、WINDOW8……ということにした。
……というように自分を慰め、iPadは、あきらめた。
○バス
(この間、ほとんど文章を書かなかった。
で、日は替わって、今日は10月29日、月曜日。)
……今、浜松西インター発のバスの中にいる。
友人を送りながら、セントレア(中部国際空港)まで。
前回、オーストラリアで会ったときには、家族で空港まで見送ってくれた。
その返礼。
○ナンバー・スリー
いきさつはともかくも、大便、小便の話になった。
で、日本では「大」「小」と言う。
それについて、「どうしてだ?」と。
オーストラリアの友人が、そう聞いた。
で、オーストラリアでは、「ナンバー・ワン(小便のこと)」「ナンバー・ツー(大便のこと)」と言う。
「じゃあ、どうしてオーストラリアでは、小便がナンバー・ワンなのか」と私。
たがいに答はなし。
どうして「大」なのか。
どうして「ナンバー・ワン」なのか。
いつも使っている言葉。
私たちはほとんど意味を考えない。
私「日本には、ナンバー・スリーがある」
オ「ナンバー・スリー?」
私「そうだ」
オ「女性のことか?」
私「ちがう。男はトイレで、マスターBションをする」と。
みなが笑った。
私も笑った。
のどかな朝。
のどかな会話。
○R631
友人は、じっと窓の外の景色を見ている。
ワイフは、横で眠っている。
私は、キーボードの軽やかな感触を楽しんでいる。
このR631(Toshiba Dynabook Ultrabook)も使い始めて、もうすぐ1年。
先日、別のダイナブックを買ったが、同じキーボードのはじなのに、微妙に感触が異なる。
「慣れ」というのは、そういうもの。
今は、このパソコンが、もっとも打ちやすい。
指がすべるように、キーボードの上を走る。
それが心地よい。
○悪夢
今朝は悪夢で目が覚めた。
偏頭痛があるときは、いつもそうだ。
いやな夢だった。
……自分の足を見ると、小さな穴があいていた。
そこから小さなヘビが出てきた。
見ると、マムシの子ども。
私は即座に、そのマムシの子どもを足で踏みつけた……。
床から起きて、お茶を飲む。
そのあと10分ほど、ウォーキングマシンの上で、運動。
が、偏頭痛は、消えなかった。
しかたないので、「Z」という薬を半分に割ってのむ。
血管収縮剤。
偏頭痛はそれで消えた。
それにしても……不気味な夢だった。
マムシが夢に出てきたのは、友人たちを案内するとき、どこかの店でマムシ酒を見たこと。
小さなマムシが焼酎漬けになっていた。
そのマムシが、強烈な印象となって脳の中に残った。
またマムシだけは、見つけたら、即座に殺すようにしている。
生殺しは、かえって危険。
つぎに人間を見たとき、マムシのほうが人間を襲うようになる。
殺すなら、徹底的に殺す。
バラバラにする。
小さいのだったら、足で踏みつぶす。
それがそのまま夢になった。
……偏頭痛による頭痛のばあい、眠っていても痛い。
同時に、怪奇な夢をつづけて見る。
これは脳の、どういう作用によるものなのか?
○前向きに生きる
老人組は、少しちがった考え方をする。
「前向きに生きる」といっても、夢や希望があるわけではない。
目標も、あいまい。
老人組にとって「前向き」というのは、「過去にしばられない」を意味する。
去る者を追わない。
失ったものを嘆かない。
楽しい思い出にひたるのはよいことだが、その世界とは一線を引く。
回顧の世界に溺れない。
加えて、私は私。
万事、自然体。
過去を取りつくろったり、修復しようとしない。
あるがまま。
みなによい顔はできない。
どうせ私は嫌われ者。
やっかい者。
過去のしがらみは、切る。
腐れ縁は、切る。
あとは居直って生きる。
それが前向きに生きるということ。
○老後の光
が、だからといって、若い人が自分の老後を悲観するのは、待ってほしい。
老後……といっても、老人組の話だが、老後は老後で、まさに第二の人生。
けっして若い人をなぐさめているのではない。
事実だから、話す。
本当の人生は、老後にある。
その老後の入り口に立ってみて、私ははじめてそれを知った。
ちょうどたそがれ時の夕日が、金色に輝くように、老後は老後で、黄金色に包まれる。
欲望からの解放。
名誉欲、出世欲、所有欲、物欲、それに性欲からの解放。
その解放感が、これまたすばらしい。
すがすがしい。
まさに私が私になれるのは、老後をおいてほかにない。
ただしそれには大きな条件がある。
「老後の統合性」(エリクソン)というのが、それ。
無私、無欲。
その状態で、真・善・美を追求する。
その目的が明確になっていること。
それがないと、老後も、老後であるだけにみじめで、さみしいものになる。
そのためにも、ある時期から、欲望とは決別する。
闘う。
年齢的には、人生の正午と言われる40歳前後。
それでも遅すぎるかもしれない。
そのころから準備を始め、基盤を作る。
「60歳になりました。明日からゴビの沙漠でヤナギの木でも植えてきます」といっても、
そうはいかない。
長つづきしない。
統合性というのは、(やるべきこと)と、(現実にしていること)を一致させることをいう。
その(やるべきこと)を見つける。
育てる。
それが60歳前後に、花となって咲く。
それができるかできないか……。
老後はそれで決まるが、それができれば、若いときとは比較にならないほど、すばらしく、充実した老後を送ることができる。
けっして悲観し、老後を暗くとらえてはいけない。
○限界状況
もう少しわかりやすく説明しよう。
たとえば3~4か月の旅をしたとする。
大型客船による世界一周の旅でもよい。
毎日、毎晩、おいしい料理を食べ、音楽を聞き、デッキで日向(ひなた)ぼっこをする。
が、そんな旅からは、何も生まれない。
たいてい、「ああ、楽しかった」で終わってしまう。
が、それだけでは終わらない。
そのあとがこわい。
「時間を無駄にした」という虚しさが、どっと襲ってくる。
若いときは、まだよい。
未来はずっとつづく。
時間も、永遠にあるように感ずる。
しかし老人組は、そうでない。
そこに限界を感ずる。
哲学の世界では、「限界状況」という。
「それがどうしたの?」と自問したとき、ふと我に返る。
もとに戻るだけ。
つまりそこには、何もない。
ナッシング。
ナッシングの恐怖。
アハハハ、オホホホだけでは、老後は送れない。
○別れ
先ほど、友は、国際線出発ロビーの中へと、消えていった。
ワイフと私は、椅子に座って時を待つ。
午後3時発の、浜松行の高速バス。
先ほど、2人で分けて、ういろうを食べた。
名古屋名物。
ちょうど目の前が、「駐車場事前精算機」になっている。
ひっきりなしに人がやってきて、またどこかへと消えていく。
その印象。
若い女性が、大きくなったこと。
高い靴をはいていること。
ファッショナブルになったこと。
もうひとつ。
それにつづく親たちが、みな、小さくなったこと。
息子や娘が、親の前を堂々と歩く。
殿様か王様のよう。
そのあとを、親たちが体を丸め、とことことついていく。
スネかじりのほうが、威張っている。
おかしな、おかしな国。
それが、この日本。
○帰りのバスの中
左側に管制塔を見ながら、セントレアを離れる。
しばらく行くと荒れた海が見え、その向こうに、淡くかすんだ山々が連なっている。
近代的な道路、近代的な建物。
貨物船も見える。
セントレアでは、飛騨高山のラーメンを、みなで食べた。
おいしかった。
○虫説
ここ数日、『謎の点と線』については、何も書いてない。
いくつか書きたいテーマはあるが、どれもスケールが小さい。
今ではどこかとどこかが線でつながっても、私はもう驚かない。
当たり前というか、ジグソーパズルのように、点がビシッ、ビシッと決まっていく。
で、考える。
異星人たちは、どこに住んでいるのか、と。
UFOの目撃例は多いが、UFOが着陸したところを目撃した人は、少ない。
YOUTUBEで検索をかけても、ほんの数例しかない。
何か理由があるのだろう。
が、それがわからない。
ただ、私のワイフが言うには、「虫」。
称して、「虫説」。
「虫が入り込むのがいやだから、着陸しないのよ」と。
突飛な説に思う人もいるかもしれないが、一理ある。
この地球は、あまり知られていないが、「虫の世界」。
人間ではない。
虫。
……が、私は「火山説」を唱える。
異星人たちは、地球上では、火山の中に住んでいる。
「火山」と聞いて、驚く人も多いかと思う。
しかし異星人にしてみれば、2000~3000度の温度など、地球の気温と同じ。
何でも太陽の中へ、自由に出入りしているUFOもあるとか。
大きさもハンパではない。
この地球と同じくらいの大きさがあるという。
人間の常識と尺度で、ものを考えてはいけない。
○フクシマの女性
YOUTUBEに、こんな女性が紹介されていた。
外国の報道番組が、それを伝えていた。
年齢は、45~50歳くらい。
髪の毛は抜け落ち、歯も半分くらい、抜けていた。
ふだんは大きなヘアーピースをつけているという。
その女性の体も紹介されていた。
大腿部だけだったが、そこには、蜘蛛の巣様の紫色の模様が不気味に広がっていた。
放射線による障害と考えてよい。
43%の子どもの甲状腺に異常が見つかっているという報告もある(2012年8月)。
が、これまたおかしなことに、そういった報道は、この日本では、ほとんどなされていない。
だからというわけでもないが、ほとんどの子どもたちは、こう思っている(浜松周辺)。
「原発事故は、片づいた」と。
が、現実には何も終わっていない。
終わっていないばかりか、今の今も、水蒸気に混ざって、放射性物質はもうもうと空中に飛び散っている。
そういった状態が、この先何十年もつづく。
どうしようもないということは、私にもよくわかる。
不安をあおったところで、しかたない。
それもよくわかる。
しかし先の女性のような人にしてみれば、こう思うにちがいない。
「私たちは見捨てられた」と。
私なら、そう思う。
……たった今、ワイフとそんな話をした。
しながら外を見た。
近代的な道路。
地上、30~40メートルの高さ。
縦線と横線だけの、灰色の世界。
殺伐とした風景。
こんな世界のどこに、人間的な心があるというのか。
……というような批判はやめよう。
○異星人
ワイフがこう聞いた。
「どうして異星人は、助けに来てくれないのかしら?」と。
が、私はこう答えた。
「何度も来た。しかしそのつど、人間は彼らを裏切った。『もうこりごり』というのが、彼らの本音ではないのかな」と。
つまり私が異星人なら、そう思う。
もうこりごり!
助けても助けても、人間は異星人を裏切る。……裏切ってきた。
自分がもてる最高の知識を、そのまま欲望の追求のために使ってしまう。……しまった。
利口にはなったかもしれないが、賢くはならなかった。
中身は、バカ。
私「ぼくが異星人なら、こう言うよ。『どうぞ、ご勝手に!』とね」
ワ「それじゃ、助けを求めても無理ね」
私「期待しても、無駄」
ワ「じゃあ、なぜ地球に現れるの?」
私「どこかで利害を共有しているからではないかな?」
ワ「利害って?」
私「たとえば食物とか、ね」と。
勝手な空想がつづく。
言うなれば、ロマン。
しかしこんな会話が楽しい。
見ると、ワイフは眠っていた。
私もここでひと眠り。
バスは、岡崎を過ぎた。
あと40分ほどで、浜松。
では、おやすみ。
2012年10月29日記
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
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2012年10月30日火曜日
82 葦嶽山の秘密
【謎の葦嶽山(Mystery of Ashitake-yama, a Pyramid in Japan)
82 Mystery of Ashitake-yama, Hiroshima
Here in Japan we have a pyramid, called "Ashitake-yama", which locates north-east to Hiroshima-city.
This is the video about the strange mountain in Japan, in which I explain that the mountain is arranged to be located there with strange Lines.
http://youtu.be/84K1NCXjPc4
日本のピラミッドと呼ばれる、葦嶽山(広島県)について調べてみました。
もともとは与那国島を調べていたときのこと、2つの島が矢印のように、この葦嶽山を指し示しているのを知りました。
で、今回は、その葦嶽山の謎に、「謎の点と線」の方式で迫ってみました。
葦嶽山は、うわさ通りというか、特別の意味をもった山であることがこれでおわかりいただけると思います。
が、ここで謎解きが終わるわけではありません。
だれが、何のために、このような山を造ったか。
この山の目的は何なのか。
何を私たちに教えているのか。
その謎解きの第1歩です。
どうかお楽しみください。
なお「謎の点と線」の発想について、無断転用、流用、盗用を禁止します。
どうかご理解の上、ご了解ください。
リンク、ビデオの埋め込みなどは、自由にしていただいて、結構です。
2012-10-30
はやし浩司
(資料)
(葦嶽山 阿蘇山 桜島 九州 謎の葦嶽山 Mystery of Ashitake-yama Hiroshi Hayashi はやし浩司 与那国島 謎の石垣島 謎のピラミッド 日本のピラミッド Pyramid in Japan Ashitakeyama Pyramid Ashidakeyama Ashidake-yama Mystery of a japanese Pyramid Mystery of japan Japan Mt Ashitake Hiroshima Pyramid of Hiroshima はやし浩司 葦嶽山)
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
2012年10月29日月曜日
日々、あれこれ(2012-10-28)byはやし浩司
【10月28日~29日・雑感】勝手な空想
○昼食
今日は、みなで食事をした。
D君とB君(オーストラリア人)、それにワイフと私。
メニューは、カレーライス。
それに先日、従弟が送ってくれた、特大のアユ。
3時間ほどかけ、昼食を終えた。
○罪の意識
私はこう言った。
「遊んでいると、おかしなことに、ぼくらは罪の意識を覚える」と。
それについてD君は、こう言った。
「ぼくは、仕事ばかりしていると、罪の意識を感ずる」と。
意識の方向が正反対なのには、驚いた。
貧しい国から這い上がった、日本。
戦後、ラッキーカントリーと呼ばれた、オーストラリア。
私たちの意識は、180度、ちがう。
……というか、ちがった意識を作られた。
(ただしこうした意識は、1940~50年代生まれの世代についてのもの。
日本でも、若い世代は、別の意識をもっている。)
○RegClean Pro(詐欺サイト)
おととい、RegClean Proという、インド発の、マルウエア(悪意をもったソフトウエア)の侵入を許してしまった。
「いやに動きが遅くなったな」と感じていたところへ、「あなたのパソコンを無料で診断します」と。
(ウィルスが、わざと動きを遅くした可能性がある。)
マイクロソフト社のロゴと並んで、「パートナー」というようなことが書いてあった。
そのロゴと、「無料」という言葉に、だまされた。
以後、どんなことをしても、しつこく、しつこく、画面に表示される。
通常の削除方法では、削除できない。
そのつど「検査中」とかなど。
で、ネットで検索してみると、いくつかのサイトにヒットした。
が、ここでもつぎの落とし穴。
そのサイトから、さらにつぎの落とし穴に落とすサイトもある(英語版)。
うっかり「削除ツール」なるものをダウンロードすると、さらに恐ろしいソフトをインストールしてしまうことになる。
この世界、油断もスキもあったものではない。
で、日本語版サイトで、親切なサイトを見つけ、無事、削除成功。
ちょうどパソコンを買い替えようと思っていたところだった。
ウィルスの話をワイフにすると、「買い替えたら、どう?」と。
半分、その気になっていた。
つまりそろそろ買い替えどき。
が、買い替えは、しばらく延期。
うまく処理できたので、しばらく延期。
○iPad
ということで、誕生日のプレゼントは、iPad。
が、それはそのまま息子に。
……といっても、私には、あまり使い道はないよう。
パソコンにしても、文章を書くのが目的。
iPadというのは、いわばキーボードのないパソコンのようなもの。
もっていても、どうしようもない。
一方、今度、WINDOW8が、発売になった。
こちらはキーボード付のiPad。
そう考えると、わかりやすい。
買うなら、WINDOW8……ということにした。
……というように自分を慰め、iPadは、あきらめた。
○バス
(この間、ほとんど文章を書かなかった。
で、日は替わって、今日は10月29日、月曜日。)
……今、浜松西インター発のバスの中にいる。
友人を送りながら、セントレア(中部国際空港)まで。
前回、オーストラリアで会ったときには、家族で空港まで見送ってくれた。
その返礼。
○ナンバー・スリー
いきさつはともかくも、大便、小便の話になった。
で、日本では「大」「小」と言う。
それについて、「どうしてだ?」と。
オーストラリアの友人が、そう聞いた。
で、オーストラリアでは、「ナンバー・ワン(小便のこと)」「ナンバー・ツー(大便のこと)」と言う。
「じゃあ、どうしてオーストラリアでは、小便がナンバー・ワンなのか」と私。
たがいに答はなし。
どうして「大」なのか。
どうして「ナンバー・ワン」なのか。
いつも使っている言葉。
私たちはほとんど意味を考えない。
私「日本には、ナンバー・スリーがある」
オ「ナンバー・スリー?」
私「そうだ」
オ「女性のことか?」
私「ちがう。男はトイレで、マスターBションをする」と。
みなが笑った。
私も笑った。
のどかな朝。
のどかな会話。
○R631
友人は、じっと窓の外の景色を見ている。
ワイフは、横で眠っている。
私は、キーボードの軽やかな感触を楽しんでいる。
このR631(Toshiba Dynabook Ultrabook)も使い始めて、もうすぐ1年。
先日、別のダイナブックを買ったが、同じキーボードのはじなのに、微妙に感触が異なる。
「慣れ」というのは、そういうもの。
今は、このパソコンが、もっとも打ちやすい。
指がすべるように、キーボードの上を走る。
それが心地よい。
○悪夢
今朝は悪夢で目が覚めた。
偏頭痛があるときは、いつもそうだ。
いやな夢だった。
……自分の足を見ると、小さな穴があいていた。
そこから小さなヘビが出てきた。
見ると、マムシの子ども。
私は即座に、そのマムシの子どもを足で踏みつけた……。
床から起きて、お茶を飲む。
そのあと10分ほど、ウォーキングマシンの上で、運動。
が、偏頭痛は、消えなかった。
しかたないので、「Z」という薬を半分に割ってのむ。
血管収縮剤。
偏頭痛はそれで消えた。
それにしても……不気味な夢だった。
マムシが夢に出てきたのは、友人たちを案内するとき、どこかの店でマムシ酒を見たこと。
小さなマムシが焼酎漬けになっていた。
そのマムシが、強烈な印象となって脳の中に残った。
またマムシだけは、見つけたら、即座に殺すようにしている。
生殺しは、かえって危険。
つぎに人間を見たとき、マムシのほうが人間を襲うようになる。
殺すなら、徹底的に殺す。
バラバラにする。
小さいのだったら、足で踏みつぶす。
それがそのまま夢になった。
……偏頭痛による頭痛のばあい、眠っていても痛い。
同時に、怪奇な夢をつづけて見る。
これは脳の、どういう作用によるものなのか?
○前向きに生きる
老人組は、少しちがった考え方をする。
「前向きに生きる」といっても、夢や希望があるわけではない。
目標も、あいまい。
老人組にとって「前向き」というのは、「過去にしばられない」を意味する。
去る者を追わない。
失ったものを嘆かない。
楽しい思い出にひたるのはよいことだが、その世界とは一線を引く。
回顧の世界に溺れない。
加えて、私は私。
万事、自然体。
過去を取りつくろったり、修復しようとしない。
あるがまま。
みなによい顔はできない。
どうせ私は嫌われ者。
やっかい者。
過去のしがらみは、切る。
腐れ縁は、切る。
あとは居直って生きる。
それが前向きに生きるということ。
○老後の光
が、だからといって、若い人が自分の老後を悲観するのは、待ってほしい。
老後……といっても、老人組の話だが、老後は老後で、まさに第二の人生。
けっして若い人をなぐさめているのではない。
事実だから、話す。
本当の人生は、老後にある。
その老後の入り口に立ってみて、私ははじめてそれを知った。
ちょうどたそがれ時の夕日が、金色に輝くように、老後は老後で、黄金色に包まれる。
欲望からの解放。
名誉欲、出世欲、所有欲、物欲、それに性欲からの解放。
その解放感が、これまたすばらしい。
すがすがしい。
まさに私が私になれるのは、老後をおいてほかにない。
ただしそれには大きな条件がある。
「老後の統合性」(エリクソン)というのが、それ。
無私、無欲。
その状態で、真・善・美を追求する。
その目的が明確になっていること。
それがないと、老後も、老後であるだけにみじめで、さみしいものになる。
そのためにも、ある時期から、欲望とは決別する。
闘う。
年齢的には、人生の正午と言われる40歳前後。
それでも遅すぎるかもしれない。
そのころから準備を始め、基盤を作る。
「60歳になりました。明日からゴビの沙漠でヤナギの木でも植えてきます」といっても、
そうはいかない。
長つづきしない。
統合性というのは、(やるべきこと)と、(現実にしていること)を一致させることをいう。
その(やるべきこと)を見つける。
育てる。
それが60歳前後に、花となって咲く。
それができるかできないか……。
老後はそれで決まるが、それができれば、若いときとは比較にならないほど、すばらしく、充実した老後を送ることができる。
けっして悲観し、老後を暗くとらえてはいけない。
○限界状況
もう少しわかりやすく説明しよう。
たとえば3~4か月の旅をしたとする。
大型客船による世界一周の旅でもよい。
毎日、毎晩、おいしい料理を食べ、音楽を聞き、デッキで日向(ひなた)ぼっこをする。
が、そんな旅からは、何も生まれない。
たいてい、「ああ、楽しかった」で終わってしまう。
が、それだけでは終わらない。
そのあとがこわい。
「時間を無駄にした」という虚しさが、どっと襲ってくる。
若いときは、まだよい。
未来はずっとつづく。
時間も、永遠にあるように感ずる。
しかし老人組は、そうでない。
そこに限界を感ずる。
哲学の世界では、「限界状況」という。
「それがどうしたの?」と自問したとき、ふと我に返る。
もとに戻るだけ。
つまりそこには、何もない。
ナッシング。
ナッシングの恐怖。
アハハハ、オホホホだけでは、老後は送れない。
○別れ
先ほど、友は、国際線出発ロビーの中へと、消えていった。
ワイフと私は、椅子に座って時を待つ。
午後3時発の、浜松行の高速バス。
先ほど、2人で分けて、ういろうを食べた。
名古屋名物。
ちょうど目の前が、「駐車場事前精算機」になっている。
ひっきりなしに人がやってきて、またどこかへと消えていく。
その印象。
若い女性が、大きくなったこと。
高い靴をはいていること。
ファッショナブルになったこと。
もうひとつ。
それにつづく親たちが、みな、小さくなったこと。
息子や娘が、親の前を堂々と歩く。
殿様か王様のよう。
そのあとを、親たちが体を丸め、とことことついていく。
スネかじりのほうが、威張っている。
おかしな、おかしな国。
それが、この日本。
○帰りのバスの中
左側に管制塔を見ながら、セントレアを離れる。
しばらく行くと荒れた海が見え、その向こうに、淡くかすんだ山々が連なっている。
近代的な道路、近代的な建物。
貨物船も見える。
セントレアでは、飛騨高山のラーメンを、みなで食べた。
おいしかった。
○虫説
ここ数日、『謎の点と線』については、何も書いてない。
いくつか書きたいテーマはあるが、どれもスケールが小さい。
今ではどこかとどこかが線でつながっても、私はもう驚かない。
当たり前というか、ジグソーパズルのように、点がビシッ、ビシッと決まっていく。
で、考える。
異星人たちは、どこに住んでいるのか、と。
UFOの目撃例は多いが、UFOが着陸したところを目撃した人は、少ない。
YOUTUBEで検索をかけても、ほんの数例しかない。
何か理由があるのだろう。
が、それがわからない。
ただ、私のワイフが言うには、「虫」。
称して、「虫説」。
「虫が入り込むのがいやだから、着陸しないのよ」と。
突飛な説に思う人もいるかもしれないが、一理ある。
この地球は、あまり知られていないが、「虫の世界」。
人間ではない。
虫。
……が、私は「火山説」を唱える。
異星人たちは、地球上では、火山の中に住んでいる。
「火山」と聞いて、驚く人も多いかと思う。
しかし異星人にしてみれば、2000~3000度の温度など、地球の気温と同じ。
何でも太陽の中へ、自由に出入りしているUFOもあるとか。
大きさもハンパではない。
この地球と同じくらいの大きさがあるという。
人間の常識と尺度で、ものを考えてはいけない。
○フクシマの女性
YOUTUBEに、こんな女性が紹介されていた。
外国の報道番組が、それを伝えていた。
年齢は、45~50歳くらい。
髪の毛は抜け落ち、歯も半分くらい、抜けていた。
ふだんは大きなヘアーピースをつけているという。
その女性の体も紹介されていた。
大腿部だけだったが、そこには、蜘蛛の巣様の紫色の模様が不気味に広がっていた。
放射線による障害と考えてよい。
43%の子どもの甲状腺に異常が見つかっているという報告もある(2012年8月)。
が、これまたおかしなことに、そういった報道は、この日本では、ほとんどなされていない。
だからというわけでもないが、ほとんどの子どもたちは、こう思っている(浜松周辺)。
「原発事故は、片づいた」と。
が、現実には何も終わっていない。
終わっていないばかりか、今の今も、水蒸気に混ざって、放射性物質はもうもうと空中に飛び散っている。
そういった状態が、この先何十年もつづく。
どうしようもないということは、私にもよくわかる。
不安をあおったところで、しかたない。
それもよくわかる。
しかし先の女性のような人にしてみれば、こう思うにちがいない。
「私たちは見捨てられた」と。
私なら、そう思う。
……たった今、ワイフとそんな話をした。
しながら外を見た。
近代的な道路。
地上、30~40メートルの高さ。
縦線と横線だけの、灰色の世界。
殺伐とした風景。
こんな世界のどこに、人間的な心があるというのか。
……というような批判はやめよう。
○異星人
ワイフがこう聞いた。
「どうして異星人は、助けに来てくれないのかしら?」と。
が、私はこう答えた。
「何度も来た。しかしそのつど、人間は彼らを裏切った。『もうこりごり』というのが、彼らの本音ではないのかな」と。
つまり私が異星人なら、そう思う。
もうこりごり!
助けても助けても、人間は異星人を裏切る。……裏切ってきた。
自分がもてる最高の知識を、そのまま欲望の追求のために使ってしまう。……しまった。
利口にはなったかもしれないが、賢くはならなかった。
中身は、バカ。
私「ぼくが異星人なら、こう言うよ。『どうぞ、ご勝手に!』とね」
ワ「それじゃ、助けを求めても無理ね」
私「期待しても、無駄」
ワ「じゃあ、なぜ地球に現れるの?」
私「どこかで利害を共有しているからではないかな?」
ワ「利害って?」
私「たとえば食物とか、ね」と。
勝手な空想がつづく。
言うなれば、ロマン。
しかしこんな会話が楽しい。
見ると、ワイフは眠っていた。
私もここでひと眠り。
バスは、岡崎を過ぎた。
あと40分ほどで、浜松。
では、おやすみ。
2012年10月29日記
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
2012年10月27日土曜日
81 謎の絵、インディアン・ヘッド(Indian Head)
【神の神、God of Gods】 2012年10月26日記
http://www.youtube.com/watch?v=lFipYxCslpE&feature=share&list=UU2fHPR-NxuYGd1oMOGXLwFA
Aliens' Masterpiece
It is simply a matter of you whether you believe it or not, but this is the masterpiece drawn and carved by Aliens. You believe in God whom you have never seen, but why don't you believe in Aliens when you see this picture?
Please open your mind and see this picture before you think I am mad.
I believe my own eyes.
Even a professional artist cannot carve such a picture on the rocks.
○異星人の描いた絵
信ずるか信じないかは、あなたの自由です。
しかし見たこともない神の存在を信ずるあなたが、どうしてこの絵を見て、異星人の存在を信じないのでしょうか。
私の頭がおかしいと思う前に、心を開いて、この絵を見てください。
私は自分の目を信じます。
プロの画家でも、このような絵を岩に彫るのは、不可能ではないでしょうか。
いかがでしょうか。
インディアン ヘッド Indian Head Mystery of 謎のインディアン 異星人の描いた絵 宇宙人の描いた絵 はやし浩司 Hiroshi Hayashi 謎の絵 謎の彫刻 異星人の彫刻 Alien Aliens's masterpiece エイリアンの描いた絵 Hamamatsu japan Japan in Canada 2012/10/27記
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
○奇跡
脳梗塞か何かで、歩けなくなったとする。
そういう人が歩けるようになったりすると、それを「奇跡」という。
「奇跡が起こった」と言って、喜ぶ。
何かの信仰をしている人なら、なおさらそうだろう。
「信仰のおかげ」と。
が、今、歩けることを、「奇跡」と思う人はいない。
歩くことだけではない。
ものが見える。
ものが聞こえる。
ものを考えられる。
賢人は、そのものを失ってから、その価値を知る。
そうでない人は、失ってから知る。
そのありがたさというか、ここに今、私たちがいるという深大さが、このところ身に染みてよくわかるようなった。
床に就いて目を閉じる前、ふとこう思うことがある。
「明日も、ちゃんとものが見えるだろうか」と。
○神仏
神仏の話が出たので、一言。
今回、(この8月から)、「謎の点と線」を調べている。
その点と線を調べているときのこと。
古代の神仏は、一本の線でつながっていることを知った。
神仏というのは、キリスト、釈迦、その他、もろもろの神をさす。
日本についていえば、神教も仏教も、一本の線でつながっていることを知った。
神教と仏教を、分けるほうがおかしい。
それを疑うなら、奈良の法隆寺の参道を、正確に南に延ばしてみるとよい。
その直線は、まっすぐ那智大社につながる。
その法隆寺と伊勢神宮と比叡山延暦寺をつなぐ。
(法隆寺ではなく、法隆寺から500メートルほど東にある、藤ノ木古墳のほうが、よい。※)
一方、法隆寺と仁徳陵(大仙陵古墳)と高野山金剛峯寺をつなぐ。
こうしてできる2つの三角形は、きれいな相似形を描く。
(なおメルカトル図法の地図の上では、少し誤差が出るので、注意。
調べるなら、球体を前提とした、グーグルアースの上のほうがよい。)
こうした事実を見せつけられると、「神仏は、もとはひとつだった」と思い知らされる。
百歩譲っても、こう言える。
見たこともない神仏を信ずる人は多い。
ならばそこにある事実を、どうして信じないのか、と。
(注※)
歴史的系列がめちゃめちゃと思う人も多いかと思う。
ここに書いたとおりとするなら、仁徳陵と法隆寺は、同時期に造られたということになる。
が、私はこう考える。
たとえば藤の木古墳にしても、法隆寺が建てられるずっと前から、そこにあった。
那智大社にしても、大社が建てられる前から、何らかの「標識」は、そこにあった。
法隆寺にしても、那智大社にしても、それらの「標識」の上に建てられた。
伊勢神宮、真言宗金剛峯寺にしても、そうだ。
仁徳陵にしても、仁徳天皇が作ったなどとは、今ではだれも信じていない。
仁徳陵は、それ以前から、そこにあった。
それを仁徳天皇自身か、その後の人たちが、「仁徳陵」に仕立てあげた。
こういう例は、多い。
あのエジプトのピラミッドにしても、アンコールワットのピラミッドにしても、そうだ。
後の王たちが、権威づけのために、それまであった遺跡を利用した。
自分たちの墓として、利用した。
ちがうかな?
○ひとつの神
異星人の話。
その異星人。
どうして異星人は、ひとつの神(仏でもよいが)にしなかったのか。
人間をこれほどまでに指導しながら、どうも腑(ふ)に落ちない。
理由はいろいろ考えられる。
(1)異星人の間にも、いろいろな宗教があった。
(2)あるいは異星人の間には、統一的な神はいなかった。
(3)もともとは、ひとつの神であったが、人間が自己流の解釈を加え、変形していった。
おととい仏教で教える五戒と、キリスト教で教える十戒を対比して考えてみた。
結果、前にも書いたが、これら両者は、たいへんよく似ている。
日本語になる前に、数か国語の翻訳を経ている。
それを考慮に入れるなら、「ほとんど同じ」と断言してもよい。
イスラム教については、キリスト教と、ウリふたつ。
真言宗(高野山)と天台宗(比叡山)ほどのちがいも、ない。
ちがいを見つける方が、むずかしい。
○懸命に生きる
話がそれたが、要するに、生きていること自体が奇跡ということ。
私がここにいて、この文章を書く。
あなたがそこにいて、この文章を読む。
それが奇跡。
それ以上の奇跡が、どこにあるだろうか。
何も望まない。
何も願わない。
ただひたすら、ここに生きていることに感謝する。
生きていることを喜ぶ。
分かちあう。
人をねたまない。
恨まない。
人にねだらない。
過去にこだわらない。
未来のないことを恐れない。
失ったものを悲しまない。
足りないものを、嘆かない。
そのときは、そのとき。
今は今として、懸命に生きる。
○国民年金
話は、ぐんと現実的になる。
実は今朝、国民年金交付の手続きに行ってきた。
職員の人から、いちいち説明を受けなければならないほど、めんどうな手続きだった。
その国民年金。
私が生涯において、はじめて手にする、国からの直接交付金である。
内心では、「こんなもの、もらわなくてもいい」と思った。
その私が、頭をさげ、職員の人の指示に従い、書類を出した。
……若いころ、失業保険をもらえる立場になったことがある。
しかし私はもらわなかった。
プライドが許さなかった。
さらに低所得者用の雇用促進住宅を勧められたこともある。
しかし私は入らなかった。
プライドが許さなかった。
その私が国民年金?
私はひとりで生きてきた。
今もひとりで生きている。
これからもひとりで生きていくだろう。
お金にしても、貸したり、だまし取られたことは何度かある。
しかし私は1円も、人からお金を借りたことはない。
このことと自分の健康とを対比させるのもどうかと思う。
しかしその分だけ、私は病院のベッドで寝たことは一度もない。
今まで健康で、そして今の今も、こうして健康で仕事ができることだけも、ありがたい。
ありがたいから、ひとりで生きていることを、さみしいと思ったことはない。
つまり「ひとりで生きている」という切迫感が、私自身の健康を守る原動力になっている。
だれにも頼れない。
だれも助けてくれない。
だから自分の体は、自分で守る。
○ショック
追記。
……ということで、私は今朝からどうも気分が晴れなかった。
風邪っぽいところもあった。
昨夜、市内のホテルに泊まった。
冷房がききすぎていた。
それでそうなった。
が、それだけではない。
年金をもらうという、その年齢がショックだった。
若いころは、年金をもらうのは、ずっと先のことと考えていた。
ありえない未来……のように思っていた。
その私が年金をもらう。
つまりその年齢になった。
それがショックだった。
いつの間にか、私も65歳。
どのみち、わずかな額。
6万5000円前後。
たったの……!、という額。
そのうち、ハイパーインフレか何かになって、昼食代1食分ということになるかもしれない。
あるいは日本の国家経済が、破たんする。
すでに11月(2012年)危機説がささやかれている。
国庫に残る現金が枯渇する。
そうなれば、年金どころではなくなってしまう。
……そう言えば、飲食店での食事代が、このところ急騰している。
昨日も駅前で……と考え、インド料理店に入ろうとした。
が、店先のメニューを見て、びっくり。
カレーが、(ライスは別)、1300円。
小皿にもったカレーが、1300円!
それにナンと、サラダをつけると、1800円。
どうせ現地から取り寄せた缶詰を、切って温めているだけ。
(ほとんどの店がそうしているが……。)
現地では、2~3人前で、1缶、100円もしないはず。
ハイパーインフレは、すでに始まっている?
○信仰は教えによるもの
話を戻す。
そういう意味では、私は無神論者。
神仏に頼る前に、……というか、頼る気持ちは、みじんもない。
中には、金儲けの神様というのも、いるそうだ。
もしそうなら、つまり金儲けに手を貸すような神様がいたら、その神様なるものはインチキ。
エセ。
受験の神様にしても、そうだ。
ただ肉体や精神の健康については、何とも言えない。
修行に励むことによって、肉体を鍛えることができる人もいる。
神仏を拝むことによって、心を清浄にできる人もいる。
が、信仰というのは、あくまでも己(おのれ)の魂のため。
教えに従ってするもの。
祭事や儀式ではない。
「教え」。
そのワクづくりのために、教会があり、寺がある。
そういうところへ出かけ、己の魂を高めるためなら、……高めることができるなら、それはそれですばらしいこと。
教えの向こうには、宇宙を貫く真理が隠されている。
無神論者とはいうが、私はそこまでの神仏否定論者ではない。
○レベル
『謎の点と線』を調べているとき、何度か、こう思った。
異星人から見たら、私たち人間は、どのレベルか、と。
「差」でもよい。
異星人と人間……人間と犬くらいの差があるのか。
あるいはその差は、もっと小さいのか。
大きいのか。
ひょっとしたら、人間とサル程度の差かもしれない。
いろいろ考える。
だからこう思ったときがある。
義兄が、「一度、UFOに乗せてもらいたい」と言ったときのこと。
「私たちが山猿を見つけ、その山猿を車に乗せてやろうとは思わないのと同じように、異星人もまた、私たち人間をUFOには、乗せないだろうな」と。
サルと私たち人間の間には、住環境的には、それほど差はない。
しかし異星人と私たちの間には、大きな差がある。
大気のちがい。
重力のちがい。
食物のちがい。
それにこれは私が感じた印象だが、異星人たちは、恐ろしく日光を嫌っている。
異星人たちが降り立っただろうと思われる遺跡には、例外なく、地下道があり、地下室がある。
異星人たちは、日中は、そうした地下室で、日光に当たるのを避けていたにちがいない。
太陽が放つ、紫外線や放射線に弱かったからではないか。
あるいはもともと暗い、光がほとんどない惑星からやってきたせいではないか。
○インディアン・ヘッド(Indian Head)
ところでカナダに、「インディアン・ヘッド」と呼ばれる、不思議な図形がある。
自然の産物とはいえ、人間の顔そっくり。
そのインディアン・ヘッドに、どういうわけか、今、強く惹(ひ)かれる。
これから仕事だから、それを調べるのは、仕事のあと。
つまり今夜。
私はもう一度、あの絵に、着色をしてみたい。
「絵」として完成させてみたい。
で、あの絵について、一言。
みなは、顔だけを見て、「インディアン・ヘッド(頭)」と呼んでいる。
しかし顔だけを見てはいけない。
あの絵……というより像では、1人のインディアンが、長い杖をもって、そこに立っている。
杖を握る手も、しっかりと描かれている。
そこまで見て、あの絵を判断しなければならない。
で、その絵を見たら、あなたも、こう思うだろう。
「これは自然の産物(Nature Effect)などではない」と。
私の説を疑うなら、ここに添付するビデオを一度、見てほしい。
この絵は、明らかに、私たちが「神」「仏」とあがめる人たちが、直接、自ら描いた絵である。
言うなれば、神の神。
God of Gods(神の中の神)。
神聖な、どこまでも神聖な像である。
○自然信仰
無神論者がふえる一方で、その無神論者の中から、「自然信仰」という信仰が生まれつつある。
自然を相手に信仰する。
だから「自然信仰」。
だったら、もう一歩話を進めて、「宇宙信仰」にしてみたら、どうか。
天なる神々の、そのまた神々を信仰する。
視点をこの地球ではなく、地球を離れた宇宙に置く。
宇宙から見た地球、さらにはその地表にうごめく人間を見る。
とたん、ものの考え方が、ひっくり返る。
変わる。
たとえばこのところ日中関係が、がぜん、きな臭くなってきた。
尖閣諸島をはさんで、軍事衝突も懸念されている。
ともに何かの信仰者はいるはず。
中国側にも、日本側にも、いるはず。
それでもこうした衝突は、起きる。
過去にもあったし、これからもある。
つまりこのあたりに既存の宗教の限界がある。
が、宇宙に視点を置くと、ものの考え方が、一変する。
国境はもちろん、都市の形さえ見えない。
島の形など、もちろん点にもならない。
そんな島を争って、戦争をする?
その愚かさ。
そのバカ臭さ。
「人間は、いつになったら賢くなるのか」と。
そういうふうに考えられるようになる。
ともあれ、「人間も自然の一部でしかない」という考え方は、まちがっていない。
「地球も宇宙の一部でしかない」という考え方は、さらにまちがっていない。
○原始時代
ついでにこんな話も。
数日前、日本の原始時代がどんなものであったかを知りたかったら、アフリカのA国のA村へ行ってみればよいと書いた。
電気もガスもない。
人々は岩石の上に組み立てられた小屋に住んでいる。
そんな時代に、異星人たちはこの地球へやってきた。
やってきて、私たち人間の指導を始めた。
人間は、異星人にとっては、奴隷的な存在だったという説もある。
結果としてみると、そうだっただろうと思う。
マヤ文明とかインカ文明とかいうが、人間が高度な知識をもっていたわけではない。
むしろ意図的に(?)、そういった知識や技術は、教えてもらえなかった。
そのことも、アフリカのA国のA村へ行ってみればわかる。
(私自身も、ネットで知っただけで、直接行ったわけではない。誤解のないように!)
それともあなたは、彼らに、武器を渡し、車を与えるだろうか。
答えは「NO」のはず。
○異星人は甘くない
その一方で、こんな疑問ももつ。
ではそれから、つまり新石器時代が終わってから、すでに5500年。
この間に、人間は、はたして賢くなったのだろうか、と。
が、この答えも、「NO!」のはず。
数日前も、近くのレストランへ行った。
毎週X曜日は、ワイフとそのレストランで、食事をすることにしている。
そこでのこと。
今では中学生レベルで、生徒たちがたがいに抱きあっていたりする。
その日も、そういう生徒がいた。
1組の、見るからに、ノーミソ(脳みそがないという意味で、「ノーミソ」という)風の男子生徒が、1人の女子生徒をうしろから抱いていた。
それを取り囲むように、4人ほどの男女生徒がいた。
みな、卑猥(ひわい)な笑みを浮かべ、何やらあやしげな話しをしていた。
ああいうのを見せつけられると、時代が逆行しているとさえ感じてしまう。
欲望の奴隷となり、欲望のおもむくまま、行動している。
人間が本来もっているはずの、基本的な(まじめさ)が、どこにも感じられなかった。
が、こうした事実は、人間全体の未来を暗い影で包む。
言うなれば、「悪の影」。
はっきり書こう。
異星人といっても、甘くないぞ。
神や仏といっても、甘くないぞ。
そのとき異星人がそう判断すれば、人間を滅ぼすことぐらい、朝飯前。
事実、この地球には、太古の昔、核兵器がひんぱんに使われたという痕跡が、あちこちに残っている。
シナイ半島、アラビア半島などなど。
モヘンジョダロもそうだろう。
オーストラリアのオルガス山(エアーズロックの隣山)もそうだろう。
人間がもっているような爆発力のある核兵器というよりは、熱線でジワジワと焼き殺すという核兵器である。
それがどんなものであるかを知りたかったら、グーグルアースで、Mt. Olgas(Kata Tjuta)を見てみればよい。
地上ビューモードで、地上に降り立つこともできる。
そこでは巨大な岩石が、アイスクリームのように溶けて流れている。
○どう死ぬか
だからといって、「生きていることはすばらしい」と言うつもりはない。
生きることはつらい。
さみしい。
その連続。
不安と心配が、交互に押し寄せてくる。
私の年齢になると、どう生きるかということよりも、どう死ぬかを先に考えてしまう。
独居老人、孤独死……。
考えれば考えるほど、さみしくなる。
ゆううつになる。
○インディアン・ヘッド
ともあれ、今夜は、インディアン・ヘッドのビデオを編集する。
先ほど、岐阜の従弟が、無農薬米を届けてくれた。
また明日は、オーストラリアの友人2人が、浜松へ来てくれる。
私の誕生日を祝ってくれる。
これ以上の至宝が、どこにあるだろうか。
みなさん、ありがとう。
私はみなさんによって、生かされている。
はやし浩司 2012年10月26日記
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
2012年10月26日金曜日
80 Mystery of South-west Islands in Japan
【80:謎の西南諸島】
Mysteries of Japanese Islands near Taiwan.
与那国島、石垣島、南表島の謎について。
http://youtu.be/YiraR2Jhky0
(Mystery of Yonagunijima Ishigakijima minami-omotejima 謎 石垣島 南表島 与那国島 謎の古代文明 石垣島の謎 与那国島の謎 はやし浩司 Hiroshi Hayashi Yonaguni-jima Island Ishigaki-jima Japan Oct 26th 2012)
2012年10月25日木曜日
79Mystery of Horyuji Temple, Japan
【浜松・クラウンパレス浜松にて】(10月24日)
○謎の法隆寺(No79)
http://www.youtube.com/watch?v=Dmu-DH-145Y&feature=share&list=UU2fHPR-NxuYGd1oMOGXLwFA
○『謎の睡眠不足』
今、駅前のクラウンパレス・ホテルにいる。
以前は名鉄ホテルという名前だった。
今は経営者も替わり、クラウンパレス。
今夜は、このホテルに一泊。
で、先ほど、『エクスペンダブルズ(2)』という映画を見てきた。
ストレス解消映画。
意味のないドンパチ映画。
その映画を見ているときのこと。
途中で、ふと気がつくと居眠り。
時折、スーッと睡魔が襲ってきた。
今日も睡眠不足。
このところずっと睡眠不足。
朝早くから、ビデオづくりを楽しんだ。
『謎の法隆寺(79)』。
明日の朝、今書いているこの原稿とともに、BLOGに載せる。
○法隆寺
法隆寺は、実に謎めいた場所にある。
偶然の一致と言えば、それまで。
しかし私は作為的な意図を、その場所に感ずる。
法隆寺から500メートル離れたところには、藤ノ木古墳もある。
円形古墳。
古墳は、もともとそこにあった。
あえてその近くに、聖徳太子は法隆寺を建立した(?)。
法隆寺(藤ノ木古墳)のある位置は、明らかに計算されている。
そういう印象を強くもった。
たとえばこれはほんの一例だが、こういう事実が並ぶ。
(1) 伊勢神宮と比叡山、伊勢神宮と那智大社を線でつないでみる。
その間の角度は、きっかり90度である。
その90度を3等分(30度、60度)に分けたところに、法隆寺がある。
(2)(伊勢神宮、比叡山、法隆寺)をつないでできる三角形と、(法隆寺、仁徳陵、高野山金剛峯寺)をつないでできる三角形は、相似形である。
(このとき、法隆寺の代わりに、500メートル離れた藤ノ木古墳を基準点に使ってみると、さらに正確な相似形になる。)
(2) 法隆寺の参道を、正確に延長してみる。
その参道は、まっすぐ那智大社を行く。
(この作業は正確であればあるほど、よい。
あるいは反対に、那智大社から法隆寺に直線を引いてみるとよい。
その直線は、正確に法隆寺の参道へつながる。)
○聖徳太子
あちこちの記事を読む。
聖徳太子の勉強をする。
中には、聖徳太子架空説まであった。
つまり聖徳太子は、実在しなかった、と。
さらに聖徳太子、イエス・キリスト説まであった。
厩(馬屋)で生まれたとか、母親が処女懐胎したとか、など。
そんな言い伝えが、根拠(?)になっている。
そう言った話はともかくも、いつから、だれがだれを「聖徳太子」と呼ぶようになったか。
聖徳太子はどこから来て、どこへ去っていったか?
一応父親の名前もあがっている。
墓もある。
しかし……。
「聖徳太子」という名前すら、謎に包まれている。
○十七条憲法
10年ほど前、仏教でいう五戒と、モーゼが受けたという十戒を対比させたことがある。
内容が、たいへんよく似ている。
その原稿を探してみる。
で、そのあと、聖徳太子の教えを分析してみたい。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
○仏教の五戒とユダヤ教の十戒
仏教でいう五戒と、ユダヤ教(旧約聖書)の十戒は、恐ろしく似ている。まずそれらを並べておくので、読者自身の目で確かめてほしい。
●仏教の五戒
(1)生きものを殺すなかれ。
(2)盗みをするなかれ。
(3)邪淫(じゃいん)を行うなかれ。
(4)偽りを言うなかれ。
(5)酒を飲むなかれ。(何ものも所有するなかれ。)
(注、釈迦の生誕地に残る原始仏教の経典、『スッタニパータ』の中の一節。
(1)~(4)は、釈迦滅後まもなくできたが、(5)は、ずっとあとになってからつけ加えられたという。
ふつう仏教では、(5)だけを、「遮罪」(それ自体は悪いことではない)というふうにして、(1)~(4)の「性罪」(それ自体悪いこと)とは区別する。)
●ユダヤ教の十戒
(1)あなたは私のほかに、何ものも神としてはならない。
(2)あなたは自分のために刻んだ像を造ってはならない。
(3)あなたは、あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない。
(4)安息日を覚えて、これを聖とせよ。主は六日のうちに天と地とその中のすべてのものを造って七日目に休まれたからである。
(5)あなたの父と母を敬え。
(6)あなたは殺してはいけない。☆
(7)あなたは姦淫(かいいん)してはいけない。☆
(8)あなたは盗んではいけない。☆
(9)あなたは隣人について、偽証してはならない。☆
(10)あなたは隣人の家をむさぼってはならない。
(注、シナイ山でモーセが、神から授かった言葉が、この十戒と言われている。(1)~(4)は、信仰のし方に関するもの。(6)~(10)が、生活のし方ということになる。)
この五戒と十戒の中の共通点には、☆印をつけておいた。
ほかに『スッタニパータ』の中では、釈迦は、父母を敬えと教えているが、五戒の中には含まれてはいない。
が、仏教では常識である。
この二つを並べてみたとき、最初に思い浮かぶのが、最大公約数という言葉である。
教育にたずさわるものの悪いクセかもしれない。
しかしこれら二つを、最大公約数的にまとめると、こうなる。
家庭教育の「柱」と考えてよい。
(1)殺してはいけない。
(2)淫(みだ)らな性行為をしてはいけない。
(3)盗みをしてはいけない。
(4)ウソをついてはいけない。
釈迦の時代には、飲酒にはとくべつの意味があったようだ。今のアルコールを想像してはいけない。
あるいは今でいう麻薬のような作用があったと考えるべきではないか。
粗悪な酒で、そのため身を滅ぼす人があとを絶たなかったという。
『スッタニパータ』の中にも、そういう説話がいくつか載っている。
インドの他の宗教では、第五の「酒を飲むなかれ」のかわりに、「何ものも所有しない(所有物をなくせ)」になっているという(中村元氏指摘)。
もしそうなら、この「何ものも所有しない」は、十戒の「あなたは隣人の家をむさぼってはならない」と、どこかその教えを共有する。
ところでこの仏教の五戒を、小学五年生の子どもたち(12人)に話していたときのこと。
私が、「お釈迦様の話では、一に、生きものを殺してはいけない。二に、人のものを盗んではいけない、四に、ウソを言ってはいけない、五に、酒を飲んではいけないと言っている」と説明すると、一斉に、「三は、何だ!」と聞いた。
困って私が、「つまりだね、いろいろな人と、めちゃめちゃ、ラブラブしてはいけないということだよ」と言うと、みな、ギャーギャーと笑い出した。
で、しばらくすると、少し冷静になり、「殺してはだめって、虫もいけないのか」「魚はどうなのか」「牛はどうなのか」とか、「ぼくの父は、酒を飲んでいる」とか、言い出した。
(1)「殺してはいけない」ということ。
要するに、相手の立場になって考えろということ。
自分が死にたくなかったら、相手も死にたくないと思っているということ。
「自分だけは正しい」「自分だけが大切」という自己中心性は、多かれ少なかれだれにでもあるものだが、相手の立場になって考えるということは、結局は、その自己中心性との戦いということになる。
問題は、人間全体がもっている自己中心性である。
この地球をマクロ(全体的)に見ても、人間は人間だけのことしか考えていない。
まさにしたい放題のことをしている。
世界的に見ても、日本人ほど自然破壊力の強い民族は、そうはいない。
恐らく世界一ではないか。
よく「日本人は自然を愛する民族だ」と言うが、これはまったくのウソ。
たまたま日本に緑が多いのは、放っておいても緑だけは育つという、恵まれた自然環境による。
自然を愛するという気持ちによるものではない。
ウソだと思うなら、車で少しわき道を走ってみるとよい。
めったに人が通らないような林道や山道まで、完全舗装。
がけはコンクリートのブロックでおおわれている。
今ではそうでない道をさがすほうが、むずかしい。
こういう環境の中で、今、無数の動植物が、絶滅しつつある。
(2)「淫(みだ)らな性行為をしてはいけない」ということ。
性欲というのは、実にやっかいなものだ。
これがあるから、その種族は代々と生き延びることができる。
人間が生物である以上、絶対必要不可欠な本能である。
が、それだけにあつかい方がむずかしい。
自意識でコントロールできない。
食欲と同じで、ムラムラと感ずるときは、感ずる。
よく子どもたちは私にこう聞く。
「先生は、スケベか」「先生も、エロビデオを見るか」と。
そういうとき私はいつも、「君たちのお父さんと同じだよ。お父さんに聞いてきな」と答えるようにしている。
ただ幸運なことに(?)、私は、バーやキャバレーなど、いわゆる「女遊び」の世界とは、無縁の世界に住んでいる。
商社マン時代の一時期をのぞいて、そういうところへ顔を出したことすら、ない。
遊んでみたいという気持ちはあるにはあったが、しかし時間がなかった。
若いころは、進学塾の講師や家庭教師などで、いつも仕事が終わるのが午後11時ごろ。
もともと誘惑に弱い人間だから、私を誘う人間がいたら、割と簡単についていったかもしれない。
たまたま私が品行方正(?)だったのは、私がそれだけ自分を律する力が強かったというよりは、チャンスがなかったと言うほうが正しい。
この問題は、「教育」というより、親の生きザマの問題なのかもしれない。
夫婦がいたわりあい、助けあい、はげましあい、愛しあう姿は、子どもに遠慮なく見せる。
そういう姿を見ながら、子どもは、「淫(みだ)ら」というのはどういうことなのかを、間接的に学ぶ。
(3)「盗みをしてはいけない」ということ。
私は小学六年生のとき、隣人の家の裏にあった、ライターを盗んだことがある。
隣人といっても、私の家の借家で、出入りは自由だった。
あともう一度は、大学三年生のとき、通路に積んであったその会社の備品の中から、テープレコーダーのテープを一巻(当時は直径15センチほどもある大きなテープだった)を盗んだことがある※。
これが私の生涯における二度の盗みである。
先のライターは、やがて母が見つけ、母がそのライターを隣人に返しにいった。
テープは、そのまま自分のものして、使っていた。
いや、ほかにも、返し忘れて自分のものにしたものがある。
図書館の本がそれだが、返しそびれて30年になる。
他人に対しては結構、正義感が強く、盗みを許さない私だが、こうして思い出してみると、あまり偉そうなことは言えない。
しかしこういうことは言える。
よく玄関先にある植木鉢を盗んでいく人がいる。
そういう話を聞くと、その盗んだ人はどうやって花を楽しむのかということ。
そちらのほうが気になる。
花の美しさを味わうという清純な気持ちと、盗みとは、その時点で、矛盾(むじゅん)する。
反対にその盗んだ花を見るたびに、自分の醜い部分を見せつけられて、不愉快になるのではないか。
一度、どうなのか、そういう人に心の内を聞いてみたい。
(注※)
ライターは、「美しい」と思ったから、もって帰ってしまった。
私が小学2、3年生のときのことではなかったか。
ほとんど毎日、その家には出入りしていた。
それもあって、悪いことをしたという意識はなかった。
が、テープのときは、かなり強く罪の意識を覚えた。
そのとき感じた不快感が今でも、残っている。
またその不快感があるからこそ、以後、(盗み)なる行為は、一度もしていない。
教育の世界でも、(盗み)は、日常的に話題になる。
親のサイフからお金を盗む子どもは、それこそゴマンといる。
(盗み)が悪いことは当然のことだが、子どもの指導においては、その(後味の悪さ)を、覚えさせるように仕向ける。
その(後味の悪さ)が、再発を防ぐ。
余計な話だが……。)
(4)「ウソをついてはいけない」ということ。
私はもともとウソつきの人間だった。
私の家は、自転車屋という商店で、日常的にウソの中で育ったということもある。
地域にもよるが、岐阜県というところは、大阪式の商売圏内にあって、値段にしても、そのときの「かけひき」で決まる。
(この静岡県では、そのかけひきが、まったくない!)
そのかけひきというのは、まさにウソの張りあい。
売り手は一円でも高く買おうとするし、
買い手は一円でも安く買おうとする。
そのときウソがつぎからつぎへと出てくる。
たとえば定価が3万円の自転車があったとする。
客はそれを2万5000円にしろという。
そういうとき商人は、とっさにウソをつく。
迷ったり、間を置いたりすると、ウソとバレるから、とっさにウソをつく。
「仕入れが2万5000円なんですよ。
1000円だけ儲けさせてくださいよ」と。
つづいて、「この話は問屋さんには内緒ですよ。ウチがこの値段で売っているとわかると、叱られますから」と。
(実際には、仕入れ値は2万円。問屋にバレても、叱られることはない。)
まだ客が買い渋っているようなら、こう言って、たたみかける。
「まあ、いいでしょう。あなたには世話になっているから、2000円のランプをただでつけてあげますよ」と。
(ランプの仕入れ値は、1000円だから、結局は5000円の儲けということになる。)
私が自分の中のウソつき体質を、徹底的に忌み嫌ったのは、オーストラリアでの留学時代だが、それには苦い経験がある。
これについてはまた別の機会に書くことにして、日本人は、ウソをつくのがうまいというか、人をだますことに、たいへんうとい。
『ウソも方便』という諺すら、ある。
一方、欧米では、「正直でありなさい(Be honest!)」というのが、子育ての柱になっている。
が、日本の親で、そういうふうに子どもを指導している親を、私は過去30年間、見たことがない。
聞いたこともない。
国民性の違いというより、長く続いた封建時代の結果と考えてよい。
ただし一言。
五戒とか十戒とか、そういうふうに、教条的にものごとを並べて考えるのは、正しくない。
原始的な人たちの間では、それなりにわかりやすく、説得力もあったかもしれない。
が、こうした教条にとらわれると、それ以外の、ほかの大切な部分を見落してしまう。
だからあくまでも「参考」ととらえるのが、正しい。
中に、仏や神の言葉として、一語一句、ギスギスに解釈する人がいるが、そういう姿勢は、かえって仏や神の教えを見失うことになる。
自分の人生を生きるのは、ほかならぬ、私たち自身だからである。
(02-7-24)
○聖徳太子の十七条憲法
では、聖徳太子の十七条憲法は、どのようなものであったか。
まず、それを紹介させてもらう。
(読むのがめんどうな人は、+++++++から++++++++までを飛ばしてほしい。
+++++++++++以下、ウィキペディア百科事典より++++++++++++
夏四月丙寅朔の戊辰の日に、皇太子、親ら肇めて憲法十七條(いつくしきのりとをあまりななをち)を作る。
一に曰く、和(やわらぎ)を以て貴しと為し、忤(さか)ふること無きを宗とせよ。人皆党(たむら)有り、また達(さと)れる者は少なし。或いは君父(くんぷ)に順(したがわ)ず、乍(また)隣里(りんり)に違う。然れども、上(かみ)和(やわら)ぎ下(しも)睦(むつ)びて、事を論(あげつら)うに諧(かな)うときは、すなわち事理おのずから通ず。何事か成らざらん。
二に曰く、篤く三宝を敬へ。三宝はとは仏(ほとけ)・法(のり)・僧(ほうし)なり。則ち四生の終帰、万国の禁宗なり。はなはだ悪しきもの少なし。よく教えうるをもって従う。それ三宝に帰りまつらずば、何をもってか柱かる直さん。
三に曰く、詔を承りては必ず謹(つつし)め、君をば天(あめ)とす、臣をば地(つち)とす。天覆い、地載せて、四の時順り行き、万気通ずるを得るなり。地天を覆わんと欲せば、則ち壊るることを致さんのみ。こころもって君言えば臣承(うけたま)わり、上行けば下…(略)
四に曰く、群臣百寮(まえつきみたちつかさつかさ)、礼を以て本とせよ。其れ民を治むるが本、必ず礼にあり。上礼なきときは、下斉(ととのは)ず。下礼無きときは、必ず罪有り。ここをもって群臣礼あれば位次乱れず、百姓礼あれば、国家自(おのず)から治まる。
五に曰く、饗を絶ち欲することを棄て、明に訴訟を弁(さだ)めよ。(略)
六に曰く、悪しきを懲らし善(ほまれ)を勧むるは、古の良き典(のり)なり。(略)
七に曰く、人各(おのおの)任(よさ)有り。(略)
八に曰く、群卿百寮、早朝晏(おそく)退でよ。(略)
九に曰く、信は是義の本なり。(略)
十に曰く、忿(こころのいかり)を絶ちて、瞋(おもてのいかり)を棄(す)て、人の違うことを怒らざれ。人皆心あり。心おのおのの執れることあり。かれ是とすれば、われ非とす。われ是とすれば、かれ非とす。われ必ずしも聖にあらず。(略)
十一に曰く、功と過(あやまち)を明らかに察(み)て、賞罰を必ず当てよ。(略)
十二に曰く、国司(くにのみこともち)・国造(くにのみやつこ)、百姓(おおみたから)に収斂することなかれ。国に二君非(な)く、民に両主無し、率土(くにのうち)の兆民(おおみたから)、王(きみ)を以て主と為す。(略)
十三に曰く、諸の官に任せる者は、同じく職掌を知れ。(略)
十四に曰く、群臣百寮、嫉み妬むこと有ること無かれ。(略)
十五に曰く、私を背きて公に向くは、是臣が道なり。(略)
十六に曰く、民を使うに時を以てするは、古の良き典なり。(略)
十七に曰く、夫れ事独り断むべからず。必ず衆(もろもろ)とともに宜しく論(あげつら)ふべし。(略)
+++++++++++以上、ウィキペディア百科事典より++++++++++++
○要約
わかりやすく言えば、こうなる。
(1) みなと仲よくすることだけを考えて行動せよ。
(2) 仏・法・僧の三宝を大切にせよ。
(3) 上の者の指示には、まじめに従え。
(4) 礼儀を大切にせよ。
(5) 欲望をコントロールせよ。
(6) 悪行と闘い、善行に励め。
(7) 人にはみな、生まれもった使命がある。
(8) 朝は人より早く来て、仕事をし、夕は人より遅くまで仕事しろ。
(9) 人との信頼関係を大切にしろ。
(10) 怒るな。
(11) よい行いには、功を与え、悪い行いにはバツを与えよ。
(12) 1人の王(上司)に仕えよ。
(13) どんな仕事かを知った上で、人に仕事を任せよ。
(14) 人をねたんだり、恨んだりするな。
(15) 「私」を捨てて公務に励め。
(16) 民を使うときは、季節をよく考えて使え。
(17) 重要なことは、ひとりで決めてはいけない。皆で話しあえ。
全体に、役人の心構えを説いたもの。
(かなり荒っぽい要約で、ごめん。)
その点では、旧約聖書の十戒、仏教の五戒とは、基本的な部分で内容を異(こと)にする。
(「異にする」などと書いてしまった。
しばらく古文を読んでいると、脳みそが古文モードになる。
今の私の脳みそは、古文モード。
だからこういう古い言い方が出てくる。
どうでもよいことだが……。)
○常識の文章化
当時としては革新的な憲法であったにちがいない。
情報量も極端に少なかった。
もちろん参考になるような書物も少なかった。
そういう時代の中での、十七条憲法。
内容は常識的なことばかりだが、常識を文章化することほど、むずかしいことはない。
常識というのは、そういうもの。
ものを書くということは、そういうもの。
十七条憲法を書いた人は、聖徳太子であるにせよ、そうでないにせよ、かなり文章を書きなれた人とみてよい。
プラス、相当頭のよい人とみてよい。
○1日1作
「1日、1作」。
つまり1日、かならず1本のビデオを作る。
そうでも決めなければ、すぐだらける。
自分に負けてしまう。
で、気になるのは、まちがい。
かなり荒っぽい作り方をしているので、随所にまちがいがある。
が、いちいちそれを気にしていたのでは、先に進めない。
まちがいはまちがいのまま……というのも、そのときはそう思ったのは事実。
だからそのまま残している。
そのかわり、あとで作ったビデオほど、正しい(?)ということになる。
前に作ったビデオと矛盾するようなところがあれば、そういうわけで、あとに作ったビデオのほうを、優先してほしい。
たとえばこんなまちがい(?)。
少し前、ビデオの中で、こう書いた。
「敦煌と雲崗を結んだ線は、出雲大社の近くを通る。誤差は、わずか」と。
しかし今日、正確に敦煌(莫高窟)と雲崗(石窟)を、正確に線で結んでみた。
作業は慎重に、かつていねいにしてみた。
そのあと、その線をさらに東へ延長してみた。
(実際には、機首角を100分の1の単位まで正確に守りながら、延長した。)
するとその線は、寸部、たがわず、伊勢神宮へつながった。
正しくは「敦煌と雲崗を結んだ直線は、伊勢神宮とつながっている」となる。
ただし一言。
点といっても、場所によっては、かなり広い部分を示すときがある。
以前、カッパドキアについて調べていたときも、そうだ。
「点」が定まらなかった。
それもそのはず、カッパドキアといっても、数10~50キロの範囲にわたって、広がっている。
北の端をとるか、南の端をとるかで、位置がかなりずれてくる。
一方、中央だからといって、中心とはかぎらない。
たとえば仁徳陵(大仙陵古墳)のときは、どこに(中心)を求めるかで、苦労した。
結果的に、真東に、位置を示す緑地公園が残っていた。
その緑地公園を基準に、仁徳陵(前方後円墳)の中心を求めた。
……などなど。
気楽に作っているように思う人もいるかもしれない。
しかし実際には、結構、神経をつかう。
○明日の予定
で、今は、すでに明日の謎解きのことを考えている。
今の時点では、聖徳太子。
しかしこの分野は、すでに研究されつくしている。
私のような素人の出番は、ない。
となると、やはり点と線で攻めていくしかない。
もっとも、こんなことを調べているのは、私だけ。
先駆者もいない。
仲間もいない。
それだけに気楽。
一方で、きびしい。
が、楽しい、
今までだれも気がつかなかったことを、つぎつぎと発見していくのは、おもしろい。
本当におもしろい。
で、明日は……。
○就寝
ワイフが風呂から出てきた。
私は明日の朝、入ることにした。
で、しばらくこのままパソコンを叩きつづける。
昨日、こんな話を聞いた。
その家には、3人の兄弟がいた。
上から長男、4歳年下の長女、さらに5歳年下の二男。
まず長男氏が、65歳くらいのとき、うつ病から認知症になった。
3~4年、あれこれと闘病生活を繰り返したあと、他界。
享年69歳。
一方、妹氏(長女)は、たいへんシャキシャキした人だった。
よくしゃべり、人前では快活に振る舞った。
かなり多動性があったという。
私も数回会ったことがあるが、落ち着かない人だった。
が、同じように65歳ごろから、認知症を発症。
アルツハイマー型痴呆症だった。
……という話を二男氏がしながら、こう心配している。
現在、私と同年齢の64歳。
「兄、姉とやられましたからね。順番でいけば、つぎは私です」と。
○ボケ
こういうケースは少なくない。
遺伝子が同じだから、老後になると、同じような経緯を経て、同じような病気になる。
その人の努力ではどうにもならないような重病であればあるほど、そうだ。
つまり老後には、そういう問題も潜んでいる。
で、私も、体よりも、脳みそが老化するのを、何よりも心配している。
だから久しぶりに親類の人たちに会ったりすると、こう聞く。
「ぼくは、だいじょうぶですか?」と。
というのも、これは脳のCPU(中央演算装置)の問題だから、ボケても、それに自分で気がつく人は少ない。
「私はだいじょうぶ」と思っているうちに、ボケていく。
また「私はだいじょうぶ」と思っている人ほど、あぶない。
しかも1~2年単位という、短期間に。
では、どうすればよいか。
ひとつの方法としては、(これは私のばあいだが……)、以前書いた文章と、現在書いた文章を読み比べてみるが、ある。
たまたま先に、10年前に書いた文章をあげた。
その文章を読んでみる。
「仏教の五戒とユダヤ教の十戒」である。
今、その文を読みながら、こう思った。
「私もあぶないかな?」と。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 法隆寺 藤ノ木古墳 謎の法隆寺 謎の聖徳太子 謎の藤ノ木古墳)
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
2012年10月24日水曜日
78ミステリー・オブ・japan(高野山)
78 日本の神々(Mystery of Japan) 謎の高野山金剛峯寺(Koya-san Temple)
(78)Mystery of Koya-san Temple, Japan
Here in this video I examine the mystery of the temple, which is one of the most sacred temples in Japan. I, however, found that Ise Srine is the center of japan in ancient times along with Nintoku Tomb Mound. This is quite an unexpected result.
http://youtu.be/_JfeFEqI2lI
今日は真言宗高野山について調べた(2012年10月23日)。
正式には金剛峯寺という。
が、私の近辺の人たちは、「高野山」と呼んでいる。
で、その高野山。
調べていくうちに、伊勢神宮と密接につながってしまった。
これは予想外のことだった。
さらに敦煌(莫高窟)と、雲崗(石窟)と、伊勢神宮は、真一直線でつながっている。
偶然とはとても言えない、真一直線である。
こうした一連の事実から、私は、日本の神も仏も、ひとつの「家族」であることを再認識した。
ほかにもいくつかの新発見があった。
たとえば、(伊勢神宮―比叡山―法隆寺)をつなぐ三角形は、(法隆寺―仁徳陵―高野山)をつなぐ三角形と、相似形(90度、60度、30度)である、など。
しかし先に書いた事実の前で、その重要性がかすんでしまった。
少し前まで、その程度の発見でも、オーッと声を出して驚いていた。
が、今では、当たり前。
今回、こうして謎の点と線を調べていると、どんどんと世界が広がっていくのを感ずる。
同時に自分が、どんどんと小さくなっていくのを感ずる。
こうした思いを、ビデオを見てくれる人と、共有できれば、こんなうれしいことはない。
(資料)
○未知の世界
現在、時刻は午前1時。
ワイフは先ほど床に就いた。
私はこうしてビデオのレンダリングを待ちながら、雑感を文にしている。
(レンダリングというのは、編集したビデオを、必要なファイル形式に書きなおすことをいう。)
このあとYOUTUBEに動画をUPする。
それにも結構、時間がかかる。
とはいえ、こうして好き勝手なことを書いているときが、いちばん楽しい。
一行書くたびに、その向こうにまた別の世界が広がっていく。
まさに心の旅。
未知の世界であるだけに、楽しい。
が、本音を言えば、私はパソコン大好き人間。
パソコン歴だけは、PET2000(コモドール社)の時代からつづいている。
あのビルゲーツも高校時代、同じパソコンで遊んでいたという。
以来、取っ替え引っ替えの35年。
で、今はTOSHIBAのダイナブック。
デスクトップはMOUSE社だが、ノートパソコンは、TOSHIBAと決めている。
機種は、R631とR542.
ともにウルトラブック。
それが気に入っている。
つくにR542は、作りがよい。
指先でいじっているだけで、心地よい。
○睡魔
……というわけで、時間が足りない。
時間がほしい。
忙しくはないが、時間が足りない。
今の今も、時折、睡魔が襲ってくる。
数分も目を閉じていると、そのままスーッと穴の中に落ちていく。
そんな睡魔を感ずる。
が、やはり今夜はここまで。
ギブアップ。
明日もがんばろう。
2012/10/24記
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
2012年10月23日火曜日
77 謎の線 謎の高野山
【77 謎の世界旅行】Mysterious World Tour
Ancient civilizations are connected with mysterious lines and angles. Here are some examples for skeptical people. Please enjoy the tour with me.
古代文明は謎の点と線によって結ばれています。
いくつかの例をお見せします。
疑い深い人は、一度、どうか見てください。
+どうかお楽しみください。
http://youtu.be/Hr38GdF3rFY
○UFO Video
最近見た中では、もっとも信憑性が高いUFOビデオではないかと思います。
(Mysteries of Ancient Civilizations mystery ancient cities mysterious lines of the world Hiroshi Hayashi はやし浩司 Nazca Easter Islamd Giza Teotihuacan Mohenjo-daro Preah Vihear Yonaguni Island Hiroshi Hayashi Hamamatsu Japan Mysterious world tour)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
(10月23日)
○ビデオ制作
ビデオの制作というのは、意外とたいへん。
時間もかかる。
たいてい2~4時間は、かかる。
で、今朝は、ビデオ制作、最短時間に挑戦。
どれだけ早く、ビデオを作ることができるか?
……ということで、午前6時スタート。
で、時計を見たら、午前7時にUPLOAD開始。
約1時間でできたことになる。
といっても、ビデオの長さは、3分間足らず。
「77 謎の世界旅行」というのが、それ。
たった3分間のビデオを作るのに、約1時間!
これでも早いほう。
ずいぶんと荒っぽいビデオになったが、それなりにまとまったと思う。
自画自賛型ビデオ。
どうかお楽しみを。
ついでながら「これは!」と思えるようなYOUTUBEを発見した。
それも併せてどうぞ!
○鳥に笑いはあるか
ぼたんインコの「ピッピタン」を飼うようになって、もう6か月になる。
名前は「ピッピ」から、「ピッピタン」に変わった。
自分で自分を、そう呼ぶようになった。
「ここはぼくの場所」「じゃまするな」というような場面で、ピッピタン、ピッピタンと鳴く。
そのぼたんインコ。
私の書斎でも、好き勝手なことをしている。
やりたいままにさせている。
で、昨日はそのピッピタンを見ながら、こんなことを考えた。
書き忘れたが、ピッピタンは、雄。
「鳥にも笑いはあるか?」と。
○実験
で、いろいろな実験をしてみた。
つまり笑わせようとした。
が、鳥には、表情はない。
羽で顔がおおわれているから、それがわからない。
怒る、泣くは、ある。
安心した様子、懇願する様子、驚く様子はある。
声でそれがわかる。
では、笑いは、どうか?
私は人間の子どもなら笑うだろうな……というようなことを、して見せた。
顔をゆがめて見せたり、指先で踊りを見せたり……。
ベロベロバーも、して見せた。
が、ピッピタンは、きょとんした目つきで、私を見返すだけ。
どこか、あきれ顔。
笑っているふうには、とても見えなかった。
で、そのうち、それをしている自分がバカに思えてきた。
首でも上下に振って、たとえばパパパパとでも鳴いてくれればよいのだが、そういうことはなかった。
で、私の結論。
鳥は笑わない?
そのうち脳内ホルモンの分泌の様子、あるいは脳波の動きを調べることによって、科学的に証明されるかもしれない。
しかし現象的に観察するかぎり、鳥には笑いはない?
○高野山真言宗
高野山は、謎の点と線で見ると、実に不思議な位置にある。
仁徳陵とクロスポイント(ギザ→プレアー・ビヒアを結ぶ線と、赤道との交点)を結んだ直線上にある。
で、以前から、高野山は、マチュピチュや、プレアー・ビヒアと並ぶ、空中寺院ではないかと思っていた。
が、どの人に聞いても、「知らない」「わからない」と。
毎年、高野山詣でをしている信者の人でさえ、そう言う。
そう考えていたら、たまたま高野山・奥の院を紹介した小冊子が手に入った。
その冒頭の一文に、ギョッとした。
司馬遼太郎の碑文というのが紹介されていた。
その2行目に、こうあった。
『山上はふしぎなほどに、平坦である』と。
○ふしぎなほどに、平坦
高野山の地図を見ても、実はそれらしき場所は見つからなかった。
全体がすっぽりと深い森に包まれているといったふう。
もちろんグーグル・アースで見ても、見えるのは山ばかり。
「平坦なはずだがなア……」と、ワイフに何度もこぼした。
が、やはり平坦だった。
しかも「ふしぎなほどに」(司馬遼太郎)。
同じような印象を、マチュピチュ、プレアー・ビヒアを見たときに、私ももった。
「ふしぎなほどに、平坦」と。
もともとは岩石でできたような山を、一度平らにしている。
(岩石だからこそ、また山の形を保つことができる。)
それがいかにたいへんな作業かは……つまり岩石を崩して平らにすることがいかにたいへんな作業かは、私もよく知っている。
現在、使っている山荘は、そのために約6年もかかった。
毎週ユンボを借りてきて、そのユンボで地面を平らにした。
全体では800坪前後の土地だが、平らにできたのは300~400坪程度。
そこに山荘を建てた。
古代には、そのユンボはなかったはず。
手作業であったとするなら、不可能ではないが、ふつうは、しない。
そこまで苦労して、どういう利益があるのか。
またそれだけの労力があったら、別のことに使うだろう。
○無駄
同じことが、あのナスカ平原の地上絵についても言える。
考古学者たちは、あの線(ライン)を、夏至や冬至のとき、太陽の昇る方向を示しているなどと説明している。
バカめ!
はっきりと「バカ!」と、私は断言する。
どこのバカが、そんなことのために、10キロもの長さの線を引くか!
またその程度のことなら、自分の庭先に、石ころでも置けばわかること。
ものごとは、常識で考えたらよい。
で、話を高野山に戻す。
あくまでも「位置的に……」という話だが、高野山を開いたのは、空海ではない。
あるいは空海も、異星人の仲間だったのかもしれない。
少なくとも高野山を開いた「人」は、人間社会を、はるかに超越していた。
高野山という「山」のことは知らないが、それこそ何百トンもあるような岩石を、平気で運べるような人たちである。
そういう人たちが、マチュピチュを開き、プレアー・ビヒアを開いた。
ひょっとしたら、高野山も開いた。
……ということで、今度、ワイフと2人で、高野山へ行ってみることにした。
司馬遼太郎は、どこをどう見て、「ふしぎなほど……」と言ったのか。
それを自分の目で確かめてみたい。
高野山の位置については、下に表示する。
○仁徳陵と高野山
仁徳陵と高野山。
高野山は、「平安初期に空海が開いた」(司馬遼太郎)とされている。
しかし実際には、高野山は、それ以前から、そこにずっとあった。
時系列的にみるなら、高野山が先で、仁徳陵はあと。
驚かないでほしい。
高野山は、開山される前から、「標識(ランド・マーク)」として、そこにあった。
それには理由がある。
ここに示した図の中で、「90度」という部分に注目してほしい。
実は、この「90度」は、仁徳陵を基準にしている。
その仁徳陵を基準点にすると、正確には、「89・7度」。
が、高野山を基準点にすると、「90・0度」になる。
つまりもともとは、高野山が基準点になっていた。
その高野山とクロスポイント(Giza→敦煌→殷虚Yinxuラインと、北極→Preah Vihearを結ぶ線との交点)を結んだ線上に、仁徳陵を建設した。
そう考えると、このエラー(誤差、89・7度)が、説明できる。
空海は、言い伝えによると、8尺(2メートル40センチ)もあるような大男に導かれ、現在の高野山に、本山を開いたという。
そんな大男は、現在でも見つけのはむずかしい。
……一見、荒唐無稽な話にも聞こえるかもしれない。
しかしこういう例は、ほかにもある。
たとえばPreah・VihearとAngkor Wat。
アンコールワットを基準点にして線を引くと、あちこちでエラー(誤差)が出る。
そこで私はプレアー・ビヒアを基準点にした。
つまり寺院としては、アンコールワットは比較にならないほど壮大だが、しかしもともとの基準点ではなかった。
壮大な建設物イコール、基準点ではない。
どちらが先ということは、私にもわからない。
しかしアンコールワットが建設される以前から、基準点として、その山、つまりのちにプレアー・ビヒアとなる山は、すでにあった。
そう考えると、このあたりの謎が、すんなりと理解できる。
これについては、今日のテーマとして、朝食のあとにでも、ゆっくりと考えてみたい。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 高野山 謎の高野山 高野山の謎 2012/10/23記)
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
2012年10月22日月曜日
76 UFO 謎の飛行ルート
【76 We saw it, because we saw it、a huge boomerang-shaped UFO】
○見たものは見た、巨大UFO
http://youtu.be/QISQnWyMgKE
I talk about an UFO, which my and I saw in 1976. I wrote about it in a column in a newspaper in 2000. Since then many readers contacted us saying that they saw the same-shaped UFO's. One of them is Mr. HS in Kyusyu and another man is Osaka. Here is a short story about it. It is matter of you whether you believe in me or not, but the fact is that we saw it. We just saw it.
1976年に私とワイフは散歩をしているとき、巨大なUFOを見ました。
それについて2000年に、新聞記事として発表させてもらいました。
以後、多くの人たちから連絡をもらいました。
このビデオはそれについてのものです。
なお一連の「謎の線」についてですが、一方では、UFOの飛行ルートではないかと思いはじめています。
大阪の読者の方が見たUFOは、まさにそのルートに従って飛行していました。
それを報告します。
(以下、九州・日田市在住のHS氏よりのレポート)
(以下、大阪府在住のNR氏からのレポートより)
2012年10月21日
●V字型UFOを見ました。
こんにちは。
私の見た物の存在を確認したくてメールしました。
●2012年9月26日(水)夜に「へ」の字編隊の光体を2つ、南から北の方向に、光体と光体は等間隔で空間があり、でもすぐに1つになり、逆V字型の黒い機体のようなものに、光らないだいだい色の円窓のようなものが数個見え、真ん中には黒点がありました。
●誰か他の人も見ているのではとネット検索で下記のサイトにたどり着き、同じ時間帯に見ている人がいました。
● 記
「UFO目撃情報!」
[449]黄色系の無数のライト投稿者:名無しさん投稿日:2012年 9月26日(水)23時00分14秒返信
今日の七時頃、飛行機と飛行機の間に無数の光のようなものが沢山集まったような物体(形はブーメランや、かもめみたいな形)がまっすぐ移動してるのを見ました。
飛行機より二倍くらい大きかったです。
飛行機にしては明かりが沢山つきすぎだし、光の色もどちらかと言うと星のような色で30個位はありました。
しばらく見てたら途中できえました。
●この投稿文を見て私も投稿しました。
[457]449「黄色系の無数のライト」を私も見ました投稿者:のりのり投稿日:2012年 9月27日(木)22時36分1秒返信
大阪府和泉市室堂町の上空から北方向(堺市鴨谷台か新桧尾台)へ進み、途中60度ぐらい東側に右折れして消えました。
ブーメランやかもめみたいな形ということですが、同感です。
私は渡り鳥が「へ」の字に2つ並んでると認識しました。
10数個のだいだい色の丸い光(輝きはなし、音なし)は鳥の目が光ってるのだと思いました。
鳥は夜目が光るのかを職場の同僚に聞くと、それはUFOやでということになり、私以外の人も見ているはず、日付とUFOでネット検索したらこのサイトに導かれました。
円盤ならUFOとすぐ思いつきましたが、低空飛行で大きな「へ」の字が2つ、それも定間隔のだいだい色の光体でした。
もうすぐ62歳になりますがあんなん初めてでびっくりです。
(追伸)
はやし浩司様へ
こんばんは
お忙しい中を早速のメールありがとうございます。
ケータイ番号は 080-6176-xxxx です。
私の入力ミスだったかもしれません。
UFOの進行方向ですが、地図を見ながら確認しましたが、自宅(泉北高速鉄道光明池駅、府立母子医療センター、関西電力南大阪変電所、光明池、和泉市立球技場の近くです)の上空を渡り鳥のようなスピードで無音で北へ、そしていつの間にか光体の編隊2つが数個の円窓がある「ハ」の字型の1つの機体に変っていて、ある地点から急に東側へ60度ぐらい向きを変えて、しかもスピードを加速するとともにさらに上空へと消えていきました。
(カーブではなかったので生物ではなく機械もんだと感じました)。
自宅上空は関西空港等からの飛行機もよく見ますし、近くに信太山自衛隊演習場からのヘリコプターもよく見ます。
UFOの飛行コースがあるなんて知りませんでした。
「く」は見る側によって「へ」でもあり、新聞記事の絵がすごく印象的です。
今後ともよろしくお願いいたします。
(UFO 飛行ルート 見たものは見た はやし浩司 Hiroshi Hayashi ブーメラン型UFO くの字型UFO V字型UFO Letter V-shaped UFO Boomelang-shaped UFO Hiroshi Hayashi Mysteries of Ancient Civilizations Boomerang-shaped UFO V-shaped UFO in Japan ブーメラン型UFO はやし浩司 UFO’s flying routes Air route of UFO)2012/10/22記
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
2012年10月21日日曜日
今週のBW教室byはやし浩司より(2012年10月3週目)
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子育て最前線の育児論byはやし浩司 2012年 10月 22日
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メルマガ(6万3000誌)の中で、2008年度、メルマガ・オブ・ザ・イヤーに
選ばれました!
【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(おわび)
しばらく特集「古代文明をつなぐ謎の点と線」がつづきます。
現在、この問題について燃えています。
興味のある方は……
(Page1)
http://bwaiueo4.ninja-web.net/page027.html#謎の古代文明
(Page2)
http://bwaiueo4.ninja-web.net/page028.html
へおいでください。
ロマンの世界を楽しんでいただけます。
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
【BW教室byはやし浩司】(10月3週目)
○年長児クラス(幼児と笑おう!)
○年中児クラス
○小学2年生クラス」(B)お金儲けごっこ(=経済学入門)
○小学3年生クラス(テスト風景)
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
○想像以上の被害(2012/10/20記)
36%と聞いていたが、直近の調査(2012年8月)によれば、その数字は、43%にはねあがった。
福島県下の子どもたちの甲状腺異常は、現在、深刻な状況にある。
原発との因果関係は否定されているが、すでに甲状腺ガン、白血病を発症した子どももいるという。
この先、この数字があがることはあっても、さがることはない。
が、もちろんこの問題は福島県の子どもたちだけの問題ではない。
周辺の各県はもちろん、やがては、東京に住む子どもたちにも影響が出始めると言われている。
この浜松とて、あぶない。
外食産業を中心に、放射能に汚染された食品が、どんどんと流れ込んでいる。
これは風評でもなんでもない。
ウソだと思うなら、ホテルでも旅館でもよい。
近くのファーストフードの店でもよい。
こう聞いてみたらよい。
「ここではどこのお米を使っていますか」と。
たいてい東北地方の米を使っている。
が、産地を言う業者は、まだ良心的なほう。
中には、「国産米です」と言って、逃げてしまう業者も多い。
あのね、みなさん、役人の検査を信用してはいけない。
「ブレンド米」といって、汚染米とそうでない米を混ぜ、放射線量を低く見せかける方法が横行している。
去年、汚染シイタケについて、「(調理するとき)、水で薄めて食べるから、問題ない」(I市役人)と答えていた、どこかのアホ(失礼!)がいた。
いくら水で薄めても、その水ごと食べるのだから、体内に取り込まれる放射性物質の量は同じ。
こういうニュースを聞くたびに、言いようのない無力感に襲われる。
今年(2012)の3月に書いた原稿を、そのまま紹介する。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
【日本の危機】(はやし浩司 2012ー03-20)
●日本人のモラル
【福島原発事故】(日本人のモラル)
●大江健三郎氏の「40年」
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
大江健三郎氏は、こう述べた(フランス、「サロン・ド・リーブル」での講演)。
『……私は原爆は、すでに終わった歴史だと思っていたが、被爆の問題は終わっていなかった。
今、福島で起こっていることは、40年後に顕在化する』(中日新聞・2012年3月19日)と。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●チェルノブイリと福島
「40年」という数字はともかくも、私も、大江健三郎氏の意見に、まったく同感。
そのことは、チェルノブイリの現状を見れば、わかる。
放射性物質にさらされることにより、急性症状が発症する。
が、それよりも恐ろしいのは、「長い潜伏期間中にじわじわと体がむしばまれる、晩発性影響である」(「原発事故」宝島社)。
その症状は、「被爆後数か月か、数年後か、あるいは数十年後かに障害が出る」(同書)と。
遺伝的影響も無視できない。
遺伝的影響は、(1)遺伝子突然変異と、(2)染色体突然変位に、分類される。
そのチェルノブイリで、症状が顕在化し始めたのは、2年後から5年後。
10年後にピークを迎えたという(同書)。
30年近くたった今も、その被害は進行中。
そのとき子どもだった人たちが影響を受け、その被害が、そのまた子どもたちに現れている。
2012年3月20日現在、あの3・11大震災、それにつづく原発事故から、まだ1年しかたっていない。
にもかかわらず、原発事故汚染地帯では、あちこちで早々と安全宣言がなされ、観光客の誘致運動も始まっている。
ノー天気というか、バカげている!
たとえば、南相馬市。
「……南相馬市は、原発から20キロ圏内の(警戒区域)と被爆放射線量が年間20ミリシーベルトに達する恐れのある(計画的避難区域)の、計1万3200人が、強制的に避難させられた。
中心部の20~30キロ圏内は、年間3ミリシーベルトと低く、住んでも問題ないとされ、いずれの区域にも指定されていない。
それでも市の中心部の住民1万3000人あまりは、市外で自主避難をつづけている。
市の人口は、福島事故前の7万1000人から、4万3000人と、3万人近く減った」(中日新聞、3月20日)と。
同日の中日新聞は、市内に店を構える、ある玩具商を紹介している。
その玩具商は、こうこぼしたという。
「商売になんねえ」と。
「子どもたちがいないから、玩具を買ってくれる子どももいない」と。
あのチェルノブイリでは、「本州の(日本の)6割分が汚染された」(同書、P54)という。
半径にして、600キロ。
(福島第一原発から、東京までが約200キロ、浜松市までが420キロ。)
南相馬市では、20~30キロが、基準になっている(?)。
たったの20~30キロ!
●「ウッソー」
先日も、ある中学生がこう言った。
「福島第一原発事故は、まだ何も片づいていないよ」と、私が言うと、「ウッソー(浜松市の方言)」と。
その中学生は、福島第一原発事故は、すでに片づいたものと思い込んでいた。
私「被害が出てくるのは、これからだよ」
中「被害者は、だれもいないわよ」
私「あのね、100万キロワットの原発1機で、年間、広島型原発の約2800発分もの放射性物質を作りだすというよ(瀬尾試算)」
中「……」
私「それが4機……とくに警戒しなければならないのが、4号機。4号機は、プルトニウムを使っていた。それに4号機のプールの中には、4機分全部を集めた分に匹敵する、燃料棒が貯蔵されている。もし4号機のプールが破損したり、倒壊するようなことにでもなれば、この浜松市あたりまで、人は住めなくなるんだよ」と。
この先、何が起こるかわからない。
あれほどの津波は、しばらくはないとしても、福島第一原発の地下には、活断層が何本も走っている。
それが地震を引き起こせば、さらに被害が拡大する。
4号機のプールが破損し、水が抜けただけでも、大惨事を招く。
人が近づくことすら、できなくなる。
半径、100キロとか200キロにも、人が近づけなくなる。
そうなったとき、近くにある福島第二原発や、女川原発、さらには、東海村にある原子炉はどうなるのか。
想像するだけでも、背筋が凍る。
●『今、福島で起こっていることは、40年後に顕在化する』
大江健三郎氏は、こう言っている。
『今、福島で起こっていることは、40年後に顕在化する』と。
つまり被爆被害は、40年後に顕在化する、と。
だったら、少なくとも、ここ10年は、様子を見るべきではないのか。
10年後に、被爆による影響がないとわかった段階で、各地にある原子炉の再開を始めればよい。
が、まだその最中の、これから先、どうなるかわからないような状況の中で、各地の原子炉を再開するなどということは、どう考えても常識をはずれている。
なお、大江健三郎氏は、こうも述べている。
『日本人は、危機を認め、根本的なモラルを持たなければならない』(中日新聞)と。
(1)危機を認める
(2)根本的なモラルを持つ、と。
●危機とモラル
ある友人は、こう言った。
浜松市内で、外科医をしている。
私の教え子でもある。
いわく、「私はね、(福島原発の)あの爆発を見たとき、ああ、これで日本は終わったと思いましたよ」と。
大江健三郎氏がいう、「危機を認める」というのは、それを言う。
が、今のようなモラルでは、その危機を乗り越えることはできない。
ただ、あがくだけ。
もがくだけ。
政府はウソにウソを塗り重ね、一方、国民は、耳障りのよい意見だけを鵜呑みにする。
その相互姿勢は、現在の北朝鮮と、どこもちがわない。
だから大江健三郎氏は、「根本的なモラルをもて」と。
が、新聞では、これ以上の報道はしていない。
これ以上のことは、わからない。
大江健三郎氏が言う、「根本的なモラル」とは、何か。
私流に解釈すれば、資本主義的な物欲文明から決別し、別の価値観を見出すということになる。
大きなテーマだけを与えられたようで、では、どうすればよいのか、今の私にはわからない。
近く大江健三郎氏の意見が、雑誌などに載るだろうから、それを読んだあと、また私なりに考えてみたい。
なおここに書いた友人の外科医は、現在、浜松市と沖縄の間を、頻繁に行き来している。
「沖縄には仕事がある」と言っている。
この春休みも、沖縄で過ごしている。
家族ともども、近く、移住を考えているようだ。
なお、最後に一言。
数日前、こんな記事が報道された。
「福島産の米は、老人ホームなどで、使ってもらう」と。
若い人たちにすれば、老人ホームにいる老人は、そういう人たちに見えるかもしれない。
しかしその老人に近い、私は、この記事を読んで、ゾッとした。
なぜゾッとしたかについては、あえて説明しない。
私は、こういうことを平気で言う日本人、あるいは日本という国に、心底、失望した。
大江健三郎氏が言うところの、根本的なモラルそのものが、狂っている。
(以上、2012年3月記)
Hiroshi Hayashi+++++++March. 2012++++++はやし浩司・林浩司
○『謎の点と線』
話題を変えよう。
……と書いても、明るい話はあまりない。
(楽しい話は、いくつかあるが……。)
最近は、もっぱら、『古代文明をつなぐ謎の点と線』に没頭している。
昨日は、エジプトのEdfu(イードフ、エドフ、Edfou)について調べた。
広場に描かれた模様(実際には歩道)に、興味をもった。
が、結局、謎は解けなかった。
理由がある。
約3分の1が、土でおおわれていること。
さらにEdfu神殿の周囲には、もっと多くの遺跡が残っているはずだが、それが都市化で埋もれてしまっていること。
つまり謎を解くには、あまりにも情報が少ない。
(多分に弁解がましいが……。)
ここにその模様(図形)を載せておく。
興味のある人は、どうか謎解きに挑戦してみてほしい。
「この模様は何か?」と、考えてみてほしい。
私は昨日制作したビデオの中で、こう書いた。
「これは古代文明のパイロットたちが使った空港ではないか」と。
ヘリポートに似ているから、そう書いた。
が、それだけでは説明できない、不思議な部分もある。
その第一、合理的にできていない。
3組の平行線と曲線が複雑にからみあっている。
ところどころに、理解しがたい標識のようなものが置いてある、など。
で、ビデオは1日1作と決めている。
かなり荒っぽいやり方だが、そういう形で自分にノルマを課している。
この世界で、こんなことを書いているのは私だけ。
仲間もいない。
発表する場もない。
まったくの天涯孤独。
だから1日1作。
○異星人との共存
で、今朝(10月20日)は、その続編を書いてみたい。
題して『異星人との共存』。
Edfuの壁には、人間と異星人との交流の様が、描かれている。
頭の長い異星人、鳥の顔をした異星人、それにライオンの頭をもつ異星人など。
もちろん人間もいる。
そうした人たちが、楽しそうに、仲よく手をつないで踊っている。
言うまでもなく、こうした絵は、空想だけで描けるものではない。
また空想だけでは、「岩の壁に彫ってまで……」というエネルギーはわいてこない。
現実に、そういう異星人がいた。
強烈な印象を、人間に残した。
だから当時の人たちは、彫刻にして残した。
が、これらの写真を見ていると、どうもそれだけではないようだ。
つまりこれらの絵には、もっと別の意味が隠されている。
人間社会を参考に、考えてみればよい。
……たとえばどこかの国の王が、別の国の王を迎えたとする。
そのとき迎えるほうの王は、友好のシンボルとして、様々な趣向をこらすにちがいない。
相手の国の王が喜ぶように、だ。
つまりこうした絵(彫刻)は、その趣向のひとつ。
異星人を喜ばすため、あるいは安心させるために描かれた。
「私たちは、あなたの敵ではありませんよ」と。
常識的に考えれば、そうなる。
○新たなる謎
で、またここで新たなる謎にぶつかる。
Edfuには、ここにも書いたように、頭だけが鳥の、鳥人間の絵が描かれている。
体や手足は、人間である。
一方、Edfuのあちこちには、鳥の彫像が置いてある。
こちらのほうは、羽のはえた鳥そのもの。
足のようはよくわからないが、手はない。
羽である。
カラスの顔にも似ている。
で、問題はその彫像。
だれが何のために置いたか。
Edfuの王か?
答は「No!」。
いくら人間がサルから進化したとしても、自分の城の前に、サルの銅像は置かない。
いくらここは人間の城ということを強調したくても、置かない。
では、客人のためか?
答は「No!」。
反対の立場で考えてみれば、それがわかる。
あなたは鳥人間。
そのあなたが人間の城に招かれた。
そのときその城の前に、ゴリラの銅像が置かれていたら……。
あなたはそれを喜ぶ前に、怒り出すだろう。
「バカにするな!」と。
鳥の彫像というのは、どう考えても、矛盾する。
なぜそんな銅像を造ったか。
またそれをEdfu神殿の前に置いたか。
考えれば考えるほど、謎は深まる。
解釈の仕方はいろいろあるだろう。
中には「はやし浩司の常識は、おかしい」と思っている人もいるはず。
が、今回でビデオも74号を超えた(実際にはすでに、90作以上)。
視点を少し変え、『謎の点と線』に迫ってみたい。
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
【10月20日・雑感】日記(75 Mystery of Edfu エドフ神殿の謎)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
○Who was the king of Edfu Temple and who was the man in the middle of people. There are 5 kinds of people on the walls in Edfu, Bird Men, Long-Head Men, Anmal men, humans and Big Head men. The Big Head Man seems to be an alien.
エドフ神殿の壁画には、5種類の人が描かれている。鳥人間、長頭人間、ふつうの人間、獣人間、それに頭が大きい異星人らしき人。だれが王なのか。また頭の大きな人は、だれなのか。エドフの謎について、私なりの方法でアプローチしてみる。
http://youtu.be/xBsFBFT1PUo
(Edfu Edfou エドフ エドフ神殿 謎のエドフ Mystery of Edfu Bird Man Long-head man animal man mystery of aliens Mysteries of ancient civilizations 古代文明の謎 謎の古代文明 はやし浩司 Hiroshi Hayashi Hamamatsu Japan 謎の点と線 古代文明をつなぐ謎の点と線 The Temple of Edfu Edfu Temple 異星人の顔 異星人の姿 Mystery of Egypt エジプト文明の謎 はやし浩司 Hiroshi Hayashi 謎のエドフ神殿)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
○風評被害
風評被害とは言うが、風評がいちばん正しかった。
今にして思うとそうなる。
というか、むしろ、現実は、それ以上にきびしい。
風評以上の被害が広がりつつある。
この浜松市。
福島第一原発から、420キロ離れている。
で、おととい小雨降ったので、そのあと久しぶりに放射線測定をしてみた。
場所は自宅の庭先。
浜松市内から10キロほど、西(名古屋より)のところ。
そんなところでも、1時間当たり、0・25~0・21μシーベルトを観測した。
(約1メートルの高さで、0・12~0・15。
地面すれすれで、上記の値。)
通常……というか、数か月前の、0・05~0・06μシーベルトの、約4倍以上。
これには驚いた。
で、ついでに散歩もかね、測定器で道路沿いのあちこちを測定してみた。
数値は、ほぼ同じだった。
つまり今、全国で放射能汚染は、確実に進行している。
●Edfu寺院
今日は、土曜日。
何かと忙しかった。
で、夕方になってやっと時間ができた。
昨日につづいて、Edfuについて調べた。
……そのEdfuの壁画には、3種類の「人」が描かれている。
鳥人間、長頭人間、それに私たち人間と同じ、人間。
(獣人間、異星人らしき大きな頭の人間を含めると、5種類。)
で、その壁画を調べてみると、上下関係があるのがわかる。
(長い話を省略。)
結果、鳥人間が最上位、つまり「王」とわかった。
Edfuの各所に、鳥(カラス?)の銅像が飾ってあるのは、そのためか。
「鳥」がEdfuのシンボルになっている。
で、そこへある日、異星人がやってきた(?)。
それを思わせる壁画も残っている。
興味のある人は、つぎの動画を見てほしい。
○鳥人間
しかし鳥人間が王というのは、おもしろい。
頭が鳥、体が人間。
遺伝子操作か何かで、人工的に作られた人間らしい。
が、矛盾だらけ。
鳥のクチバシでは、人間が食べるような食物を食べることはできない。
鳥の頭では、声帯がちがうから、人間の言葉を話すことができない。
また頭だけに羽が生えているというのもどうか。
夏の暑い日でも、すっぽりと帽子をかぶったような状態になる。
さぞかし蒸し暑いことだろう。
目にしても、左右、両側についているから、人間と同じように行動するというのも、むずかしいのでは。
その銅像を見ながら、いろいろ考える。
考えながら、空想の世界を楽しむ。
○3位
つぎに上位なのは、長頭人間。
頭が2倍ほど長く、上に伸びている。
鼻は低く、耳が人間より、高い位置にある(?)。
いつも長い帽子で、頭を隠している(?)。
ともかくも頭が細長い。
で、人間は、順位からすれば第3位。
あちこちで人間の男女が、鳥人間に仕えている
ほかに獣の顔をした人間もいるが、比較できるほど多くない。
ともかくも古代文明の世界では、人間の地位は何かにつけ、低かったようだ。
異星人の奴隷だったという説もある。
○DVD
夕方になって、山荘へやってきた。
来る途中、ワイフは、DVDを2本借りた。
いつもの行動、いつものパターン。
「明日の朝は、1時間ほど歩くよ」と私。
「フ~ン」とワイフ。
山荘から帰るとき、私の方が先に出る。
たいてい30~40分ほど。
あとからワイフが車で追いかけてくる。
途中で、拾ってもらう。
「1時間」というのは、それをいう。
……若い人は健康のために、歩く。
老人組は、自分の命のために、歩く。
悲壮感が、そこに漂う。
その悲壮感を振り払いながら、歩く。
○山荘
山荘につくと、秋の落ち葉が一面に散らかっていた。
「燃やそうか」と思ったが、やめた。
空気が乾燥していた。
で、そのまま家の中に。
食品を並べ、DVDをセットする。
……書き忘れたが、数日前、岐阜の従弟(いとこ)が、アユを10匹、送ってくれた。
昼食に3匹、焼いて食べた。
で、そのあと雄踏町のうなぎ屋へ。
このあたりでは「白焼き」という。
うなぎを一度蒸し、そのあと半焼きにする。
一方、岐阜のほうでは、蒸さないでそのまま焼く。
好き好きだが、私は岐阜の焼き方のほうが、好き。
固くて、歯ごたえがある。
従弟に、特大ジャンボというのを何匹か、送る。
「いつも食べているだろうな」という不安が、ふと脳裏を横切る。
従弟は、そのあたりでも名を知られた釣り師。
川うなぎも食べているにちがいない。
だから店を出るとき、オホーツク海で採れた甘海老を1箱、つけ足した。
ウナギと甘海老。
それを見て、ワイフがこう言った。
「豪華な取り合わせね」と。
○福島の子どもたち
実のところ「36%」という数字を知ってから、どうも気分が晴れない。
それが直近の8月の調査では、「43%」になった。
この数か月、ネットでは、ほとんどニュースを読んでいない。
新聞とテレビだけ。
新聞やテレビでは、こうしたニュースを流さない。
毎日、反原発のデモが起きていることすら、流さない。
以前の私なら、先頭に立ってものを書いていた。
その私が、この数か月、黙ったまま。
福島県の子どもたちが、そんな状態になっているとは、夢にも思わなかった。
……どこかのアホ教授は、こう言っている。
「放射線による障害は、チェルノブイリでは、2年たってから出た。
まだ2年以内だから、原発事故とは関係ない」、
「検査機器の進歩により、従来は発見できなかった障害も見つかるようになった。
だから数値が高くなっただけ」と。
さらに「ほかの(放射能とは無縁の)地域との比較ができないから、放射線によるものとは断定できない」とも。
あのね、子どもの世界では、『疑わしきは罰する』が、大原則なの。
先手、先手で守って、はじめて子どもの世界を守ることができるの。
「証拠がないから無罪」という論理は、子どもの世界では通用しない。
○自殺した新聞社
本来ならこうしたニュースは、新聞社が率先して報道しなければならない。
しかし新聞社のしていることは、まさに大本営発表を、そのまま記事にしているだけ。
たとえば先日も、福島県での米の検査について書かれていた(C新聞)。
談話として、検査員の言葉が紹介されていた。
いわく、「全国のみなさんに、安心して食べてもらえるよう、全量すべてを検査しています」と。
しかし本当に検査をしているのか。
検査をすり抜けている米はないのか。
福島県はそれでよいとしても、茨城県産の米はどうなのか。
そのあたりまで踏み込んで取材して、はじめて報道。
毎日載っている記事は、当たり障りのない、ホンワカ記事。
どうでもよいようなホンワカ記事。
これでは(事実)は伝わってこない。
私もごく最近まで、「36%」という数字を知らなかった。
「43%」という数字については、さらに知らなかった。
今、福島県の子どもたちの間では、たいへんなことが起きている。
そう、日本の新聞社は、自殺した。
○午後10時
ところで冒頭の話。
風評被害。
このあたりで、「どこのお米を使っていますか」と聞くと、たいていみな、いやな顔をする。
ホテルや旅館では、一応、にこやか雰囲気で応対してくれる。
しかし小さな飲食店ではそうはいかない。
露骨にいやな顔をして見せる。
しかしそんな(いやな顔)も、長くはつづかない。
被害がやがて浜松にも及ぶようになったとき、彼らはきっとこう言うにちがいない。
「私がまちがっていた」と。
……こんな話も、どこかのBLOGに載っていた。
あの福島県のS市で、事故後イチ早く避難した人たちがいた。
そういう人たちを指して、周辺の人たちの中には、避難した人たちを非難する人がいたという。
「卑怯者」と。
「被災地の人たちを見捨て、逃げた」と言われたという。
中には「裏切り者」と言われた人もいたという。
が、今、その空気は一変した。
自分の子どもに甲状腺異常が見つかり、「自分たちも早く、逃げるべきだった」と。
みながそう言いだした。
……わかるかな?
この虚しさ。
やるせなさ。
それがやがてこの浜松にまで、押し寄せてくる。
今の今も、福島第一原発の放射能は、たれ流されたまま。
冒頭にあげた数値が、それを示している。
……米の産地を聞かれ、いやな顔をする飲食店の人たち。
今回の事故も、また「43%」という数字も、こうした人たちによって作られた。
みなが、どこかで小ずるく手を抜く。
ごまかす。
それが積もり積もって、事故を起こし、「43%」という数字を引き出す。
○40年後
大江健三郎氏が言っているように、この結果は、40年後に出る。
40年後だぞ!
現に今、事故から30年近くもたったチェルノブイリでは、症状は次世代の子どもたちにも現れている。
報道を垣間見ただけなので、詳しくはわからないが、その病院では10代の子どもたちが、ズラリとベッドを並べて寝ていた。
なおあるBLOGでは、福島第一原発から放たれた放射能は、チェルノブイリの2000倍と書いてあった。
どこかの大学教授のBLOGである。
大半が海側(太平洋側)に流れたからよかった。
しかしあのとき、風向きが南を向いていたら……。
西を向いていたら……。
東京はもちろん、名古屋だって、危なかった。
そういう事実を知ったら、いつかあの店員たちも反省するだろう。
「私たちはあまりにも無知だった」と。
○無責任
公務員世界というのは、組織と情報だけで成り立っている。
中身は、何もない。
だからこういう事態になっても、だれも責任を取らない。
その前に、だれも責任を感じない。
あの東京電力にしても、当初はこう言っていた。
「私たちは経産省の指導どおりしているだけです」と。
「だから私たちには、責任はない」と。
公務員という種族は、いかに責任を回避するか。
常にそれだけを考えている。
管轄外のことは何もしない。
そのくせ、自分たちの権益が侵されそうになると、猛烈に反発する。
こうした公務員世界の特殊性を、「悪魔性」と表現した人もいる。
今回の原発事故を見ていると、それがよくわかる。
連日、文科省前では、抗議のデモがつづいている。
しかしだれも責任を取らない。
責任があると感じている人もいない。
あのね、戦時中、先頭に立ち軍国主義を推し進めたのが、当時の文部省。
その日本は敗戦。
しかしあの文部省について言えば、戦後、責任を取った人はだれもいない。
クビになった人もいない。
アジアだけで、300万人の日本人が死んだ。
その日本人は、300万人の外国人を殺している。
これを「悪魔性」と言わずして、何と言う?
○寝損なう
11時ごろ風呂に入った。
そのあとお茶を一杯飲んで、床に入った。
が、そこでいつもの寝損ない。
しばらく暗闇の中で、あれこれ考えていたら、頭が冴えてしまった。
そこで起きあがる。
となりの和室へ入る。
電気をつける。
パソコンを開く。
立ち上げる。
で、こうして文章を書き始める。
……かすかな眠気は覚える。
しかしこうしてキーボードを叩いているほうが、楽しい。
私は眠くなったら、眠る。
無理して、眠ることはない。
万事、自然体。
それが私の生き様のモットーにも、なっている。
○携帯端末機
居間でパソコンを開いているときのこと。
パソコンに接続してあった、携帯端末機が見当たらない。
で、あちこちを探す。
が、それでもない。
車の中もさがした。
庭から駐車場も探した。
が、ない!
がさがさと動き回っていたら、ワイフが起きてきて、「どうしたの?」と。
「携帯端末がない」と答えると、すぐ私のカバンの中を探した。
それはそこにあった。
カバンの中に別の小さなポケットがあり、そこに入っていた。
私「なんだ、こんなところに!」
ワ「ここをちゃんと探したの?」
私「いちばん最初に探した。たしかにそこへ入れた記憶がある」と。
あるべきところにそれがない。
パソコンからはずすと、まっ先にそのカバンに入れたはず。
そのカバンの中にない。
私はその瞬間、軽いパニック状態になった。
自分の脳みそが信じられないというのは、まさに恐怖。
落ち着いてものを探す、心の余裕を失ってしまった。
が、携帯端末機は、そこにあった。
よかった。
と、同時に、自分の記憶力が信じられなくなった。
いよいよ私もボケ始めた。
そんな印象をもった。
○パソコン
寝る前までは、ダイナブック(TOSHIBA)のR631を使っていた。
今は、R542。
ともにウルトラブック。
こうして私は平等に、パソコンをかわいがっている。
名前もつけている。
R631は、「ウル子」(ウルトラブックだから「ウル子」)。
R542は、「長子」(横にワイドだから、「長子」)。
そんな話を先ほどワイフにすると、ワイフは、こう言った。
「ビョーキ(病気)ね」と。
自分でもそれがよくわかっている。
私は、ビョーキ。
近くWINDOW8搭載機が発売になる。
楽しみ。
私の新しい恋人。
わくわくしている。
○風邪
実のところ、この数日間、どこか風邪ぽい。
熱があるわけではない。
症状もひどくない。
多少、のどが痛い。
胃も荒れている。
その程度。
が、どこか風邪ぽい。
昨日は一日中、軽い頭痛を覚えた。
こういうときは葛根湯と決めている。
あとはビタミンC(アスコルビン酸)を、大さじ2~3杯、飲む。
それでたいてい、治る。
が、今夜はその葛根湯も、アスコルビン酸もない。
体力が落ちているから、気をつけよう。
○ジャズ・フェスティバル
オーストラリアの友人が、今月末、別々のルートで、浜松へ来る。
私の誕生日に、浜松で合流する。
それについて、1人の友人が、チケットを買っておいてほしい、と。
どこでどう調べたのか、その日、浜松市内で、ジャズコンサート(浜松ジャズ・フェスティバル)があるという。
私でも知らないようなことを、オーストラリア人が知っている。
それに驚いた。
で、いつものチケットセンターへ行くと、「こちらでは取り扱っていません」とのこと。
しかたないので、明日、直接会場(アクト・シティ)まで行き、問い合わせてみる。
○日本論
静かな夜だ。
虫の声も消えた。
ワイフは「フクロウの声を聞いた」と言ったが、私には聞こえなかった。
風邪気味のときは、聴力がぐんと落ちる。
耳がふさがったような状態になる。
で、日本論。
先日、こんな記事を読んで、心底、さみしくなった。
なんでも日本を代表するP社が、液晶テレビの自社生産をあきらめたという。
その代わり、韓国から液晶テレビを輸入し、それにP社のブランド名をつけて売る、と。
ついにと言うべきか。
とうとうと言うべきか。
日本のモノづくりは、ここまで落ちている。
で、それを心配して、ワイフがこう聞いた。
「日本はどうなるの?」と。
で、現在日本は、言うなればサラ金国家として、世界に君臨している。
この日本がかろうじて元気なのは、利息が入ってくるから。
貿易収支が赤字でも、資本収支は黒字。
それが今の日本を支えている。
私「今、しばらくはだいじょうぶだろうね」
ワ「……」
私「が、この先は、わからない。
日本の国債の金利が少しでもあがったら、万事休す。
金利がたった1%でもあがったら、日本の地方銀行は、総崩れになる」と。
今、それが危惧され始めている。
日本の銀行、とくに地方銀行は、本来なら投資に向けるべきお金で、長期国債を買っている。
その分だけ、金利が上昇したら、損失額も大きくなる。
いっぱしの経済学者のようなことを書いて、ごめん。
しかしこの程度のことは、常識。
○10月21日
少し前、日にちは変わって、10月21日になった。
日曜日。
とくに予定は、なし。
本当は昨日(10月20日)、恵那山へ行くつもりで予定を立てていた。
天照大神の生まれ故郷を、調べてみようと思った。
が、あいにくと、よい旅館がとれなかった。
秋の行楽シーズンに入った。
『謎の点と線』で書いたように、恵那山と仁徳陵(大仙陵)、それに九州の高千穂(岩戸)を、真一直線でつながっている。
「偶然」と思う人もいるかもしれない。
しかしほかにも理由がある。
(長い話になるので、省略。)
ともかくも、それで一度、恵那山を調べてみたいという気持ちになった。
あの山には、何かがある。
○就寝
先ほどから、眠気が急に増してきた。
そろそろ就寝タイム。
山荘へ来る途中、「人気マジックのタネ、ぜんぶバラします」という本を買った。
2、3、タネ明かしを読んでみた。
おもしろそう。
今度、生徒たちに手品をしてみせてやろう。
おもしろそう。
プラス、楽しみ。
世の中、いろいろあるが、とにかく私たちは生きていくしかない。
『明日のないことを嘆くな。今日まで生きてきたことを感謝せよ』(法句経)と。
釈迦の言葉をかみしめながら、このまま就寝。
おやすみ!
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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2012年10月20日土曜日
○Edfuの謎
【BW教室byはやし浩司】(10月3週目)
○年長児クラス(幼児と笑おう!)
○年中児クラス
○小学2年生クラス」(B)お金儲けごっこ(=経済学入門)
○小学3年生クラス(テスト風景)
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
○想像以上の被害(2012/10/20記)
36%と聞いていたが、直近の調査(2012年8月)によれば、その数字は、43%にはねあがった。
福島県下の子どもたちの甲状腺異常は、現在、深刻な状況にある。
原発との因果関係は否定されているが、すでに甲状腺ガン、白血病を発症した子どももいるという。
この先、この数字があがることはあっても、さがることはない。
が、もちろんこの問題は福島県の子どもたちだけの問題ではない。
周辺の各県はもちろん、やがては、東京に住む子どもたちにも影響が出始めると言われている。
この浜松とて、あぶない。
外食産業を中心に、放射能に汚染された食品が、どんどんと流れ込んでいる。
これは風評でもなんでもない。
ウソだと思うなら、ホテルでも旅館でもよい。
近くのファーストフードの店でもよい。
こう聞いてみたらよい。
「ここではどこのお米を使っていますか」と。
たいてい東北地方の米を使っている。
が、産地を言う業者は、まだ良心的なほう。
中には、「国産米です」と言って、逃げてしまう業者も多い。
あのね、みなさん、役人の検査を信用してはいけない。
「ブレンド米」といって、汚染米とそうでない米を混ぜ、放射線量を低く見せかける方法が横行している。
去年、汚染シイタケについて、「(調理するとき)、水で薄めて食べるから、問題ない」(I市役人)と答えていた、どこかのアホ(失礼!)がいた。
いくら水で薄めても、その水ごと食べるのだから、体内に取り込まれる放射性物質の量は同じ。
こういうニュースを聞くたびに、言いようのない無力感に襲われる。
今年(2012)の3月に書いた原稿を、そのまま紹介する。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
【日本の危機】(はやし浩司 2012ー03-20)
●日本人のモラル
【福島原発事故】(日本人のモラル)
●大江健三郎氏の「40年」
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
大江健三郎氏は、こう述べた(フランス、「サロン・ド・リーブル」での講演)。
『……私は原爆は、すでに終わった歴史だと思っていたが、被爆の問題は終わっていなかった。
今、福島で起こっていることは、40年後に顕在化する』(中日新聞・2012年3月19日)と。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●チェルノブイリと福島
「40年」という数字はともかくも、私も、大江健三郎氏の意見に、まったく同感。
そのことは、チェルノブイリの現状を見れば、わかる。
放射性物質にさらされることにより、急性症状が発症する。
が、それよりも恐ろしいのは、「長い潜伏期間中にじわじわと体がむしばまれる、晩発性影響である」(「原発事故」宝島社)。
その症状は、「被爆後数か月か、数年後か、あるいは数十年後かに障害が出る」(同書)と。
遺伝的影響も無視できない。
遺伝的影響は、(1)遺伝子突然変異と、(2)染色体突然変位に、分類される。
そのチェルノブイリで、症状が顕在化し始めたのは、2年後から5年後。
10年後にピークを迎えたという(同書)。
30年近くたった今も、その被害は進行中。
そのとき子どもだった人たちが影響を受け、その被害が、そのまた子どもたちに現れている。
2012年3月20日現在、あの3・11大震災、それにつづく原発事故から、まだ1年しかたっていない。
にもかかわらず、原発事故汚染地帯では、あちこちで早々と安全宣言がなされ、観光客の誘致運動も始まっている。
ノー天気というか、バカげている!
たとえば、南相馬市。
「……南相馬市は、原発から20キロ圏内の(警戒区域)と被爆放射線量が年間20ミリシーベルトに達する恐れのある(計画的避難区域)の、計1万3200人が、強制的に避難させられた。
中心部の20~30キロ圏内は、年間3ミリシーベルトと低く、住んでも問題ないとされ、いずれの区域にも指定されていない。
それでも市の中心部の住民1万3000人あまりは、市外で自主避難をつづけている。
市の人口は、福島事故前の7万1000人から、4万3000人と、3万人近く減った」(中日新聞、3月20日)と。
同日の中日新聞は、市内に店を構える、ある玩具商を紹介している。
その玩具商は、こうこぼしたという。
「商売になんねえ」と。
「子どもたちがいないから、玩具を買ってくれる子どももいない」と。
あのチェルノブイリでは、「本州の(日本の)6割分が汚染された」(同書、P54)という。
半径にして、600キロ。
(福島第一原発から、東京までが約200キロ、浜松市までが420キロ。)
南相馬市では、20~30キロが、基準になっている(?)。
たったの20~30キロ!
●「ウッソー」
先日も、ある中学生がこう言った。
「福島第一原発事故は、まだ何も片づいていないよ」と、私が言うと、「ウッソー(浜松市の方言)」と。
その中学生は、福島第一原発事故は、すでに片づいたものと思い込んでいた。
私「被害が出てくるのは、これからだよ」
中「被害者は、だれもいないわよ」
私「あのね、100万キロワットの原発1機で、年間、広島型原発の約2800発分もの放射性物質を作りだすというよ(瀬尾試算)」
中「……」
私「それが4機……とくに警戒しなければならないのが、4号機。4号機は、プルトニウムを使っていた。それに4号機のプールの中には、4機分全部を集めた分に匹敵する、燃料棒が貯蔵されている。もし4号機のプールが破損したり、倒壊するようなことにでもなれば、この浜松市あたりまで、人は住めなくなるんだよ」と。
この先、何が起こるかわからない。
あれほどの津波は、しばらくはないとしても、福島第一原発の地下には、活断層が何本も走っている。
それが地震を引き起こせば、さらに被害が拡大する。
4号機のプールが破損し、水が抜けただけでも、大惨事を招く。
人が近づくことすら、できなくなる。
半径、100キロとか200キロにも、人が近づけなくなる。
そうなったとき、近くにある福島第二原発や、女川原発、さらには、東海村にある原子炉はどうなるのか。
想像するだけでも、背筋が凍る。
●『今、福島で起こっていることは、40年後に顕在化する』
大江健三郎氏は、こう言っている。
『今、福島で起こっていることは、40年後に顕在化する』と。
つまり被爆被害は、40年後に顕在化する、と。
だったら、少なくとも、ここ10年は、様子を見るべきではないのか。
10年後に、被爆による影響がないとわかった段階で、各地にある原子炉の再開を始めればよい。
が、まだその最中の、これから先、どうなるかわからないような状況の中で、各地の原子炉を再開するなどということは、どう考えても常識をはずれている。
なお、大江健三郎氏は、こうも述べている。
『日本人は、危機を認め、根本的なモラルを持たなければならない』(中日新聞)と。
(1)危機を認める
(2)根本的なモラルを持つ、と。
●危機とモラル
ある友人は、こう言った。
浜松市内で、外科医をしている。
私の教え子でもある。
いわく、「私はね、(福島原発の)あの爆発を見たとき、ああ、これで日本は終わったと思いましたよ」と。
大江健三郎氏がいう、「危機を認める」というのは、それを言う。
が、今のようなモラルでは、その危機を乗り越えることはできない。
ただ、あがくだけ。
もがくだけ。
政府はウソにウソを塗り重ね、一方、国民は、耳障りのよい意見だけを鵜呑みにする。
その相互姿勢は、現在の北朝鮮と、どこもちがわない。
だから大江健三郎氏は、「根本的なモラルをもて」と。
が、新聞では、これ以上の報道はしていない。
これ以上のことは、わからない。
大江健三郎氏が言う、「根本的なモラル」とは、何か。
私流に解釈すれば、資本主義的な物欲文明から決別し、別の価値観を見出すということになる。
大きなテーマだけを与えられたようで、では、どうすればよいのか、今の私にはわからない。
近く大江健三郎氏の意見が、雑誌などに載るだろうから、それを読んだあと、また私なりに考えてみたい。
なおここに書いた友人の外科医は、現在、浜松市と沖縄の間を、頻繁に行き来している。
「沖縄には仕事がある」と言っている。
この春休みも、沖縄で過ごしている。
家族ともども、近く、移住を考えているようだ。
なお、最後に一言。
数日前、こんな記事が報道された。
「福島産の米は、老人ホームなどで、使ってもらう」と。
若い人たちにすれば、老人ホームにいる老人は、そういう人たちに見えるかもしれない。
しかしその老人に近い、私は、この記事を読んで、ゾッとした。
なぜゾッとしたかについては、あえて説明しない。
私は、こういうことを平気で言う日本人、あるいは日本という国に、心底、失望した。
大江健三郎氏が言うところの、根本的なモラルそのものが、狂っている。
(以上、2012年3月記)
Hiroshi Hayashi+++++++March. 2012++++++はやし浩司・林浩司
○『謎の点と線』
話題を変えよう。
……と書いても、明るい話はあまりない。
(楽しい話は、いくつかあるが……。)
最近は、もっぱら、『古代文明をつなぐ謎の点と線』に没頭している。
昨日は、エジプトのEdfu(イードフ、エドフ、Edfou)について調べた。
広場に描かれた模様(実際には歩道)に、興味をもった。
が、結局、謎は解けなかった。
理由がある。
約3分の1が、土でおおわれていること。
さらにEdfu神殿の周囲には、もっと多くの遺跡が残っているはずだが、それが都市化で埋もれてしまっていること。
つまり謎を解くには、あまりにも情報が少ない。
(多分に弁解がましいが……。)
ここにその模様(図形)を載せておく。
興味のある人は、どうか謎解きに挑戦してみてほしい。
「この模様は何か?」と、考えてみてほしい。
私は昨日制作したビデオの中で、こう書いた。
「これは古代文明のパイロットたちが使った空港ではないか」と。
ヘリポートに似ているから、そう書いた。
が、それだけでは説明できない、不思議な部分もある。
その第一、合理的にできていない。
3組の平行線と曲線が複雑にからみあっている。
ところどころに、理解しがたい標識のようなものが置いてある、など。
で、ビデオは1日1作と決めている。
かなり荒っぽいやり方だが、そういう形で自分にノルマを課している。
この世界で、こんなことを書いているのは私だけ。
仲間もいない。
発表する場もない。
まったくの天涯孤独。
だから1日1作。
○異星人との共存
で、今朝(10月20日)は、その続編を書いてみたい。
題して『異星人との共存』。
Edfuの壁には、人間と異星人との交流の様が、描かれている。
頭の長い異星人、鳥の顔をした異星人、それにライオンの頭をもつ異星人など。
もちろん人間もいる。
そうした人たちが、楽しそうに、仲よく手をつないで踊っている。
言うまでもなく、こうした絵は、空想だけで描けるものではない。
また空想だけでは、「岩の壁に彫ってまで……」というエネルギーはわいてこない。
現実に、そういう異星人がいた。
強烈な印象を、人間に残した。
だから当時の人たちは、彫刻にして残した。
が、これらの写真を見ていると、どうもそれだけではないようだ。
つまりこれらの絵には、もっと別の意味が隠されている。
人間社会を参考に、考えてみればよい。
……たとえばどこかの国の王が、別の国の王を迎えたとする。
そのとき迎えるほうの王は、友好のシンボルとして、様々な趣向をこらすにちがいない。
相手の国の王が喜ぶように、だ。
つまりこうした絵(彫刻)は、その趣向のひとつ。
異星人を喜ばすため、あるいは安心させるために描かれた。
「私たちは、あなたの敵ではありませんよ」と。
常識的に考えれば、そうなる。
○新たなる謎
で、またここで新たなる謎にぶつかる。
Edfuには、ここにも書いたように、頭だけが鳥の、鳥人間の絵が描かれている。
体や手足は、人間である。
一方、Edfuのあちこちには、鳥の彫像が置いてある。
こちらのほうは、羽のはえた鳥そのもの。
足のようはよくわからないが、手はない。
羽である。
カラスの顔にも似ている。
で、問題はその彫像。
だれが何のために置いたか。
Edfuの王か?
答は「No!」。
いくら人間がサルから進化したとしても、自分の城の前に、サルの銅像は置かない。
いくらここは人間の城ということを強調したくても、置かない。
では、客人のためか?
答は「No!」。
反対の立場で考えてみれば、それがわかる。
あなたは鳥人間。
そのあなたが人間の城に招かれた。
そのときその城の前に、ゴリラの銅像が置かれていたら……。
あなたはそれを喜ぶ前に、怒り出すだろう。
「バカにするな!」と。
鳥の彫像というのは、どう考えても、矛盾する。
なぜそんな銅像を造ったか。
またそれをEdfu神殿の前に置いたか。
考えれば考えるほど、謎は深まる。
解釈の仕方はいろいろあるだろう。
中には「はやし浩司の常識は、おかしい」と思っている人もいるはず。
が、今回でビデオも74号を超えた(実際にはすでに、90作以上)。
視点を少し変え、『謎の点と線』に迫ってみたい。
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司
2012年10月19日金曜日
74謎のエドフ(エジプト)byはやし浩司
74 Mystery of Edfu, Egypt (謎のエドフ)
http://youtu.be/2G6h8prinv4
ナスカの大十字架の横線をまっすぐたどっていくと、エジプトのエドフにやってきます。
重要拠点ということになります。
(縦線は、そのままメキシコのテオティワカンへとつながっています。)
今回はそのエドフの謎について。
私はエドフの通路に興味をもちました。
が、残念なことに、いまだ、その3分の1程度が、泥でおおわれています。
現在、発掘中ということだそうです。
発掘が楽しみです。
で、これらの線は何を意味するのでしょうか。
特別な意味があることはわかりますが、今回は解明できませんでした。
つぎの機会に回します。
ごめんなさい。
2012年10月19日
This story starts from the Grand Cross in Nazca, the largest line picture in Nazca, abt 10km long and 7km wide.
The vertical line will take you to Teotihuacan and the horizontal line will take you straight to Edfu, Egypt. There is a big mystery in Edfu, but it is a puty that one third of the area is covered with mud.
Hiroshi Hayashi Japan
Oct 19th 2012
(Edfu Edfou エドフ エジプト Egypy Mystery of Edfu Mystery of Edfou Mystery of ancient civilizations 古代文明の謎 謎の古代文明 エジプト編 ナスカ 大十字架 grand Cross in Nazca Hiroshi Hayashi Edfu はやし浩司 エドフの謎の通路 通路の謎 Horozontal line in Nazca mysteries of Ancient Egypt)
2012年10月18日木曜日
73 Why has Mohenjodaro remained as it was about 4000 years ago?
【謎の古代文明】(常識とは)
There is nothing in Sinai & Arabic Peninsulas, which is the mystery. Or these places were attacked by SOMEONE with nuclear weapons in ancient times. For example, Mohenjo-Daro was ruined by nuclear weapons. But the next mystery is that why SOMEONE used nuclear weapons to kill humans who had very primitive weapons only.
And another mystery is that why Mohenjo-Daro has remaind as it was for over 4000 years long. Mohenjo-Daro has been there as an ancient ruins, which is the real mystery. This is the video about it. Oct 18th 2012
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
モヘンジョダロ。
廃墟。
それはそれ。
しかしあなたは、なぜモヘンジョダロの廃墟が廃墟なのか。
それを考えたことがあるだろうか。
つまりどうして、現在の今、それが廃墟のまま残っているか、それを考えたことがあるだろうか。
考古学の世界では、他民族の襲撃を受け、滅んだという。
ほかに、大洪水(反対に大干ばつ)により滅んだという説などが、ある。
しかしその一方で、人骨からは高い放射能が検出されたという説もある。
高熱で溶けたレンガも発見されている。
モヘンジョダロがそののち、放棄されたことを考えるなら、3番目の説がもっとも説得力がある。
つまりだれも近づけなかった。
(モヘンジョダロは、「死の丘」という意味。)
だからモヘンジョダロは、モヘンジョダロとして、そのまま残った。
もし他民族の襲撃を受け、それで滅んだのなら、その他民族がそのままモヘンジョダロを占領していたはず。
あるいは大洪水によるものなら、同時期に栄えたハラッパーは、無事だったはず。
が、ハラッパーも、モヘンジョダロとほぼ同時期に、滅んでいる。
つまりモヘンジョダロが、現在の今、4000年前当時のまま残っていること自体が、大きな謎である。
なぜか?
それこそまさに、最大の謎。
あなたもそれを一度、考えてみてほしい。
(注)モヘンジョダロは、紀元前1800年ごろ、ハラッパーは、紀元前1700年ごろ、姿を消したといわれている(ウィキペディア百科事典)。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
http://youtu.be/XbmLUaaor0Q
○没頭
私は若いころから、そうだった。
今も、そうだ。
ひとつのことに夢中になると、そればかりをする。
ほかのことはしない。
ただひたすら、それに没頭する。
で、それが、数か月とか、半年とか、つづく。
中には2~4年、つづいたのもある。
東洋医学に興味をもったときには、3~4年もつづいた。
宗教論に没頭したときも、そうだった。
全国あちこちの寺を、ワイフと2人で、回った。
趣味にしても、そうだ。
木工、畑作、ラジコン、ボート、ビーズ……などなど。
いろいろなことに興味をもった。
いろいろなことをした。
「ビーズ」というのは、ビーズ玉。
それでネックレスなどを作った。
○謎の点と線
で、今は、「謎の点と線」。
この8月のはじめから興味をもちだしたので、すでに2か月半ということになる。
「毎日1作」を目標に、ビデオを作っている。
毎日、1作!
これが結構、たいへん。
が、おもしろい。
たいてい5~8分前後の短いビデオだが、作るのに2時間。
そのあとYOUTUBEにアップロードしたりするなどで、計3時間ほどかかる。
ときには、朝3~4時まで、起きていることもある。
○「時間が足りない」
そんなわけで、私は若いころから、「時間が足りない」が、口癖だった。
いつも何かをしていた。
そのたびに、いつも時間が足りなかった。
だからというわけでもないが、「忙しいですか」と聞かれるたびに、こう答えていた。
「忙しくはないですが、時間が足りません」と。
が、そう答えると、たいていの人は首をかしげる。
私の言っている意味が、よく理解できないらしい。
それに加えて、私たちの世代は、(遊ぶ)ということができない。
遊ぶことに、おかしな罪悪感を覚える。
こういうのを、私の生まれ故郷では、「貧乏性」という。
心に余裕がなく、いつも何かの仕事(?)をしている。
仕事をしていないと、落ち着かない。
○65歳
で、そういう私が、いよいよ65歳になる。
サッカーの試合にたとえるなら、後半の35~40分前後。
1-2で、相手に1点、リードを許したような状態。
無駄にできる時間は、1秒もない。
……というほど大げさなものではないかもしれない。
(結構、無駄にしている。)
が、しかし、1時間でも無駄にすると、「しまった!」と思う。
今の私がそうだ。
ワイフは、横で本を胸に置いたまま、うたたね。
先ほど、『ハンガー・ゲーム』という、どうしようもないほど、つまらない映画を見てきた。
ボケ防止のため。
それはわかるが、しかしこのアセリだけは、自分でもどうしようもない。
明日の朝作るはずのビデオの構想が、わいてこない。
資料も集めていない。
○核戦争
明日の朝は、『古代人の核戦争』について書くつもり。
きっかけは、アラビア半島の中心部で、溶けた岩石を見つけたこと。
同時に、奇妙な火山(もしくは隕石でできたクレーター)を見つけたこと。
火山が、7~9個、ほぼ等間隔で、ほとんど一直線に並んでいる。
で、そのあたりを拡大して調べてみると、さらに不思議な……。
ということで、明日の朝は、それについて書いてみたい。
午前6時ごろから作業を始めても、終わるのは午前9時ごろ。
明日の朝が楽しみ。
待ち遠しい。
○文章
ところで昨日あたりから、文章を少しずつ書き始めた。
この2か月半、文章らしい文章は書いていない。
ニュースにすら、目を通していない。
テレビも見ていない。
「書けるかな?」と、少し心配だった。
脳みそも、しばらく使わないでいると、すぐサビつく。
使いものにならなくなる。
で、昨日、15ページほど、エッセーを書いてみた。
まあまあのでき。
これはあくまでも私のばあいだが、推敲は、ほとんどしない。
書いたら、書いたまま。
また私のばあい、原稿は、ほとんど無駄にしない。
途中で投げ出すようなことは、しない。
最後まできちんと書く。
書いて、BLOGなどにUPする。
○原稿
この段階で、もっとも多くの気力を消耗する。
神経をつかう。
相撲にたとえるなら、土俵際に追いつめられたような状態。
たぶん、プロの作家もそうだろうと思う。
「この原稿はボツだ」と思う。
随所がガタガタ。
穴だらけ。
そこで最後の気力をふりしぼり、体裁を整える。
文章に、脈を入れる。
その気力のつづく人を、プロという。
そうでない人を、アマチュアという。
荒削りだった原稿が、そのとき、光り始める。
(そう感ずるのは、私自身だけだが……。)
○Dynabook 542
今、ここで使っているのが、TOSHIBAのダイナブック542。
横長の14インチパソコン。
ほかのノートパソコンと比べても、作りのよさが、ダントツに光る。
肌ざわりもよい。
表面のザラザラ感が、気持ちよい。
今は、このパソコンが、気に入っている。
そばに置いておくだけで、満足感を、ググーッと覚える。
○ビデオ(NO 74)
先ほど「核攻撃」の話を書いた。
聖書の中に出てくる、ソドムとゴモラの話を思い出してもらってもよい。
実際、それらしい場所は、いくつかある。
シナイ半島がよく知られている。
モヘンジョダロも、よく知られている。
アラビア半島については、私が発見した。(……と思う。)
が、ここで大きな謎が生まれる。
常識的な謎。
ほとんどの本は、異星人は、核兵器を使い、人間を滅ぼしたとする。
が、ここで待った!
異星人の視点でものを考える。
常識的な視点と言ってもよい。
つまり当時の人間を滅ぼすのに、核兵器など使うだろうか。
戦争でもそうだ。
核兵器を使うのは、最後の最後。
戦争にも段階がある。
それをいきなり核兵器とは!
しかも相手は、無力な人間たち。
たいした武器ももっていない。
刀かヤリ、あるいは弓程度。
そんな人間を相手に、核兵器を使うとは!
○核攻撃
なお前にも書いたが、モヘンジョダロは、核攻撃によって滅びた。
そのことは、現在のモヘンジョダロを見れば、一目瞭然。
廃墟という廃墟ではない。
建物の上部部分のみが水平に、粉々に破壊されている。
おしなべて、同じ高さのところで、粉々に破壊されている。
強烈な爆風で吹き飛んださまが、容易に想像できる。
現在の今も、その地域では、通常の50倍もの放射線量が観測されている※。
また核攻撃を受けたからこそ、今に、その遺跡が残る。
「死の丘」(モヘンジョダロ)という名前も、そこから生まれた。
そののち、人々が近づかなかった。……近づけなかった。
だから残った。
さらに言えば、考古学者の説はウソ。
「モヘンジョダロは他民族の襲撃を受け、滅んだ」とか、など。
バカめ!
どうして考古学者というのは、こうまでバカなのだろう。
だったら、なぜ、その他民族は、モヘンジョダロに移り住まなかったのか?
どうしてモヘンジョダロは、今に見るように、そのまま残ったのか?
理由は、簡単。
住めなかった。
住めなかったから、残った。
あのオーストラリアのオルガス山(Kata Tjuta)にしてもそうだ。
アボリジニーズの言い伝えによれば、こうだ。
「Kata Tjutaの石をもって帰ると、死ぬ」と。
モヘンジョダロにしても、そうだろう。
だれもこわくて、近づかなかった。
だから、今に残った。
常識的に考えれば、そうなる。
ほかにも洪水説、干ばつ説などがある。
学者たちは、既存の知識だけで、何とか理由をこじつけようとする。
その無理が、常識と対立する。
矛盾を生む。
○なぜ?
で、異星人たちは、人間を滅ぼうそうとした?
が、ここにも矛盾がないわけではない。
百歩譲っても、こうなる。
人間を滅ぼすのが目的だったとしよう。
享楽的で欲望の奴隷と化し、堕落した人間を滅ぼすのが目的だったとしよう。
ソドムとゴモラの話を思い浮かべてみればよい。
異星人は、強力な核兵器を使った。
だたったら、なぜ、今、その人間が生き延びているのか。
堕落したといえば、現在の人間のほうが、はるかに堕落している。
つまり今の今、私たちがここにいるということ自体が、人間を目的とした攻撃ではなかったという証拠である。
○モヘンジョダロ
回りくどい言い方は、やめよう。
異星人は、別の異星人を攻撃するために、あのような強力な核兵器を使った。
理由は追々書くことにする。
ただここで言えることは、異星人、つまり攻撃された側の異星人は、シナイ半島からアラビア半島にかけて住んでいた。
彼らの生まれ故郷の惑星に、環境が似ていた。
(これについても、人間がもつ常識を、そのあてはめて考えてはいけない。)
が、別の異星人と意見が対立した。
そこで核兵器による攻撃を受けた。
その傷痕が、シナイ半島、アラビア半島、それにモヘンジョダロ周辺に残っている。
○家に火をつけるようなもの
が、異星人たちは核兵器を使った。
なぜか。
なぜ、核兵器を使ったか。
考えられる理由は、ただひとつ。
異星人たちは、別の異星人を攻撃するために、核兵器を使った。
たとえばアラビア半島に残る傷痕は、ふつうの傷痕ではない。
巨大な隕石でえぐられたかのような大地。
その間に、大小さまざまなクレーター。
その数、数えただけでも、数十個。
大きいのになると、直径が2キロもある。
焼けただれたかのような黒い土地が、その周囲を囲む。
それが縦800キロ、横300キロ。
繰り返すが、人間を殺すのに、そんな強力な核兵器など使う必要はない。
その上、そのあたりは砂漠。
住んでいる人間の数も少なかったはず。
(モヘンジョダロにつては、2~3万人前後の人たちが住んでいたといわれている。)
が、核兵器を使った。
なぜか?
核兵器を使うと言うことは、まるで家の中のネズミを殺すために、家に火をつけるようなもの。
となると、ここでまた新たな謎にぶつかる。
○共存か抹殺か
異星人と人間。
この両者は、現在、共存か抹殺かの選択に迫られている。
と書いても、選択するのは、異星人。
人間ではない。
しかも異星人といっても、1種類ではない。
(あるいは異星人の間でも、人間がするような民族間対立があったのかもしれない?)
1種類でないことは、ここまで書いたことを読んでもらえばわかる。
で、あえて書き加えれば、先に書いた(攻撃された側の異星人)は、人間に対して友好的な異星人だった。
人間に科学を教え(黄河)、哲学を教えた(メソポタミア)。
そのあたりの地下に住み、ついでにピラミッド(ギザ)も建設した。
一方(攻撃した側の異星人)は、人間に非友好的な異星人だった。
核兵器を使ったという事実からだけでも、それがわかる。
(あるいは人間のことなど、眼中になかったのかもしれない。)
○常識
ここまでのエッセーの中で、私は「常識」という言葉を何度も使った。
が、多くの人は、私が書いていることのほうを、「非常識」と思うだろう。
「はやし浩司の頭は、おかしい」と。
が、これだけはここに書いておきたい。
私は自分が、常識人であることを証明するために、『古代文明の謎の点と線』を書いている。
ただひたすら数学的に証明するために。
○就寝タイム
時刻は午後11時になった。
ワイフは横でいびきをかいて、眠っている。
私も眠い。
この2か月半、慢性的な睡眠不足。
胃を痛め、食欲もなくなった。
「口臭がひどい」とワイフが言ったので、歯科医院へ行った。
医師はこう言った。
「口臭といっても、口腔だけが原因で起こるものではありませんから」と。
が、この緊張感だけは、何ともしかたない。
今の今も、そうだ。
時間がほしい。
時間が足りない。
が、明日がある。
ともあれ終身タイム。
おやすみ!
(追記、翌、10月18日朝)
○作業開始
朝、6時、起床。
30分間、ウォーキングマシンの上で歩く。
軽く汗をかいたところで、書斎へ。
そのときには、頭の中ではプロット(大筋)はできていた。
が、いざ編集となったところで、作業がストップ。
「核攻撃」というところで、作業が行きづまってしまった。
「核攻撃」といっても、確たる証拠があるわけではない。
いうなれば、状況証拠。
それをもとに、自説を組み立てるわけにはいかない。
(その点、『謎の点と線』は、数学的に数字で表して、事実を証明できる。)
が、1日1作。
……ということで、73号は、「?」(クェスチョン・マーク)をつけたままの終了となった。
私にとっては、何とも歯切れの悪い締めくくり方だった。
(注※モヘンジョダロの中には、黒いガラス質の石が、びっしりと地面をおおっているところがある。
半径400メートルほどのエリアで、そこでは今でも通常の50倍以上もの放射線量が測定されているという。
高熱で溶けたレンガも発見されている。
3000年前の昔、モヘンジョダロが何らかの核攻撃を受けたという証拠のひとつと考えてよい。)
(はやし浩司 教育 林 浩司 林浩司 Hiroshi Hayashi 幼児教育 教育評論 幼児教育評論 はやし浩司 核攻撃の痕跡 傷痕 異星人の核攻撃 シナイ半島 アラビア半島 はやし浩司 モヘンジョダロ 放射性物質 放射能測定 放射線測定 Mohenjodaro Moehenjodaro Radioactivity Sinai Arabian Peninsulaアラビア半島 シナイ半島 ソドムとゴモラ)2012年10月17日記
Hiroshi Hayashi+++++++August. 2012++++++はやし浩司・林浩司
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