2011年8月11日木曜日

@Hamanako Royal Hotel Aug 10th 2011 by Hiroshi Hayashi

●8月10日(浜名湖ロイヤルホテルにて)雑感、あれこれ

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今日もいろいろあった。
忙しかった。
まずイチバン。

朝食のとき、新聞の雑誌広告を見て、驚いた。
ある育児雑誌だった。
そこには、「絶対的安心感」という言葉と、
「子どもは親の先生」という言葉が並んでいた。

別々の著者によるものだが、これら2つは、
私のオリジナルの言葉だったはず。
そんな言葉が、堂々と新聞に載っている!

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(1)絶対的安心感 

 母子の間の基本的信頼関係についての原稿を書いているとき、私は、この言葉を考えた。
すでに15年以上も前から、この言葉を使っている。
「絶対的安心感」という言葉は、どこでも使われる言葉である。
しかし母子関係を示す言葉としては、私が最初に使った。
「絶対的」というのは、「疑いを抱かない」という意味である。

(2)子どもは親の先生

 つぎに「子どもは親の先生」というのは、私の子育て論の根幹をなす「子育て四次元論」の1つである。
同じタイトルで、中日新聞に原稿を書いたこともある。
まだ内容を読んでいないが、タイトルを読んで、ワイフがこう言った。
「これ、あなたの原稿じゃない?」と。

 ・・・少し前、こんなこともあった。
何でもその本は、100万部単位で売れているという。
その中に、いじめの話しが載っていた。
私は、「A君は、チョークで背中に落書きされた」と書いた。
実際にあった話しである。
が、その本の中では、「A君は、チョークでかばんに落書きされた」とあった。
ほかにも類似点が、ズラズラと並んでいた!

 私は書店で立ち読みをしているとき、体中が燃えるように熱くなった。
が、それが問題ではない。

 育児論というのは、いわば哲学。
その人の生き様が、そこに凝縮される。
だから100人の育児論者がいれば、100通りの育児論が生まれる。
その底流を流れる哲学が一致するということは、ありえない。
育児哲学については、とくにそうである。

 が、その本を読んでいるとき、こう感じた。
たしかに文調、文体はちがう。
著者は、どこかのドクターになっていたが、直接書いたのは若い女性(?)。
この世界では、よくある話しである。
有名になりたいドクター。
そのドクターの名前を借りて、金を稼ぎたいライター。
その両者の思惑が一致したとき、こうした本が生まれる。
印税は、折半。
あるいはケースバイケース。

しかしそこに流れる哲学が、私のそれとスーッと一致していくではないか。
???。
一読すれば、それが私の文かどうか、すぐわかる。
文というのは、そういうもの。
20年前に書いたものであっても、30年前に書いたものであっても、私の書いたものかどうか、すぐわかる。
脳に、そのままそこに流れる哲学がしみ込んでいく。
だから、燃えるように体が熱くなった。

 ・・・とまあ、グチを書いても意味はない。
新聞の雑誌広告にしても、偶然の一致かもしれない。
私とワイフの思い過ごしかもしれない。
それに先に書いたように、まだ、内容を読んで確かめたわけではない。

が、こういうことは言える。
その雑誌がそうだというのではない。
ないが、この世界も、インチキだらけ。
何も政治家だけが、インチキをしているわけではない。
それにこのエッセーを読んでいるあなただって、こう思うにちがいない。
「悔しかったら、あなたも本を出せばいい」と。

 そう、こんなグチなど、いくら書いても、どうしようもない。
負け犬の遠吠え。
彼らも、頭がよい。
盗作をするにしても、簡単にシッポをつかまれるようなことはしない。
巧みに内容を変える。
視点を変える。

 こういうケースのばあい、騒いだほうが、かえってバカをみる。
それに気分が悪くなるだけ。
ゆいいつ闘う方法があるとすれば、ただひたすら精進あるのみ。
つまり私は常に、それ以上の文章を書けばよい。

●熱中症

 話しは前後する。

今朝、ビスタ・パソコンをUPDATEした。
パソコン雑誌によれば、近々、ビスタ(OS)のUPDATEサービスが停止になるという。
つまりそれ以後、ビスタ・パソコンは、事実上、使えなくなる。
そこで「今のうちに・・・」と考え、ビスタ・パソコンを、UPDATEした。
サブマシンとして使っているパソコンである。

 そのときのこと。
私はいつも、多量の水を飲む。
が、今朝は飲まないまま、書斎に入った。
いや、その前に、起きるとすぐ、ウォーキングマシンの上で、30分、歩いた。
一汗、かいた。
異変はそのとき起きた。

 見ると、両腕から、細かい汗が、粒となって噴き出ているではないか。
「暑いのかな?」と思ったが、それほど気に留めなった。
が、やがて額からも汗が噴き出し始めた。
気がつくと、体中がほてるように熱い。

 あわてて居間まで行き、水を・・・と思っているうちに、気分が悪くなった。
頭がクラクラした。
吐き気を催した。
熱中症である。

10年ほど前にも、一度、そうなった。
ワイフは、朝の食事の用意をしていた。
「熱中症だ」と言うと、すかさず氷水をテーブルの上に置いてくれた。
それを一気に飲むと、私は水道の水の中に、頭を垂らした。

 「あぶなかった」と、頭を拭きながら、私。
「気をつけてよ」と、食事を並べながら、ワイフ。

 熱中症・・・今回は、汗で気がついた。
体中が、ほてるように熱くなる。
つづいて吐き気。

 それを感じたら、水を飲む。
氷水はかえって飲みにくいので、ふつうの水でよい。
それをガンガンと飲む。
今回私は、頭を水で冷やしたあと、1リットルあまりの水を飲んだ。
幸いにも、症状はそれで収まった。

 「気温は何度くらい?」と聞くと、「今、30度くらいよ」と。
「今日は35度くらいまで行くかもしれないね」と言うと、「そうね」と。

 なおビスタ(OS)は、WINDOW7に、UPGRADEできる。
UPGRADE版は、1万4000円前後とか。
明日にでも、ネットで申し込むつもり。

●映画『モールス』

 昨夜遅く、映画『モールス』を観てきた。
家に帰ったのが、午前0時過ぎ。
ただのバンパイア映画。

 スウェーデン映画のリメイク版とか。
そちらのほうの映画も、以前、観たことがある。
それもあって、あまりおもしろくなかった。
星は2つもむずかしい、1つの★。
意味のない、殺戮映画。
タイトルも「?」。
私だったら、「ホワイト・バンパイア」にする。
『モールス』というタイトルは、どう考えても、おかしい。
そう思いながら、劇場を出た。

が、それよりも気になるのが、この12日に封切りになる、『ツリー・オブ・ライフ』。
スメタナの「♪モルダウ」がすばらしい。
予告編でその曲が流れた。
私は中学生のとき、合唱曲だったが、毎日のようにそれを聴いていた。
その曲が映画になった。

 その曲には、こんな思い出がある。

 音楽の時間だった。
田口という名前の音楽の先生がいた。
その先生が、授業が始まると、いきなりこの曲をかけた。
そして私たちに向かって、こう聞いた。
「この曲の名前を知っているのは、いるかア!」と。
私は即座に、「モルダウ!」と叫んだ。

 すかさず田口先生は、こう言った。
「この曲の名前を知っていたのは、お前だけだ」と。
私は誇らしかった。
あれは私が、たしか中学2年生のときのことではなかったか。
1年のときは、梅田という名前の女性の先生だった。

 だからというわけでもないが、「ツリー・オブ・ライフ」は、かならず観る。

●ホテル「浜名湖ロイヤルホテル」

 今、この原稿を、浜名湖ロイヤルホテルの一室で書いている。
昼ごろになって、ワイフが突然、「どこかへ行こう」とせがんだ。
そこでジャランを通して、浜名湖ロイヤルホテルに宿泊を申し込んだ。
1部屋だけ、空いていた。

 連絡欄に、「常連です。太平洋側の部屋を希望」と書いた。
その希望が届いたのか、6階の、いつもの2倍ほどもある広い部屋に泊まることができた。
全体で25~30畳はある。
浜名湖ロイヤルホテルさん、ありがとう!

 朝食のみだが、一泊7000円(1名)。
夏休み料金ということで、いつもよりやや割高だが、この部屋で文句を言う客はいない。

●朝風呂

 昨夜はあまりの多さに驚き、入浴をあきらめた。
ふだんなら、(またそういうときをねらって来るのだが)、多くても4~6人。
そんな大浴場に、数10人以上!
女性風呂のほうには、ワイフの話しによれば、下足置き場に、空きがないほどの人。
昔の銭湯でも、ここまでは混まなかった。

 だから昨夜は、10時に就寝。
今朝は5時少し前に起き、入浴イチバン乗りをめざした。
が、すでに1人。
女性風呂のほうには、10人前後(ワイフの話)。

 最初、露天風呂のほうに居場所を構えたが、続々と入ってくる客。
それを見て、私は再び、恐れをなした。
そそくさと体を洗い、外へ。
ワイフは、すでに出口のところで私を待っていた。

 「混んでいるね」「夏休みは、すごいわね」と。

 どこかの大学生たちが合宿で泊まっていた。
1つや2つではない。
そういうグループ名が、ホテルの玄関先に、ずらりと名を連ねていた。
プラス、結婚式やら、子供連れの家族。
やはりこういうシーズンは、はずしたほうがよさそう。
「温泉でのんびり」などという気持ちは、どこかへ吹き飛んでしまう。

●ダイエット

昨日は、昼にギョーザを食べた。
夕食はここへ来るとき、ショッピングセンターで弁当を買って食べた。
たった1日だが、それだけで、体重が500グラムも増加。

 しかしこれには理由がある(?)。

 私は毎晩、扇風機をかけて寝る。
またそのほうが、心地よい。
が、こうしたホテルでは、エアコンを使う。
室温はそれでよいが、空気がカラカラに乾く。
そのため、汗が出ない。

 一度、正確に測ってみたが、一晩で、400グラム前後の汗をかく。
その汗をかかなかった。
ともあれ、今日からまたダイエット開始。
朝食はバイキングということだが、どこまで耐えられることやら。
つまり食欲に、どこまで耐えられることやら。
心配!

●肥満
 
 露天風呂に入っているとき、20代そこそこの若い男が3人ほど、入ってきた。
皆、丸々と太っていた。
1人は、相撲の関取のような体をしていた。
小柄の男だったが、まるでビヤ樽のよう。

 その男が露天風呂につかると同時に、こう言った。
「またまたもとの食生活に戻ってしまってね。リバウンド、リバウンド」と。

 まるで他人事のように話しているのが、おかしかった。

●日韓経済戦争

 時間があったので、あちこちのサイトをのぞいてみた。

その中で、西尾幹二氏が、平成17年「正論」6月号の中でこう述べている。
たいへん興味深いので、そのまま引用させてもらう。

『……韓国の大手銀行4行の外国人持ち株比率は、国民銀行78%、ハナ銀行72%、外換銀行72%、新韓銀行63%である。
半導体と液晶で世界一といわれるサムスンが54%、現代自動車が49%の比率で外国資本の支配下に入っている。

 「国境を越えて」とか「グローバリゼーション」とか甘いことを言っている日本人はまだ気づいていないが、韓国人は働けど働けど外資に利益を吸い上げられる、行き場のない閉塞感に陥り、その怨念をジャパンパッシングに振り向けている一面があるのである。
しかしまたうかうかしていればこれは明日は日本の現実でもあるのだ』と。

 サムスン、現代自動車の外国人持ち株比率が、それぞれ54%、49%とのこと(平成17年)。
西尾幹二氏は、それをさして、「韓国人は働けど働けど外資に利益を吸い上げられる、行き場のない閉塞感に陥っている」と看破している。

 が、当の韓国は、それに気づいていない(?)。
それはちょうど、現在のJAL(日本航空)に似ている。
「利益があがった」「黒字になった」と、はしゃいでいる。
しかしそ利益は、そっくりそのまま銀行の金庫へ。
(社員に渡されるのは、ボーナス1か月分だけ。)
銀行は銀行で、ある程度今までの損金を取り戻したら、JALをつぶすつもりでいる。
つぶしても損害はない。
国が75%まで、融資金額を補償してくれる。

 その韓国。
今回の株価暴落で、つぎのような結果を出している。

2200ポイント(4月・最高値)から、1817ポイント(8月10日)まで株価をさげた(韓国総合株価指数)。
下落率は、17・7%。
(日本は、1万0137円(7月・最高値)から、8900円(8月10日)まで過ヌカを下げた(日経平均)。
下落率は、12・2%。)

 そこで昨日、韓国政府は向こう3か月間、カラ売り禁止令を出した。
それだけ強い危機感を覚えたためである。

 日本の知ったことではないが、西尾氏も指摘しているように、これは「明日の日本の現実」かもしれない。

ただこれだけは肝に銘じておこうではないか。
次回韓国が国家破綻しても、日本はぜったいに韓国を助けてはならないということ。
前回、日本は頼まれもしないうちから、韓国を助けた。
が、その結果が今。
感謝されるどころか、逆恨(さかうら)みされる!

●朝食

 食事は7時から、とか。
この分だと、大混雑しそう。
だから7時に食堂へ入り、そのまま家に帰る。
たった今、そんな話しをワイフとした。

 で、昨日の予報によれば、この浜松も、今日は気温35度前後になるとか。
35度!
8月としては、ありえない気温ではない。
しかし35度。
別の地方では、39度前後まであがるところもあるという。
体温より、暑くなる。

 私が学生のころは、みな、やせて、ガリガリだった。
気温も30度を超えることはあっても、35度を超えることはなかった。
肥満と体重は、比例関係にあるのか?

 生活が豊かになる→エネルギーを大量に消費する→同時に、飽食、と。
その結果が、気温上昇。
直接的には関係ないにしても、結果論としては、「根」は同じ。
原点に、人間が本来的にもつ(欲望)がある。
その欲望が、環境をゆがめ、自らの心をゆがめる。

 そのうち学校の教科に、「欲望学」というジャンルが生まれるかもしれない。
大学にも、「欲望学部」というにが、生まれるかもしれない。

●醜いジェスチャ

 昨夜、NHKテレビでこんなシーンを見た。
民主党の政治家たちが、何かの委員会を始めるところだった。
そのときのこと。

 中央のいちばん奥に、次回総裁候補と目されている1人の政治家X氏が陣取っていた。
そのX氏を取り囲むように、左右に4~5人の政治家が座っていた。
その瞬間、中央に座っていたX氏が奇妙なしぐさをして見せた。

 向かって右側に座っていた政治家が、体を前にのめり出した。
テーブルの上の何かを取ろうとしたのか。
それとも椅子の位置をなおそうとしたのか。
その瞬間のこと。
中央に座っていたX氏が、自分の左手で、横の政治家を2、3度、「座れ」と、手で払って見せた。
直後に右手で、カメラのほうをまっすぐ指差した。

 私にはそれが、「NHKのカメラが回っているから、じゃまだ」「座れ」「カメラがあるだろ」と言っているふうに見えた。
見えた・・・というより、まさにそういう行為だった。
とたん、スーッと興味が冷めていくのがわかった。
何というあさましい行為。
低劣な行為。
その政治家X氏は先にも書いたように、次回の総裁候補にもなっている。

 が、本当の問題は、どうしてこういう政治家がつぎつぎと現れては消えるかということ。
政治の世界を、国盗り物語の舞台か何かのようにしか考えていない!

●礼拝所

 欧米では、あくまでも欧米での話しだが、こういうこと。
聖職者でもない人が、聖職者のフリをし、教会の中で説教をすれば、それだけで逮捕される。
教会にしても、それぞれが教会として認定されている。
教会でない場所で、牧師が説教をするということは、ありえない。
礼拝所(チャペル)についても、同じ。

 が、この日本では、野放し。
結婚式場などでは、牧師の衣装をまとった人が、(ほとんどが白人だが)、結婚式のまねごとをする。
それをオーストラリアの友人に話すと、その友人は、こう言った。
「オーストラリアでは、ありえないよ」と。
ありえないものは、ありえない。
「逮捕」というのは、そういう意味。

 さらに言えば、この日本では、宗派にもよるが、修行らしい修行をほとんどしなくても、僧侶になることができる。
父親に僧籍があるばあい、年会費(その友人は、「年会費」と言った)を納めておけば、いつでも僧侶になれるというところもある。
もちろん大学の宗門部を卒業し、はじめてその宗派の僧侶になれるというところもある。

 要は信者の問題。
信者がそれでよければ、それでよい。
それで神々しい気持ちになれれば、それでよい。
亡き人の供養になると思えば、それでよい。
所詮、人間の世界というのは、その程度。

 ・・・ホテルの窓の下には、礼拝所らしき建物が見える。
昨夜も、遅くまで明かりがついていた。
その前には、玄関先で新郎新婦を囲んで、みなが記念撮影をしていた。
儀式は儀式。
ただの祭り。
深い意味はない。
もちろんそのパワーもない。
言い換えると、結婚式というのには、その程度の意味しかない。

 ゆいいつ救いなのは、その建物には、空に向かって十字架が立っていないこと。
もし立っていたら、天空の神もさぞかし迷うことだろう。
にわか信者に、にわか神父。
にせ礼拝所に、にせ説法。

もっとも結婚式はそれでよいとしても、結婚はどうか?
結婚生活は、どうか?
それでよいのか?
6階の窓から教会(?)を見おろしながら、そんなことを考えた。

●結婚とは

 夫婦にとっていちばん重要なものといえば、「誠実さ」。
ウソをつかないことはもちろん、ありのままを、いつもそのままさらけ出す。
偽り、言い逃れ、裏切り、背信・・・。
ほかにもいろいろある。

 そういうものが混入すれば、夫婦は夫婦としての意味を失う。
最悪のばあいは、夫婦と言っても、同居しているただの異性。
そうなる。

 が、誠実さといっても、簡単なことではない。
その人が誠実かどうかは、すでに子ども時代に、ある程度の輪郭ができあがる。
「まじめさ」と言い換えてもよい。
それができあがっている子どもは、それでよい。
しかし一度道からはずれた子どもは、そうでない。
そういう子どもがおとなになる。
そのままおとなになる。
だから「簡単なことではない」。

 ある女性は、理由はわからないが、夫の実家から届く手紙やハガキ、さらには誕生日カードまで、夫には見せないで処分していた。
世の中には、そういう女性(妻)もいる。
そんな夫婦が、幸福な家庭を築いたら、それこそ奇跡。

●帰宅

 ワイフが「食事に行こう」と、今、言った。
これから食事に行く。

では、みなさん、おはようございます。
2011年8月11日、木曜日。

今日も暑くなりそう!


Hiroshi Hayashi++++++Aug. 2011++++++はやし浩司・林浩司

2011年8月10日水曜日

●Nuclear Test by North Korea

●8月10日(水曜日)2011朝

●北朝鮮の核実験(公開書簡は、核実験を正当化するための布石)

 近く、北朝鮮は核実験をする。
その予兆が、公開書簡(8月8日付)。
その中で北朝鮮は、公開書簡の中で、「朝鮮軍と人民は過去とは異なり、自分を守る強力な核抑止力を保有していることを世界に隠さない」
「相手が核戦争を強要するなら、核で応じる準備ができている」と述べている。

 そしてその論理的根拠(=理由付け)として、こう述べている。

「非核化に対する誠意ある行動を相手に要求する一方で、大型原子力空母と戦略的核打撃を与える航空戦力を動員して相手を脅威する戦争的挑発は、非核化の同時行動原則を完全に裏切る。
朝鮮半島の非核化は一方だけの非核化ではなく、対北朝鮮核脅威を解消された一括的、公正な非核化であるべきだ」と。

 何度か読みなおしていると、その向こうに北朝鮮の隠された意図が見えてくる。
北朝鮮は、こう言っている。

 「お前たちが軍事演習をするなら、俺たちは、核実験をするぞ。
したくはないが、それをさせるのは、お前たちだ」と。

 アメリカと韓国は、朝鮮半島有事を想定し、16~26日に、指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」を実施する。
軍事演習としては、たいしたものではない。
規模も小さい。
にもかかわらず、北朝鮮はからんできた。
この(からんできた)というところに、私は別の意図を感ずる。
それが「核実験の実施」。

 となると、その日はいつか。
軍事演習は、16~26日。
ということは、その前後ということになる。
北朝鮮は、何かにつけ、日にちにこだわる。
となると、8月15日?
今回の公開書簡は、その布石ということになる。


●竹島問題(韓国のなし崩し的既成事実化)

 日本政府は、竹島の領有権問題について、国際司法裁判所(ICJ)に、「付託による解決」をめざし、韓国政府を、正式に提起することを検討しているという(産経新聞)。

 つまり不法占拠を、国際裁判所に提訴する準備をしている。

 これが正攻法であり、もっとも平和的な解決手段である。
が、他方の当事者である韓国政府は、「韓国が付託に同意する可能性は低く、対抗措置への反発は必至だ」(同紙)とある。
産経新聞はつぎのようにつづける。

 「ICJ付託提起の検討が急浮上したのは、韓国の竹島実効支配への強硬姿勢に歯止めがかからないため。
日本は昭和29年と37年に韓国側にICJへの付託を提起したことがあり、今回実現すれば49年ぶりとなる」と。

 なし崩し的に既成事実を積み重ね、「事実」をゆがめてしまう。
ズルイ人間がよく使う手法である。
『嘘も100ぺんつけば、本当になる』という言葉もあるにはある。
しかし100ぺんついても、嘘は嘘。

 韓国政府も、そこまで正当性を主張するなら、国際裁判所で、争ったらよい。
それで決着がつく。
どうして同意する可能性が低いのか?
どうして反発が必至なのか?

 今、韓国の各地を訪れると、どこへ行っても、こんな標識が目につく。
「ここから竹島(独島)まで、~~キロ」と。
欧米人が好んでよく使う標識である。

 韓国の人たちよ、一度、国際裁判所で、争おうではないか。
たがいに証拠を出し合い、たがいに納得する方法で……。
日本政府は、今まで、ずっとそれを主張してきた!
それとも何か、君たちにとって、都合の悪いことでもあるというのか。


●日本海vs東海(今度は「韓国海」を主張し始めた?)

 今度アメリカ軍は、「日本海」を、「日本海」と単独表記することを決定した。
今までは「日本海(東海)」と、2つの名前を併記していた。

それに対して韓国は、猛反発。
古い出所も確かでない地図を持ち出し、「日本海は、『Corea Sea(韓国海)』と呼ばれていた」と主張している。

 が、この論法は矛盾している。
だったらなぜ、最初から「東海」ではなく、「韓国海」と主張しなかったのか。
「日本海はまちがっている。韓国海が正しい」と主張すればよかった。
一時は、(4、5年前のことだが)、「平和海」にしようという動きもあった。

 こうして一連の韓国側の主張を並べてみると、要するに、「日本海」という呼称そのものが気に入らないということらしい。
で、この日本では、『坊主憎ければ袈裟まで憎い』という。

 そこで調べてみたが、この故事は、どうやら日本で生まれたもののようだ。
『……僧侶が「憎い」対象となっているのは、江戸時代の寺請制度が背景にあるとされている』(ネット・故事ことわざ辞典)と。
つまり韓国には、この故事はないようだ。
だから、『坊主憎ければ袈裟まで憎い』式のいやがらせを、平気で繰り返す。
もし似たような故事が韓国にもあれば、とても恥ずかしくて、こんな主張はできない。


●管首相と「脱原発依存」(どうして管首相でだめなのか?)

 「脱・原発」と「脱・原発依存」は、ちがう。
しかしこれほどまでの大災害を被りながら、いまだに「原発・支持派」の人たちがいるのには、驚かされる。
あえて「支持」するようなものでもあるまい。
「容認」とか「あきらめ」というのなら、まだ話しはわかる。
「必要悪」でもよい。

 そこで今では、「管首相=脱原発」というイメージだけが先行し、管首相はまさに四面楚歌。
「やめろ、やめろ」の大合唱。
が、私には、この場になっても、どうして管首相でだめなのか、その理由がよくわからない。
「風評被害」という言葉があるが、その風評被害をもっとも受けた政治家が、管首相ということになる?

 そこでポスト管首相。
一番先に名乗り出たのが、野田佳彦財務相(54)。
読売新聞は、つぎのように伝える。

 『……出席した約20人のメンバーに示した論文では、首相との違いを随所にちりばめた。
原子力政策では「短兵急に原発輸出を止めるべきでない」「大切なのは『脱原発』対『推進』の対立ではなく、国民的な幅広い多角的な議論だ」などと強調。
首相がこだわる「政治主導」の見直しにも触れ、政務三役による意思決定は継続するとしつつも、「官僚組織をフル活用する」とし、官僚不信に凝り固まる首相を当てこすった』(同紙)と。

 よく読めばわかるが、「原発、賛成」ということらしい。
「国民的な多角的議論」という言葉を使い、国民を煙に巻いている。
平たくいえば、「賛成派と反対派の議論が必要」と。
ヤラセ事件が発覚したばかり。
賛成派と言われる人たちは、いったい、どういう人たちをさすのか?

 なお「官僚不信」という言葉が出てきたので、庶民の立場で、一言。

 今、この日本には、言いようのない不公平感が蔓延している。
若い人たちには、それがわからないかもしれない。
しかし60歳を過ぎると、それがよくわかる。
役人組(官僚)は、とことん手厚く老後が保障されている。
庶民組は、まったくといってよいほど、老後の保障はない。

爆発寸前というか、爆発したいが、何せ、老人組。
方法も手段もない。
体力も気力もない。

 「官僚不信」をもたない政治家のほうが、どうかしている。
政・財・官……この3つが1つになり、いかに日本の進むべき道をゆがめてきたか。
その象徴的存在が、今回の原発事故ということになる。

 それにもう一言。
もし管首相が引きずり下ろされたら、我ら「浮動票層」は、どこへ向かえばよいのか。
ひとつだけはっきりしていることは、「民主党は、もうこりごり」ということ。
自民党以上に自民党。
醜悪。
ア~ア!


●今朝の確認事項

(1)北朝鮮の核実験を警戒しよう。
(2)韓国の「反発」は、無視しよう。
(3)民主党よ、さらば!


Hiroshi Hayashi++++++Aug. 2011++++++はやし浩司・林浩司

2011年8月9日火曜日

*To USA Military Services!

What is the "East Sea" for the world?(どうして「東海」なのか?)

South Koreans have been trying to alter the name of the "Japan Sea" into the "East Sea".
The East Sea is to the east of Korea Peninsula, but why?
We say in Japan, "When we hate a priest, we even hate his robe."
If so, there would be appeared hundreds of "East Seas" in the world soon in the future.
Every country would try to alter the near-by seas into their own favorite names.
South Korea is only one of them.

韓国は日本海を東海に改名しようとしている。
韓国にとっては「東海」だが、なぜ?
日本では「坊主憎ければ、袈裟まで憎い」という。
もしそうなら、この先、世界中に、何百という「東海」が生まれるだろう。
どの国も近海の呼称を改名しようとする。
韓国もその1つに過ぎない。

Hiroshi Hayashi, Hamamatsu, Japan
Aug 9th 2011

(注)アメリカの人たちに直接訴えるために、英語で書いた。
HPのアクセス先を見ると、「アメリカ軍」というのが、多い。
在日アメリカ軍?
頻繁に私のHPをのぞいているよう。
だから英語で書いた。

Hiroshi Hayashi++++++Aug. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●世界恐慌(序章)「株価大暴落は、その始まりに過ぎない」

++++++++++++++++++++++++

世界的な株価大暴落は、今回の
世界恐慌の序章にすぎない。
が、この先のシナリオは、ほぼ
決まっている。

ギリシア、ポルトガルの国家破綻。
つづいてイタリア、スペインの経済不安。
EUの債務問題。

日本は、一度急激な円高にブレたあと、
円キャリーで流出した円が、逆流し始める。
とたん、この日本はハイパーインフレ。
日本の国家破綻も、現実味を帯びてくる。

それにしてもオメデタイのが韓国。
「日本の企業倒産、2か月ぶりに増加」
とあるから、日本のウエブサイトかと
思ったら、韓国紙のウエブサイトだった。
どうして韓国紙は、こんなことばかり、書くのだろう。

そしてつい先週は、「韓国に与える損害は
軽微」と書いていた。
つまりアメリカの経済混乱は、韓国には影響を
与えない、と。
が、韓国の銀行は、1つの国策銀行を
除いて、ほとんどがアメリカ資本の支配下
にある。
アメリカが風邪をひけば、韓国は当然、
肺炎になる。

その結果が今日。
韓国の株価だけは、日本の倍以上の幅で、
株価が暴落している。
(日本3~4%の下落、韓国7~8%の下落。
8月9日。)

どこで底値を打つかだが、今はその底が見えない。
この先、どんな不測の事態が待ちかまえているか、
それさえわからない。
新興国の国家破綻がつづけば、当然、世界経済は、
その影響をモロに受ける。
あぶない国を並べたら、2桁になる。

日本もメチャメチャだが、世界は、もっとメチャメチャ。
今は、そのリ・シャッフルの時。
つまり「大嵐」。
ここは静かに成り行きを見守るしかない。
私のような庶民が、ジタバタしても、始まらない。
どうしようもない。

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●国体の維持

 「国体の維持」と書くと、どこか右翼団体の人たちが使う言葉のように聞こえる。
が、私が言う「国体の維持」というのは、それとは少しちがう。

 この先、この日本も大混乱する。
避けようがない。
しかし「国体」だけは、維持しなければならない。
日本という「国」だけは守らなければならない。

 多少の混乱、たとえば社会不安、犯罪の増加などはあるだろう。
しかしその段階で、押しとどめる。
もしこの日本でも、略奪、破壊工作などが、頻繁に起こるようになったら、おしまい。
すでに数日前、イギリスでは商店の襲撃事件が起きている。
その少し前には、ノルウェイでも、爆破、銃撃事件が起きている。

 仮にこうした事件が日常的に起こるようになったら、その「国体」が崩壊する。
もしそうなったら、立ちなおるべきときに、立ちなおれなくなる。
日本は(その時)を、静かに待つ。
辛抱強く、待つ。
そしてそのときが来たら、イのイチバンに、ラスト・スパートをかける。
「国体」さえしっかりしていれば、それができる。
それが日本、再生のときである。

 だからここは静観あるのみ。
狂った茶番劇は、狂った人たちに任せておけばよい。

 今朝の私は、かなり過激派?
2011/08/09記


Hiroshi Hayashi++++++Aug. 2011++++++はやし浩司・林浩司

2011年8月7日日曜日

*Aug 6th A-bomb Day

●8月6日(今日、ありのまま)

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山荘を建てるとき、手伝ってくれた人がいた。
KWさんという人だった。
私より20歳も年上で、そのときすでに
60歳を超えていた。

年齢も年齢だからということで、毎日では
なかった。
体の調子のよいときだけを見計らって、週に
数日、手伝ってくれた。

そうして6年。
山荘の土地は、完成した。

で、久しぶりに、KWさんの話しを聞いた。
KWさんの近くに、農家の人たちが集まって
開く、青空市がある。
そこで「KWさんは、元気?」と聞いた。
が、レジの女性はこう言った。

「KWさんは、昨年(2010)の暮れ、
亡くなりましたよ」と。

++++++++++++++++++

●夢

 家に帰って、昼寝をした。
このところそれが日課になっている。
その昼寝で目を覚ますとき、こんな夢を見た。

 それまであちこちを旅行していた。
電車に乗ったようだが、その部分はよく覚えていない。
が、気がついてみると、私は美濃の実家へ来ていた。
実家の居間で、赤い飛行機を手にしていた。
ゴム動力で飛ぶ飛行機だった。
私はそれをもって、外に飛ばしに行こうと考えていた。

 で、通路を通って、店のほうへ行くと、そこに
兄が座っていた。
ニコニコと笑っていた。
私はそれを見て、兄に、こう聞いた。

「これは夢? それとも現実?」と。
するとその向こうに母が立っていて、こう言った。
「もちろん夢だよ」と。

 そこで私はこう切り返した。
とても夢には思えなかった。
「じゃあ、道路で裸で踊っても、だれも笑わないのか」と。
すると母がまた答えた。
「だれも笑わないよ」と。

 私はゆっくりと兄の体に手を回した。
兄も私の体に手を回してくれた。
私は兄に、こう言った。
「ぼくは、ずっとさみしかったよ」と。
とたん、夢の中で私は涙をこぼした。
と、同時に、目が覚めた。

 横を見ると、ワイフも眠っていた。
私はワイフに悟られないよう、静かに泣いた。
目頭に涙が数滴たまった。

 さみしかった。
生きていること自体が、さみしかった。

●KWさん

 昨年の終わりごろ、KWさんに会ったことがある。
脳梗塞を患い、そのときは、大きなマッサージチェアに座っていた。
週に何回かは、デイサービスを受けているということだった。
顔を合わせると、こう言った。

「こんなになっちゃってねえ」と。

 そのKWさんには、悲しい思い出がある。
KWさんは、そう言って、こんな話しをしてくれた。

 KWさんには、1人の娘さんがいた。
その娘さんが、24歳のときのこと。
いつものように、「これから仕事に行ってくる」と家を出た。
が、元気な姿を見たのは、それが最後だった。
その日のうちに、娘さんは、仕事場で急死。
夕方には遺体で、家に戻ってきた。
あまりにも急な死だった。

 KWさんは、いつもそこまでしか私に話してくれなかった。
私も、それ以上のことは、聞かなかった。
ただKWさんは、こう言った。

 「死んだ娘ほど、いい娘とは言いますがね、本当に親思いのいい娘でした」と。

 ときどきKWさんは、娘さんの話しをしてくれた。
が、話しの内容はいつも、同じ。
そこまで。
いつかもっと話してくれるかなと思っていたが、KWさんは、それ以上のことは
話してくれなかった。

 そのKWさんが、亡くなっていた。
知らなかった。
10年ほど前、膵臓ガンを患ったという話しを聞いた。
が、青空市のレジの女性は、梗塞による、臓器不全が原因で亡くなったと話して
くれた。

 私とワイフは、そこから歩いてKWさんの家に行った。
家は留守だったが、離れようとすると、息子さんの嫁さんが畑のほうから出てきた。
私は悔やみの言葉を伝えた。
とたん、涙がこぼれた。
熱い涙だった。

 嫁さんは、別れ際、こう言った。
「今年は初盆です。13日からします」と。

●処分

 このところ私にとって大切な人が、つぎつぎと亡くなっていく。
さみしいというより、心細い。
自分だけが取り残されていくよう。

 ただどうか誤解しないでほしい。
私はもう死ぬのは、こわくない。
去年のはじめ、それを経験した。
激しい後頭痛を感じ、床に倒れたとき、こう思った。
「ああ、これで死ねる」と。
自分でも信じられないほど、穏やかで、冷静だった。

 ときどき神経痛の発作に襲われるが、そのときは格別だった。
それにたいていは夜中だが、そのときは、廊下を歩いているときだった。
あれほど死を恐れていた私だったが、いざ、そのときになってみると、
「ああ、これで死ねる」と。

 恐怖感はほとんどなかった。
いや、まったくなかった。
だから今、ときどき人に、こう言う。
「死の瞬間というのは、何もこわくないですよ」と。

 ……つまり、私も私なりに、死の覚悟をし始めている。
話しを聞くと、どうやらワイフもそうらしい。
それもあって、先週からアルバムの整理を始めた。
アルバムから写真を抜き取り、それを息子たちに分け与える。
その準備を始めた。
とくにアメリカに住む二男は、何かにつけ、さみしい思いをしていることだろう。
その気持ちは、よくわかる。
私もこの浜松で、同じような思いをした。
で、メールで、「近く写真を送る」と連絡した。
今のところ、返事はないが、私の方で勝手に送る。

 ……ということで、ここ1年、家の中がすっきりしてきた。
飾り物などの小物は、子どもたち(生徒)に、どんどんと分け与えている。
今まで買い集めたみやげや、もらったみやげなど。
そのうち家の中は、からっぽになるだろう。
が、そのとき同時に、私もこの世を去ればよい。

 たいした人生ではなかったが、思う存分、自由に生きた。
ほかの人たちのことは知らないが、思い残すことは、もうない。
(少しはあるが、ほとんど、ない。)
息子たちも含めて、あとの人たちは、あとの人たちで、勝手に生きていけばよい。
成功組か失敗組かと聞かれれば、私は失敗組。
が、たいした不幸も経験せず、この年齢まで健康で過ごせた。
それについては、感謝している。
「運がよかった」と感謝している。

●原爆記念日

 8月6日。
広島に原爆が落ちた日。
KWさんの死去を知り、今日は一日中、さみしかった。
何をしても、さみしかった。

 夕方遅く、ワイフと長男と3人で、近くのマックへハンバーガーを
食べに行った。
そのときも、さみしかった。
今日は、そういう一日だった。
こういうときは、安定剤でものんで、早めに床に就いたほうがよい。

 日記、おしまい!
みなさん、おやずみなさい!


Hiroshi Hayashi++++++Aug. 2011++++++はやし浩司・林浩司

2011年8月4日木曜日

@Kokumin-Shukusha Oku-Hamanako

●国民宿舎・奥浜名湖にて(8月3日)

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今日は、「国民宿舎・奥浜名湖」へやってきた。
宿泊料金も安く、ロケーションもよい。
ときどきやってくる。
息抜きには、もってこい。
そのつど、満足して帰る。

時刻は今、ちょうど午後4時を回ったところ。
夕食は6時半から。
それまでに風呂に入り、このあたりを散策するつもり。
暑いが、風がさわやか。
窓からは、遠く浜松市内が一望できる。
手前に広がるのは、もちろん浜名湖。

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●旅館業

 今、旅館業は、冬の時代。
こういう時節だから、経営もたいへん。……だろうと思う。
この国民宿舎も、昨日、予約した。……できた。
「夏休みだから、だめかな?」と思っていたが、長男の部屋も含めて、2部屋取れた。
私たちが、2xx号室。
長男が、2xx号室。
隣の部屋。

 私たちのような客にはありがたい。
つまり私たちはいつも、ものごとを衝動的に決める。
計画性がない。
……というか、へたに計画を立てると、息苦しくなる。
だから衝動的。
そういう客にはありがたい。
ありがたいが、旅館の経営者にとっては、そうでないだろう。
今は、夏休み。
本来なら、子連れ客でにぎわっていても、おかしくない。

●風呂

 風呂を出たところに、1人の男性客がいた。
袋井市から来たという。
(袋井市というのは、浜松からJRで、30分くらいのところにある町。)
日帰りの入浴客。
年齢は、60歳くらい。
奥さんが出てくるのを待っていた。

 しばらく話す。
あちこちの温泉の話し。
「ここはいい、あそこはいい」と。

 私はどこの温泉へ行っても、こうしてすぐだれかと友だちになる。
私の特技のようなもの(?)。
それがまた楽しい。
たいていは、「どちらから……?」と言って話しかける。
会話は、そこから始まる。

 ところで、ここは、温泉なのか?
それともただの風呂なのか?

(宿の案内によれば、人工的に成分を加え、下呂温泉、あるいは愛媛の道後温泉と成分を同じにしてあるとのこと。)

●悪夢

 今朝は、恐ろしい夢を4回も見た。
昨夜も、ふとんの中で、『2012年、日本経済は大崩壊する』(幻冬舎)を読んで寝た。
その前には、『超大恐慌の時代』(日本文芸社)を読んでいた。
そのせいだと思う。
ワイフがそう言った。

 「このごろあなたは、あんな本ばかり読んでいるからよ」と。

 そうかもしれない。
そうでないかもしれない。
というのは、世界経済は、今、危機的な状況にある。
それは現実であって、推察ではない。
みな、見て見ぬフリをしているだけ。
アメリカは何とか危機を乗り越えたが、ギリシアの債務問題がある。
どこからどう考えても、ギリシアはもう救いようがない。
ゆいいつの救済法と言えば、各国銀行による債権放棄。
つまり徳政令。
借金の棒引き。
しかしそんなことをすれば、それこそEU経済は、メチャメチャ。
モラルハザードだって起こる。

が、それだけではない。
中東問題がある。
中国問題がある。
もちろんこの日本も、あぶない。

●ボケ防止

 ワイフもときどき、こう言う。
「あなたが国際経済を心配しても、しかたないでしょ」と。
教育問題にしても、そうだ。
確かにそのとおりだから、反論のしようがない。
町のオジチャンたちが、酒場で経済談義をするようなもの。
したところで、だれも相手にしない。
世の中、何も変わらない。

 で、私はそのつど、いつもこう答える。
「ボケ防止のため」と。
こうしていろいろものを考えることによって、脳の老化を防ぐ。
効果のほどはわからないが、今のところ、ボケていないところをみると、それなりに効果があるのでは?
が、本当のところは、こうだ。

 そこに(私の知らないこと)があると、私は歯がゆくてならない。
私が知らないことがあること自体、不愉快。
これは私の性分のようなもので、どうしようもない。

 そこでそれについて調べ始める。
あとはそのまま、その(こと)について、のめり込んでいく。

 そう言えば、趣味にしてもそうだ。
若いころは、周期的に、趣味が変化した。
だいたい3~4か月。
長くて、半年。
一通りやると、つぎの趣味へと移っていく。
こうして、私はいろいろなことをした。

 ラジコンから始まり、模型作り。
木工から、畑。
絵も描いたし、ネックレスづくりにも、挑戦した。
骨とう品や絵画を買い集めたこともある。
で、最近は、温泉巡り。
こうして数え出したら、キリがない。

 それが私ということになるが、最近、私のような人が、結構多いのを知った。
何かの雑誌で、そう書いている人もいた。
ひとつのことを長くつづけるのが、「趣味」ということになる。
しかし「いろいろなことをする」という趣味もある。
私には、そのほうが楽しい。

●辛辣な酷評

 YOUTUBEの画像について、ときどきコメントがつく。
昨日も、ついた。
読むと、「こいつのしゃべっていることは……」と。
私をさして「こいつ」とは?
かなり辛辣な言い方である。

もっとも最近の若い人たちは、こういう言葉を平気で使う。
使いながら、自分の品格を落としていることに気づかない。
つまり自分を客観的に評価する能力に乏しい。

 で、年齢を調べてみたら、16歳。
16歳の少年が、私のYOUTUBEを批評して、「こいつの……」と。

 もっともそういった批評をいちいち気にしていたら、YOUTUBEに画像など、アップできない。
即、削除。
それにかぎる。
が、今回は、相手が16歳。
私の生徒たちの年齢。
だからていねいに反論のコメントを書いてやった。
気まぐれだった。

 が、すかさず返事が届いた。
その返事の末尾には、こうあった。
「……発達障害の専門家でもない、あなたへ」と。

 つまり「発達障害の専門家でもないあなたが、偉そうなことを言うな」と。
最近の若い人たちは、一語で相手の心をグサリと突き刺す。
そういう言い方が、実にうまい。
巧み。

●発達障害の専門家?

 そのYOUTUBEは、「AD・HD児」について述べたものだった。
が、これについては、一言、申し添えたい。

 この日本でAD・HD児が話題になり始めたのは、1999年ごろ。
厚生省の委託を受けて、K大学に研究班ができたのは、2001~2年だったと記憶している。
診断基準も、そのあと、できた。
そのころ「アスペルガー」という言葉も、聞かれるようになった。
が、それ以前はというと、AD・HD児は、教育の世界では、「活発型遅進児」(1980年代)とか、「多動児」(1990年前後)とか、呼ばれていた。
「アスペルガー」については、その言葉すらなかった。
診断基準もなかった。
さらに最近では、自閉症についても、「スペクトラム」という言葉を使うようになった。
ここ4~5年のことである。

 が、私は30代のころ、そういう子どもだけを集めて、指導していた。
相手によっては、毎回、レスリングをしているようなレッスンだった。
そういう経験を、学校の先生たちを相手に、説いて回った。

 が、突如として、「発達障害」という言葉が出てきた(2000年ごろ)。
「学習障害」という言葉も出てきた。
そして「専門家?」と呼ばれる人たちが、出てきた。
たいていはドクターで、数回~10回程度の研修会(研究会)を経て、そういった看板をかかげるようになった。

 何もドクターにたてつくわけではないが、実際に子どもを指導したことがない人たちである。
今でこそ少なくなったが、当初はトンチンカンな診断名をつけるドクターが続出した。
赤ちゃん返りによる情緒不安症状を、自閉症と診断したドクターもいた。
が、私たちは、それに逆らうことさえできなかった。

たとえば投薬にしても、当時(2002~7年ごろ)は、AD・HD児には、リタリンという薬を投与していた。
効果も4~5時間しかつづかない。
それにすでに2000年ごろ、アメリカではリタリンの副作用が問題になり始めていた。
脳間伝達物質をいじるときには、慎重の上に、慎重であるのが好ましい。
とくに相手が子どものばあいは、そうである。

 私はその文献を翻訳し、私のHPに載せた。
(今でもどこかに載っているはず。)

 で、ここ数年、リタリンの投与は、禁止されている。
「禁止」だぞ。
表にこそ出てきてはいないが、リタリンの投与で、どれだけ多くの薬害被害者が出たことか!

 もちろん私はドクターではない。
発達障害の専門家でもない。
だからその少年のコメントには、何も反論できない。
「偉そうなことを言うな」と言われれば、それまで。

(しかし私はそんなことでへこたれない。
これからも主張つづける!
だいたい、「専門家でないから、黙れ」という意見のほうが、おかしい。
まさに官僚的発想。
資格、認可、許可で、国民を縛りあげる。
身動きが取れないようにする。
言うまでもなく、民をして、「もの言わぬ従順な民」にするため。
一方、民は民で、「私は専門家ではないから」と言って、黙ってしまう。
しかしこれでは民主主義は、この日本には根付かない!

 自由とは、「自らに由る」こと。
何があっても、「国が……」「国が……」と言っている国民には、それがわからない。)

●幼児教育教材(雑誌)
 
 若い人たちは、日本という国は、40年前、50年前も、「今」のようだったと考えるかもしれない。
しかし私がこの世界に入ったときには、幼児教育の教材すらなかった。
だから私は香港やシンガポールへ行くたびに、イギリスの教材を買いあさった。
それを翻訳して、日本で使った。

 が、そのうち自分のところだけで使うのはもったいないということで、それを学研という出版社に送りつづけた。
それがのちに、「幼児の学習」「なかよしがくしゅう」という雑誌につながった。
両誌で毎月、47~8万部も売れた。

 編集長は斉藤洋三氏という人だった。
その斉藤洋三氏の名誉にかけて言う。
その両誌が、この日本における幼児教育雑誌(教材)の先駆けになった。
つまりこの両誌が、日本の幼児教育雑誌(教材)の幕を開いた。

 それ以前はというと、迷路と点つなぎ。
その程度の教材しかなかった。
それ以上のものは、なかった。

 その16歳の少年について言うなら、その少年の父親、母親の約50%が、私が作った教材で勉強したはずである。
そんな少年に、「こいつ」と呼ばれる。

 今は、そういう時代なのかもしれない。
飽食とぜいたくの中で、子どもたちが自分の姿を見失ってしまっている。
そこにモノがあるのが当たり前と、そう思い込んでいる。
年配者に対する畏敬の念など、微塵もない。
 
 発達障害?
そんな言葉は、どこかの大学の教授が、外国(主にアメリカ)の文献を翻訳し、日本へもちこんだだけ。
「害」という言葉にしても、これほど、不愉快な言葉はない。
英語では、「disable(機能できない)」という。

 ……ともあれ、今の若い人たちは、もう少し年配者に対して謙虚であったほうがよい。
否定するのは簡単なこと。
(これはグチかな?)

が、ある賢人は、こう書いた。
『若者から見れば、老人はみな、バカに見える。しかし老人から見れば、若者はみな、バカに見える』と。
記憶によるものなので、内容は不正確。
私のHPのどこかに、その原文が載っているはず。

 そこでネットを使って、調べてみた。
2009年に書いた原稿の中に、それがあった。
「……かつてあのバーナード・ショーは、こう言った。『若者から老人をみると、老人はみな、バカに見えるかもしれない。しかし老人から若者をみると、若者はみな、バカにみえる』」と。

 バーナード・ショーだった!
どちらがどっちという話しではない。
若者の中にも、賢い人はいくらでもいる。
老人の中にも、バカな人はいくらでいる。

 しかし本当の意味は、それぞれの人は、それぞれの分野では賢者だが、それ以外の分野では、バカというのが正しい。
大切なことは、それぞれの分野で、相手の専門知識を認めあうこと。
資格とか、肩書にまどわされてはいけない。
それはそれ。
しかしそれがすべてではない。

つまり自分が知っていることを、相手が知らないからといって、バカと決めつけてはいけない。
わかりやすく言えば、若者にせよ、老人にせよ、この世の中には、バカはいないということ。

(「バカなことをする人をバカというのよ。頭じゃないのよ」(『フォレスト・ガンプ・一期一会』と。)

 ……それにしても、わずか16歳の少年にして、かくも官僚主義的なものの考え方をするとは!
この日本が、官僚主義国家と呼ばれる所以(ゆえん)は、こんなところにもある。

●ダイエット

 風呂から戻った。
あと半時間で、食事。
が、私は目下、ダイエット中。
昨日やっと、64キロ台に戻ったところ。
ここで一人前食べたら、また65キロ台に逆戻り。

 しかしこの空腹感だけは、どうしようもない。
今、ポップコーンをほお張りながら、このエッセーを書いている。
多少なりとも血糖値をこうしてあげておけば、食欲も減衰するはず。

 さあ、これから私と私の食欲との闘いが始まる。
私の自制心が勝つか。
それとも私の食欲本能が勝つか。
それが試される。
その結果は、もう少しあとで書く。

(これからネットに接続し、Eメールをチェックする。)

●夕食

 一応、自制心のほうが、勝った。……ようだ。
全体に食事の量が少なかったことが幸いした。
終わりは、ご飯とみそ汁、それに漬物。
ご飯は、8割程度、残した。

 あとは水をたくさん飲んだ。
それで胃袋を、ごまかした。

●DVD「V」

 隣で、ワイフと長男が、DVD「V」を観ている。
宇宙人による地球侵略ビデオである。
ここへ来る前、ビデオショップで借りてきた。
すでに5~6巻まで出ている。

 人間の顔をしているが、中身は、爬虫類に似た生物。
それが地球征服をもくろむ。
が、このビデオ、おもしろそうで、おもしろくない。
かったるいというか、ゴタクが多すぎる。
それほどまでの技術と能力があるなら、さっさと地球を征服してしまえばよい。
私は、横でそれを見ながら、そう思った。

 が、これでは評論にならない。
そこで一言。

 このビデオに出てくる宇宙人を、どこかのカルト教団に置き換えてみたらどうか。
少しずつ人間を洗脳しながら、自分の味方(=信者)に引き入れていく。
とたん、このビデオが、光り出す。

 「V」は、実は宇宙人を扱った映画ではなく、どこかのカルト教団を扱った映画。
逆に言えば、カルト教団の恐ろしさを、宇宙人に置き換えて、私たちに教えている。
そういう目で見ると、どこかバカげたSF映画が、とたんに現実味を帯びてくる。
まだ1巻しか見ていないが、そこに出てくる青年は、まさにそのカルト教団に洗脳された、狂信的な信者そのもの。

●給料

 昨日、ワイフとこんな話しをした。
実にせこい話しだが、こういうこと。

 現在、教室の仕事をワイフに手伝ってもらっている。
それについて、ワイフが、「私は無給ね」と。
つまり給料をもらっていない、と。

私「そうだな。家族経営だからな」
ワ「他人に手伝ってもらえば、給料を払わなければならないわよ」
私「そうだなあ。25万円くらいかな。ボーナス分などを積み立てると、30万円くらいになるかな」
ワ「だったら、その分を私に払ってほしいわ」
私「……ぼくだって、考えてみれば、無給だよ」
ワ「そうねえ」と。

 で、ワイフの結論は、こうだ。
ワイフの給料分で、こうして温泉や旅館に泊まったりする。
つまりこうして温泉や旅館に泊まるのは、ワイフの(おごり)と。

私「ぼくはね、温泉に泊まるのは、社員研修会と位置づけていた」
ワ「そんなこと、税務署は認めてくれないわよ」
私「だって、今夜だって、S社(自動車会社)の人たちが、このホテルに研修会で来ているよ。それと同じだよ」
ワ「形だけでも、研修会をすればいいってこと?」
私「形だけでは、まずいだろうね。何か書類でも用意するとか……」と。

 私のような、たった1人の人間が生きていくだけでも、たいへん。
何年にもわたって、安定した収入が保証されているなら、まだよい。
それが保証されていないと、たいへん。
よい例が食堂経営。

 ある程度経営が軌道に乗ってくる。
客がふえる。
経営者は、従業員を雇う。
しばらくはそういう状態がつづく。
が、ひとたび従業員を雇うと、小回りがきかなくなる。
食堂経営は、景気の影響をモロに受ける。
景気が悪くなったとたん、給料が負担になる。
さらに景気が悪くなると、給料が払えなくなる。
経営者は自分の取り分をゼロにしても、給料を払いつづけなければならない。
が、それも限界にくる。
限界にきて、閉店。
その浮き沈み。
その繰り返し。

 中小企業も、事情は同じ。
ある会社の社長は、こう言った。
「従業員のために仕事を作るのが、社長業。仕事を作っては、従業員にそれをさせる。
一日とて気が抜けることがありません」と。
岐阜市で縫製業を経営している社長である。
私のしていることも、基本的には、それと同じ。

●10シーベルト

 ところでまたまた原発事故の話し。
できるだけこの話題には触れないようにしている。
が、いくつか気になることがある。

 そのひとつ。

福島第一原発の1号機から、高濃度の放射線が測定されたという。
その量は、「1時間当たり10シーベルト」(報道各社)と。
7シーベルト前後で、人は即死するという。
10シーベルトは、それを上回る。
が、実際には、それ以上かもしれない。
測定器の限界を超えていたという。

 が、新聞にはこうある。
「1時間、10シーベルトの放射線を浴びると、人は死ぬ」と。
つまりここが、おかしい。

 私は瞬間的であるにせよ、10シーベルトの放射線を浴びると、人は即死すると理解していた。
「即死」といっても、バタンとその場に倒れて死ぬわけではない。
10分後かもしれない。
1時間後かもしれない。
しかし即死は即死。
が、新聞の報道では、(おそらく保安院側の説明と考えられるが)、「1時間、浴びつづけたら」とある。
1時間も、10シーベルトもの放射線を浴びるということが、現実にありえるだろうか。
もしこの説明が正しいとするなら、30分なら、死亡する確率は2分の1にさがることになる。
10分だけなら、6分の1にさがることになる。

 反対に、たとえ1シーベルトでも、10時間浴びれば、同じように死亡することになる?
0・1シーベルトでも、100時間浴びれば、同じように死亡することになる。
放射線量には、「しきい値」(=これ以下なら安全という数値)というのは、ない。
私が言っているのではない。
これは科学の世界での常識。

 放射線量は、(受けている放射線)x(受けている時間)で計算する。
だから、「1年間に、200ミリシーベルトなら安全」という説も、おかしい。
同じように放射線を受けつづければ、10年で、2シーベルト。
50年で、10シーベルト、……つまり致死量に達することになる。

 いったい、そのあたりはどうなっているのか?
新聞報道のように、「1時間、浴びつづけたら……」というのが正しいのか、それとも「瞬間でも浴びたら……」が、正しいのか。

 ちなみに、筬島正夫氏のBLOGには、こうある。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●放射線を短期間に全身被曝した場合の致死線量は、

5%致死線量・・・2シーベルト(2000ミリシーベルト)
50%致死線量・・・4シーベルト(4000ミリシーベルト)
100%致死線量・・・7シーベルト(7000ミリシーベルト)

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 ここでも「短期間」という言葉が使われている。
「短期間」とは、1分なのか?
それとも1時間なのか?
「100%の致死量」といっても、期間はどれくらいなのか。
1週間以内に死ぬということなのか。
それとも1年以内に死ぬということなのか。
あちこちのサイトを調べてみたが、明確にそれについて説明しているところはなかった。

 ただ重要なことは、それほどまでに強力な放射線が、1号機の外で観測されたということ。
つまりそこに放射性物質が、存在するということ。
言うなれば、野ざらし!
今の今も、風に乗って、周囲に飛び散っている。
想像するだけでも、ゾッとする。

●城崎(きのさき)

 話題を変えよう。
こんなことばかり考えているから、悪夢を見る。
気が晴れない。
何か楽しい話題に切り替えよう。

 ……ウ~ン。

 楽しいと言えば、近く、城崎(きのさき・兵庫県豊岡市)へ行くことになっている。
高校生のとき、志賀直哉に傾注し、そのとき「城崎にて」という短編を読んだ。
その城崎。

 少し前、オーストラリアの友人のD君がそこへ行ってきた。
そのD君は、「すばらしいところだった」と言った。
楽しみ。
ワイフもうれしそう。

 が、もうひとつしてみたいことがある。
これも旅行だが、岐阜県の板取村から、福井県の大野市へ抜ける街道がある。
途中、グランドキャニオンにも引けを取らない渓谷がある。(これは大げさ)
一度、途中まで行ったことがあるが、落差は100~200メートルはある。
その街道を通って、板取村から、大野市まで歩いてみたい。
かなりの距離だが、大野市まで歩くつもりはない。
福井県側へ出たら、そこからバスか何かに乗ればよい。

 目下ワイフを説得中だが、今のところよい返事はもらっていない。
それに夏場は、危険かも。
熱中症にでもなったら、たいへん。
ハチに追いかけられても、たいへん。
慎重に計画している。

●図説『聖書の世界』(学研)

 このところワイフは、毎日、『聖書の世界』(学研)という本を読みふけっている。
私もときどき目を通すが、結構、おもしろい。
キリストの生き様について書いたところも、多い。
新約聖書で読むのも、キリストの教えだが、説話や逸話を通して知るのもキリストの教え。
結構、私の人生と重なる部分もある。
それだけに親近感を覚える。

 こう言うとキリスト教徒の人たちに叱られるかもしれない。
しかし私はキリストの人間的な部分を知るたびに、ほっとした安堵感を覚える。
手の届かない神というよりは、手の届く人間。
私にはそのほうが、よっぽどキリストらしい。
少なくともキリスト自身も、私たちと同じ肉体と脳みそをもっていた。
腹も減っただろう。
のども乾いただろう。
叩かれれば、痛かっただろう。
そういうキリストである。

●荷をおろす

 考えてみれば、私は自負心だけで生きてきたような感じがする。
つまり「気負い先行型の親」。
この言葉は、私が考えた。
あちこちの原稿の中で、使った。

 しかし荷をおろせば、何でもない。
で、あるとき、気がついた。
「気負いなど、クソ食らえ」と。
とたん、気が楽になった。

 無責任になれというのではない。
必要以上に、自分を責任感で縛ってはいけない。
手を抜くときは、抜く。
ニヒルになるときは、ニヒルになる。
そういう(いいかげんさ)が、心に風穴をあける。

 が、それに気がつくのが、遅すぎた。
年齢を数えてみたら、63歳。
もうすぐ64歳。
もっと若いときから、こうして遊べばよかった。
温泉へ行ったり、旅行したり……。
ワイフも息子たちも、みな、こう言う。
「パパは、仕事ばかりしていた」と。

 まあ、それに対しては、弁解の余地はない。
事実、そうだった。
だから、この年齢になって、若いときに遊べなかった分だけ、遊ぶ。
今、こうして、国民宿舎に泊まっているのも、それ。
相手はワイフしかいないが、同時に、ワイフへの罪滅ぼしの意味あいもある。
ワイフも、私が私だから、遊べなかった。
だから今、遊ぶ。
ワイフの望むようにする。

 先ほど、2度目の入浴をすませたところ。
小さいがサウナ風呂もあった。
そこで6分間、がんばった。
乾式のサウナ風呂で、暑いだけで、汗はほとんど出なかった。

 ほどよい疲れ。
心地よい疲れ。
この年齢になってはじめて、「荷をおろす」という言葉の意味がわかった。
人は人生に疲れたら、荷をおろせばよい。
裸になればよい。
気負うことはない。
飾ることはない。
明日は明日。
明日になれば、また人生は動き始める。

 ……ということで、そろそろ就寝タイム。

 今日の反省。

(1) 午前中は、体がだるく、眠かった。
(2) 昼寝を1時間ほどした。
(3) 夕食はほぼ1人前、食べてしまった。

明日からまたダイエット。
目標は63キロ。
たった2キロだが、その2キロが苦しい。
がんばろう!
(はやし浩司 2011-08-03)

●翌朝(8月4日)

 やはり昨夜はよく眠れなかった。
エアコンというのは、どうも私の肌に合わない。
これも慣れの問題かもしれない。
が、私には、いくら暑くても、扇風機のほうがよく眠れる。

 おかげで、午前4時起き。
今が、その時刻。
で、こういうときは、自然体。
無理に眠ろうとしても、無駄。
また眠くなったら、眠ればよい。

 その点、ワイフがうらやましい。
ワイフは、いつでも、どこでも、朝までしっかりと熟睡できる。
私のような睡眠問題(Sleeping Problem)はない。
ワイフは、睡眠時無呼吸症候群ではないかと疑っている。
私がいつも悪夢で目が覚めるのも、そのため、と。

 睡眠時無呼吸症候群……私の年齢になると、がぜん多くなる。
友人の1人は、CPAPという睡眠補助器具を使っている。
そこで調べてみる。

 「快眠への扉HP」には、診断基準として、つぎのようにある。

++++++以下、「快眠への扉HP」より++++++++

【睡眠時無呼吸症候群の症状】

 ★激しいいびきがある(はげしくはないが、いびきはある。)
 ★睡眠中の体動が激しい(私は子どものころから、そうだった。)
 ★無呼吸によって夜間の睡眠が分断化されるため、中途覚醒の頻度が
  多くなる(精神安定剤をのんで寝ると、朝まで目を覚ますことはない。)
 ★日中の眠気が強くなり、集中力の低下が認められる(血圧が常時低いから、とくに食後、眠くなることが多い。)
 ★疲れやすい(60歳を過ぎてから、疲れやすくなったよう。)
 ★顔面のむくみがある、顔色がすぐれない(赤黒く、口唇がチアノーゼ
  状態を呈する)(それは、ない。)
 ★長期的に続くと性格的な変化も現れるという(たとえば几帳面な性格が、
  無造作で投げやりになる等)(ケースバイケースで、これについては、何とも言えない。)
 ★起床時の頭痛(ときどき、ある。)
 ★インポテンツ(ED)(年齢相応と、自分ではそう判断している。)

++++++以上、「快眠への扉HP」より++++++++ 

 肥満気味の人に、この病気の人が多いとか。
肥満があれば、まず肥満を治す。
言い換えると、肥満は万病の元。
「肥満(=油断)、大敵」?
私のばあいは、とくにそう。
ほんの少し油断しただけで、あっという間に、3~4キロも太ってしまう。
そのため2~3か月ごとに、肥満とダイエット。
それを、性懲りもなく繰り返している。

 今日も、運動をしよう。
運動あるのみ。
もうすぐ朝風呂が開く。
今朝はいちばん乗り!

では、「国民宿舎・奥浜名」記は、ここまで。
はやし浩司 2011-08-04朝記


Hiroshi Hayashi+++++++August 2011++++++はやし浩司・林浩司

2011年8月3日水曜日

●マガジン 8月3日号

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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

休みます。

【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●複合大恐慌(2011/07/18記)

+++++++++++++++++++++++++

アメリカのデフォルト(債務超過=国家破綻)、
EU経済の崩壊、
中国バブルの崩壊……。

迫り来る、世界の大恐慌。
しかし日本は3・11震災処理、原発事故処理問題で、
それどころではない(?)。
が、上記ひとつでも現実のものとなったら、
日本経済はそのまま奈落の底へ。

で、ここまでの話しなら私にも理解できる。
が、そのあと、この世界はどうなるか。
この日本は、どうなるか。
それがよくわからない。
ただひとつわかっていることは、そのあと、
世界は未曾有の大恐慌に見舞われるということ。

企業の連鎖倒産、失業者の増大、ハイパーインフレ……。
銀行や証券会社には、払い出しを求めて長蛇の列が
並ぶだろう。
犯罪も増加し、治安は不安定になる。
過去3年間だけをみても、世界の穀物価格(大豆、小麦、
とうもろこし)は、すでに3倍近くにまではねあがっている。

たとえば、大豆価格……08年比で、2・6倍
小麦価格……08年比で、2・3倍
とうもろこし価格……08年比で、3・1倍。
(農林水産省調べ・MMF・2010)

たまたま今は、円高にブレているからよいようなもの。
これが円安に向かえば、穀物価格は、一気に台所を直撃する。
へたをすれば日本でも餓死者が続出するかもしれない。
(すでにあちこちで餓死者が報告されているが……。)

今まさに、世界は大激流の渦の中に巻き込まれようとしている。
そういう中、私たちはいったい、どのように自分の身を守ればよいのか。
どのように生きていけばよいのか。

+++++++++++++++++++++++++

●日本人の依存性

 「国の指示がなかった」「国が何とかしてくれる」と。
こういうのを依存性という。
「甘えの構造」(土居健郎)ともいう。

牛肉から最初に放射線が計測されたとき、当の飼育業者は、こう言っていた。
「原発から、こんなに離れているのに……!」と。
AS町に住む飼育業者である。
そこで私はグーグルマップを使って、福島第一原発からAS町までの距離を調べてみた。
が、その距離はたったの45キロ!

 原発事故においては、45キロなど、事故の直接圏内。
もう一度、3月末の「放射線物質の飛散様子図」(イギリス気象局)を見てみよう。

width="597" height="406" alt="conccol_I-131_20110322T060000.gif">

 これは3月22日の06:00(GMT)のものだが、このあと放射性物質(=放射能)
は、さらに広く拡散する。
最高度の危険度を示す「赤」は、東京を越え、伊豆半島にまで達している。
さらにその先端は、この浜松市にまで達している。
45キロどころではない。

 当時、私は即座にそれを知り、雨が降っている日には、(小雨でも)、生徒たち全員に雨
合羽を無料で配布、着用させた。
浜松市(福島第一原発から約420キロ)に住んでいる私ですら、その程度の危機感をも
っていた。
が、たった45キロしか離れていないAS町の飼育業者が、そんな言葉を使ってよいのか。
「原発から、こんなに離れているのに……!」と。

 おおかたの世論は、「やむにやまれず、汚染されたワラを与えた」と、飼育業者に同情的
である。
たしかにそうかもしれない。
その心情は、痛いほど、よくわかる。
が、そうとばかりは言えない部分もある。
何かが心にひかかる。
そのおかげで、放射線被害は、ほぼ全国に広がってしまった。
つまり無知と言えば無知(失礼!)。
ほんの少しでも自分で情報を集め、考える力があったら、そんな言葉は出てこなかっただ
ろう。
すでに百数十頭以上もの汚染牛が、食卓で消費されている。
今朝になってその数はさらにふえた。
わかっているだけでも、600頭近く!
しかも事故直後の5月ごろに!

 この先、どんな健康被害が出てくることやら。
それを考えたら、「無知だった(innocent)」では、すまされない。
「ちゃんと指示を出してくれなかった、国が悪い」では、すまされない。

●慣性の法則

 「日本人は、希望的観測論で行動する。最悪のばあいを考えて行動しない」と。
藤井巌喜氏が、その著書「超大恐慌の時代」の中で述べている言葉である。
何もあえて取り越し苦労をすることもないが、それにしても日本人は、甘すぎる。
飼育業者だけではない。
これほどまでの大恐慌が、すぐそこまで来ているのに、その緊張感すらない。
同じように、「何とかなる」「だれかが何とかしてくれる」と。
のんきというか、ノー天気というか。

 私もリーマンショック(2008年9月)で、ひどい目にあった。
だからドバイショック(2009年11月)のときは、それを察知することができた。
ちょうどその1週間前には、すべての株を手放していた。

 そして今、おかしな楽観論が、日本中を支配している。
放射線汚染もそうだが、そこにある危機を横目に見ながら、「大恐慌など来ない」と。
こういう世俗の動きを、経済の世界では「慣性の法則」というらしい。
「まだだいじょうぶ」という甘い考えだけが、ひとり歩きしてしまう。
現在の中国に、その例を見る。

 いまだに中国人のほとんどは、住宅バブルはまだこの先も、ずっとつづくと信じている
らしい。
今年に入って、貸出金利の上昇とともに、住宅価格は20%以上も下落している。
が、それでも「一時的なもの」と。

 かつての日本人もそうだった。
「まだ何とかなる」「そんなはずはない」と言って、土地神話にしがみついた。
つまり慣性がついているから、小回りできない。
それを「慣性の法則」という。
わかりやすく言えば、行き着くところまで行かないと、気がつかない。

●では、どうするか

 では、どうするか……と書いたところで、筆が止まってしまう。
私はこの分野では、ズブの素人。
書店で経済誌を読みあさる力はあっても、それをまとめる能力はない。
他人に、どうしたらよいか書く能力となると、さらにない。

 しかし嵐が近づけば、だれだってその備えをする。
そういう能力はある。

 大恐慌になれば、株価は下落、企業は倒産。
銀行があぶなくなるということは、銀行預金もあぶなるということ。
プロの投資家は、そういう危機を先読みし、利益につなげるという。
しかしそんな芸当など、私にできるはずがない。
そういったものに手を出すのは、危険すぎる。

 そこで防衛あるのみ。
今の段階では、「損切り」(損をしてでも、見限るものは見限る)あるのみ。
この先の具体的なことはここには書けない。
みな、事情が異なる。
専門知識にも差がある。
ただこういうことは言える。

 「今度中国ショックが起きれば、ドバイショックの1000倍の威力(被害)がある」(某
経済誌)と言われている。
(何をさして、1000倍というか、よくわからないが……。)

さらにもしアメリカがデフォルト……ということにでもなれば、日本の銀行は、残らず倒
産する。
日本の銀行団がかかえるアメリカ国債は、330兆円!
今の今も、毎年、48兆円ものアメリカ国債を買い支えている。
日本の国家税収が40兆円前後。
国家予算が80兆円前後。
それと比べても、330兆円という額がいかに莫大なものであるかが、わかるはず。
それが紙くず……とまではいかないにしても、それに近い状態になる。

 8月2~3日に、オバマ大統領は、どのような決断を下すか?
おおかたの経済学者は、債務限度額を引き上げ、ドル札の増刷をして乗り切ると読んでいる。
つまりそのほうがデフォルトするよりは、よい。

しかしここでも慣性の法則が働く。
このまま慣性によって、突っ走ってしまうかもしれない。
オバマ大統領は、その決断もくだせないほど、自らの体を、無数の糸でしばりあげてしま
っている。
つまりにっちもさっちもいかない状態になっている。
それに今、ここで一時的にデフォルトを避けられたとしても、根本的な問題は何一つ解決
していない。
さらにアメリカの借金は積み重ねられ、その向こうではさらに大きなデフォルトが待って
いる。
また同時進行の形で、EU経済の崩壊、中国バブルの崩壊が危ぶまれている。
もちろんこの日本も、あぶない!

 時おりしも、超巨大台風が日本列島に接近中!
どうやらこの浜松地方を直撃しそうなコースに乗っている。
とりあえずはこの台風への備え。
それが片づいたら、「超大恐慌」(藤井巌喜)に備えよう。


【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●7月16日、夜記

+++++++++++++++++++

今日は暑かった。
一日中、ふとんの上で横になっていたような気がする。
ときどき水道の水を頭にかけた。
軽く拭いて、そのまま扇風機に。
この繰り返し。

調子は最悪。
昨日から頭痛が消えない。
今も軽い頭痛。
熱中症?
偏頭痛?
それとも夏風邪?
判断しかねている。
だから薬も今は、ペンディング。

先ほど、ある雑誌社からの原稿を書き終えた。
締め切りまで、まだ日数があるので、
しばらく塩漬け。
原稿というのは、つけものと同じ。
しばらく塩漬けにしたあと、再度推敲する。
時間がたつと、そのときは気がつかなかった文の
アラがわかる。
だから塩漬け。

+++++++++++++++++++

●後悔

 ときどき、……というより最近、私はこう思う。
「私は自分の人生で何をしてきたのだろう」と。

 自分の好き勝手に生きてきたつもりなのだが、いつもだれかの犠牲になっていた。
心の負担感をはずすことができなかった。
もちまえの生まじめさが、私をして、そうさせた。
私はもっとずるく生きてくればよかった。
手を抜くところは、抜く。
ニヒルになるところは、なる。
それが私には、できなかった。
そういう点では、私はクソまじめすぎた。
今の今もそうで、体中に、無数の糸がまつわりついている。

 後悔といえば、それが後悔。
が、理由はわかっている。
結論を先に言えば、私は臆病者。
ひとりで生きていく度胸すらない。
自信もない。
勇気もない。
だから反対にだれかにまつわりつく。
それが逆に、私にまつわりついてくる。

●勇気

 勇気がほしい。
ひとりで生きていく勇気がほしい。
だれにも遠慮せず、だれにも媚を売らず、だれにも干渉されず、
そして不安や孤独から解放され、ひとりで生きていく勇気がほしい。

 それができれば、過去とも決別できる。
息子たちやワイフとも決別できる。
今の私にとっては、家族は憩いの場であると同時に、負担。
「あと何年がんばればいいのか」と。
若いときのように先が見えない分だけ、心細い。
健康にも、自信がなくなってきた。
が、私は自分の体にムチを打つ。
打って、運動に出かける。
負担感の原因は、どうやら、そのあたりにあるようだ。

 そこでこう考える。
「人なんて、クソ食らえ」と。
みんな勝手に、自分で生きていけばよい。
私は私だ。
……つまりそういうふうに割り切って生きる、勇気がほしい。

●愚痴

 やはり頭痛のせいだ。
こういう愚痴っぽい原稿は、私の書く文章ではない。
また読む人だって、不愉快。

 だから今夜はここまで。

 ……そう、夜中になったら、サイクリングをしてみよう。
今日は土曜日。
少し遠出をしてもよい。
よい運動になる。
いや、本当は、どこまでもどこまでも、行けるところまで行ってみたい。
日本にも砂漠のようなところがあったらよい。
オーストラリアのアウトバックス(荒野)のようなところでもよい。

 いつか足が動かなくなり、そのまま地面に倒れる。
倒れて意識を失う。
あわよくば、そのままピンコロ!
私にとっては、理想の死に方。

 ……本当にこの世の中、皮肉なもの。
生きていくのもたいへん。
しかし死ぬのも、同じくらい、たいへん。
いま、つくずくそう思う。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●7月17日

 一夜あけて、今日は7月17日。
曇った空。
涼しい風。
セミの声も、どこか湿っぽい。
先ほど天気予報を見たが、超大型の台風が接近中とか。
20日ごろ、本州の南側をかすめそう。

 今朝は運動をするのも、何となく、おっくう。
というか、していない。
こういうときは、ささいなことが気になる。

 昨夜も、ひとりで近くのソバ屋へ行ってきた。
客は、私ひとりだけだった。
そこでのこと。
私は冷やしソバを注文したのだが、主人の腕を見ると、玉になった汗がびっしり。
その汗が、ソバを出してくれたとき、ポタポタとソバの中に落ちた。
とたん食欲ゼロ。
空腹感は、どこかへ吹っ飛んでしまった。

 「塩の味付けと同じ」と、何度も自分に言って聞かせる。
聞かせながら、食べる。
が、それにも限界がある。
ソバの部分だけを食べ、あとは残して出てきてしまった。

 帰りにコンビニでダイエット食を、5個買った。
今朝はまだ体重を量っていないが、65キロ台になっているはず。

●ダイエット

 ダイエットするときは、運動量をふやす。
運動をしないまま、減食すると、そのうち体が動かなくなる。
抵抗力も落ちるので、もろもろの皮膚病を誘発する(私のばあい)。
結膜炎やインキンなど。

 が、この方法だと、最初の7日前後、体重はほとんどさがらない。
脂肪がそのまま筋肉になるためと、説明されている。
が、その7日を過ぎると、徐々に体重がさがり始める。
が、そこからが苦しい。
今の私がそうだ。
脂肪が筋肉になるといっても、簡単にはなってくれない。
さらに運動量をふやさなければならない。

 ……人間というのは、本来、怠け者。
サルにも「ナマケモノ」というのがいる。
人間ももともとその部類だったかもしれない。

 ポタポタとした腹を手のひらで叩きながら、今、そんなことを考える。

●汚染牛

 今、放射能で汚染された牛肉が問題になっている。
今月のはじめには、「そういう牛はない」ということになっていた。
が、その直後、1頭、発見された。
それが全国で販売され、大半がだれかの胃袋に入った。

 さあ、たいへん!、ということで、日本中が大騒ぎになった。
が、1頭だけではなかった。
84頭(16日)、さらに42頭(17日)とつづいた。
宮城県産の牛にも、飛び火した(17日)。
当初から「1頭だけのはずがない」と私は思っていた。
思っていたが、「1頭だけかもしれない」という淡い期待も抱いていた。

 ヤフーニュースは、こう伝える。
『……放射性セシウムを含む稲わらを与えられた肉牛は、すでに南SM市と同県AS町の
農家からの出荷が判明。同様の牛の出荷は計143頭になった」と。

 ただAS町の農家の人が、こう言ったのには、驚いた。
「こんな遠くまで放射能が飛んでくるとは思っていませんでした」と。
そこでグーグル・マップを使って、距離を調べてみた。
福島第一原発から、AS町までは、……40~50キロ!
たったの40~50キロ。
それでもその農家の人は、そう言った。

 そう言えば、足柄茶(神奈川県)で放射能が発見されたときも、農家の人は同じような
ことを言っていた。
静岡茶で発見されたときも、そうだ。
「何100キロも離れているのに!」と。

 管直人首相は、「東京、神奈川の人まで、3000万人の強制移住も考えなくてはならな
い」(16日)というようなことまで言ったとか。
そうならないことを望むが、しかし可能性としては、ありえない話しではない。
というのも、この問題は、牛肉だけのことではない。
ありとあらゆるもののが、汚染されている。
それがジワジワと、積算されながら、裾野に広がりつつある。

 
Hiroshi Hayashi+++++++July. 2011++++++はやし浩司・林浩司

【熱中症vs管直人首相の責任】(改)2011/07/1記

●節電と熱中症(熱中症まで、管首相の責任?)

 産経新聞(2011-07ー17)・Izaニュース(7月17日)に、奇妙な記事が載っ
た。
実に奇妙な記事である。
いわく「熱中症による死亡者がふえたのは、管直人首相のせい」と。

一部を、そのまま紹介する。

++++++++++以下、産経新聞(iza)より+++++++++++++

政界でも「菅直人首相の思いつき」(現職閣僚)としか受け止められていない「脱原発」路
線の影響で、ついに死者が出始めた。総務省消防庁が12日にまとめた調査(速報値)で、
7月4日から10日までの1週間に熱中症で病院に搬送された人が前年同期の897人か
ら5倍以上の4520人に達し、うち8人が死亡していることが分かったのだ。

(中略)

過剰な節電意識から生じた熱中症は、さしずめ「3次被害」と言ったところだろう。しか
も、1次や2次被害と違って民主党政権、とりわけ菅政権と密接不可分な、正真正銘の人
災でもある。

(中略)

首相は13日の記者会見で熱中症患者の急増について「本当に申し訳ないといいましょう
か、静養いただかなければならない問題だ」と謝罪した。後ろめたさを感じていたとみえ
る。

++++++++++以上、産経新聞(iza)より+++++++++++++

●2011年は、2010年より、暑い!

 そこで私は、東京都における、昨年(2010)の気温と、今年(2011)の気温を
調べてみた(goo天気)。
もし2011年(今年)の気温が、2010年とほぼ同じであれば、節電と熱中症の間に、
何らかの因果関係があっても、おかしくない。
(だからといって、即、管直人首相の節電協力要請と結びつけることはできないが……。)

●2010年・7月の最高気温(かっこ内は、2011年・7月)

 (▲)は、2011年に気温が上昇したことを示す。

 1日  29・5  (33・9) ▲
 2日  31・0  (28・9) ▽
 3日  28・8  (31・1) ▲
 4日  31・6  (34・3) ▲
 5日  30・3  (32・3) ▲
 6日  30・6  (32・5) ▲
 7日  27・8  (29・7) ▲
 8日  30・1  (31・4) ▲
 9日  27・8  (32・5) ▲
10日  31・1  (33・6) ▲
11日  28・9  (33・8) ▲
12日  29・1  (32・7) ▲
13日  25・9  (33・4) ▲
14日  31・3  (33・4) ▲
15日  31・4  (33・7) ▲
16日  31・9  (33・3) ▲
17日  32・1

 これを見てもわかるように、1日~17日までの間で、2010年より気温が低かった
のは、7月2日の1日だけ。
あとは、見比べただけでわかる。
1~16日までの平均気温は、2010年は、29・8度。
2011年は、32・5度。
平均気温だけをみても、2・7度も差がある!
つまり今年は、猛暑日つづき。
が、産経新聞は、「熱中症で死者が出たのは、管直人首相の(節電協力要請)のせい」と結
論づけている。

 韓国の新聞でも、ここまでメチャメチャな反日記事は書かない。

●気温上昇と節電

 この先、地球温暖化は、さらに進む。
一説によると、気温も45度を超えると、クーラーもきかなくなるという。
節電するとか、しないとか、そういうレベルを超える。
そういうことを考えるなら、今から節電に慣れておく。
その準備をしておく。
エネルギーの無駄遣いを控える。
それは当然のことではないのか。

●必要十分条件

 不幸にして、8人の方が、熱中症でなくなった。
残念な事件である。
しかしそうして亡くなった人を、いきなり管直人首相の責任とすることはできない。

(1)亡くなった人は、管直人首相の節電協力要請どおり節電し、死亡した。
(あるいは管直人首相の言葉を忠実に実行し、エアコンを使わないでいたため、死亡した。)

 まずこれが必要条件。

(2)亡くなった人たちは、管直人首相の節電協力要請を無視し、節電をしていなかった
ら、助かった可能性が高い。

 これが十分条件。

これら2つの条件を満たしてはじめて、管直人首相の責任ということになる。
が、仮にそうであっても、産経新聞のこの記事は、どう読んでも、お・か・し・い。
まだ、おかしい。

 節電といっても、エアコンを止めろということではない。
仮に熱中症による症状が現れれば、だれだって冷房の設定温度を最大限までさげるだろう。
私も山中で草を刈っていたとき、一度、熱中症にかかったことがある。
それがわかったから車の中に飛び込み、頭から水をかけ、冷房をがんがんとかけた。

 熱中症になっても、その人たちは、管直人首相の言いつけを忠実に守ったというのだろ
うか。
何も処置しなかったというのだろうか。
今どき、そんな人はいない。
北朝鮮にはそういう人もいるかもしれないが、この日本にはいない。
ものごとは常識で考えたらよい。

 今年、熱中症の患者が急増したのは、気温が異常に上昇したからである。
冒頭にあげた、東京都の気温を、もう一度、よく見比べてみてほしい。

●節電

 「節電に協力してほしい」という管直人首相の言葉は、こういう時期においては、至極
当然のことである。
現に今の今も、福島第一原発からは、モウモウと放射性物質が空中に飛散している。
この先、その被害が、どのような形で、どこに現れるか、それさえも正確にはわかってい
ない。
汚染野菜に汚染茶。
今度は汚染牛肉。
それぞれは「今、ただちに害はない」というレベルかもしれないが、こういったものが複
合されたときが、こわい。
しかも放射性物質というのは、日々に積算される。

 「原子力発電の再開は、慎重にしましょう」と呼びかける管直人首相は、まさに常識を
口にしただけ。
この先東京都どころか、名古屋市だって、あぶない。
汚染牛にしても、山口県の山口市で売られていたという。

産経新聞社が、管直人首相を嫌う理由は、よくわかる。
しかしいくら『坊主憎し』といっても、袈裟まで叩いて、どうする?
どうなる?

 ここはもう少し冷静になってほしい。
自分たちの論理のおかしさに、気づいてほしい。
今は、そんなことで足を引っ張りあっているばあいではない。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 管直人 熱中症 責任問題 2011年 猛暑 産経新聞の管首相叩き)


Hiroshi Hayashi+++++++July. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●7月19日

 断続的にはげしい雨。
あやしげな風。
超大型の台風が、もっか、北上中。
今夕、四国地方を直撃。
そのあと急旋回して、東海地方に。
気象庁の予報では、そうなっている。

 時刻はすでに9時を過ぎているのに、朝方のように暗い。
不気味。
ワイフは、先ほど、車の点検に出かけた。
1年点検とか。
「もう1年!」と。
驚く。
TOYOTAのプリウスを買って、もう1年!

 すばらしい車であるこちには、ちがいない。
平均燃費は、19キロ/L前後。
夏場になって消費量が少しふえたような感じはする。
しかし一度満タンにすると、1か月ほど、そのまま走る。
給油は月に1回。
その前に乗っていたビッツ(TOYOTA)は、10日に1回は給油していた。

 で、台風が気になる。
あちこちのサイトをのぞく。
先に「急旋回」と書いたが、「Uターン」と書く方が正しいかもしれない。
四国へ上陸したあと、偏西風に乗って、Uターン。
そのまま太平洋に逆戻り。
奇妙な台風だ。

 浜松に再接近するのは、20日(水曜日)の午前6時ごろ。
しかしそのころには、すでに青空も見えているはず。

●贅肉

 近く、講演がつづく。
そのあと名古屋で同窓会。
7月は忙しいというより、あわただしい。
間を縫って、こまかい行事がつづく。
毎年、そう。

 体重は今朝、やっと65キロ台にもどった。
が、これからが苦しい。
目標は63キロ。
ペットボトル1本分。
自分のポタポタとした腹を見ながら、こう考える。
「こんなムダな肉をくっつけて歩いて、どうする?」と。

 車で言えば、後部座席に家財道具を積んでいるようなもの。
私の適正体重は、60キロ前後。
年齢を考えるなら、57~8キロ前後。
その分、体も軽くなる。
動きも活発になる。

がんばろう!

Hiroshi Hayashi+++++++July. 2011++++++はやし浩司・林浩司


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2011年8月1日月曜日

●今日、あれこれbyはやし浩司

●もうすぐ8月1日(山荘であれこれ・雑感集)

++++++++++++++++++++

今、時刻は、午後10時19分。
日曜日の夜だが、山荘へやってきた。
その山荘は、薄いモヤに包まれていた。
森の冷気。
車のドアを開けると同時に、その冷気が
スーッと車の中に入ってきた。
瞬間、遠い昔、伊吹山に登ったときのことを
思い出した。
私が中学3年生のときのことだった。
理由はわからないが、その冷気が、脳のどこかで、
伊吹山とつながった。

「来てよかった」と、そのとき、そう思った。

7月31日。
あと2時間足らずで、8月に入る。

++++++++++++++++++++
 
●迷ったら、両方する

 最近は、こんなことに心がけている。
『迷ったら、両方、する』と。
実は、今朝も迷った。
「運動をしようか、それとも芝生を刈ろうか」と。
で、先に運動。
ウォーキングマシンの上で、30分、軽いジョギング。
一汗かいたあと、今度は庭へ。
刈払機で、庭の芝生を刈った。
また一汗かいた。
運動量は2倍。
体も2倍、軽くなった。

 で、夕食をとったあとも、また迷った。
「教材を作ろうか、それとも山荘へ行こうか」と。
で、先に教材作りをすませ、しばらく間をおいたあと、山荘にやってきた。

 明日は昼までに自宅に帰れば、仕事には間に合う。

●はやし浩司式、ダイエット法(2)

 いろいろなダイエット法を考える。
今回は、称して『水・ダイエット法』。

 これは食事をするとき、食事の量を半分程度に減らしながら、そのつど水を飲む。
つまり空腹感を、水で補う。
もっとも空腹感そのものは、脳の中の視床下部で感知している。
血糖値があがれば、空腹感は消える。
だから水を飲んだからといって、空腹感が消えるわけではない。
しかし胃の膨満感は、食欲中枢を満足させる。
つまり空腹感が消える(?)。

 現象的には、ほぼ正しい。
水を飲んでいると、空腹感が消える。
……ということで、このところ私は食事中、水をたくさん飲む。
1食とるごとに、1リットル程度は飲む。
たとえば回転寿司屋へ行く。
1~2個食べるごとに、お茶か水を飲む。
コップ1杯程度、飲む。
それを繰り返していると、やがてすぐ、空腹感が消える。
消えたところで、食事をやめる。

 だからいつもなら、一食で4~5皿食べているのが、こうすることによって、2~3皿ですむ。
だから『水・ダイエット法』。

 もともと私は水をたくさん飲む。
夏場になると、ときには、1日、3~4リットル(ペットボトル2本分)も飲む。
若いころから、そういう胃袋になっている。
そういう人には、このダイエット法が有効。
ただし「水太り」というのも、あるそうだ。
水を飲んだだけで、太る。

 そのせいかどうかはわからないが、昨日1日だけで、1キロも太ってしまった。
理由は、昨夜その回転寿司屋で、プラス、うどんを一杯食べたこと。
明太子と半熟卵が入っていた。
おいしかった。
それを一杯、食べてしまった。
それで1キロも太ってしまった。

●映画『トランスフォーマー』

 昨夜、映画『トランスフォーマー(3D)』を観てきた。
あらかじめあらすじを読んでいたからよかったようなものの、もし読んでいなかったら、何がなんだか、よくわからない映画になっていたはず。
字幕の日本語も、わかりにくかった。
が、それ以上に動きが激しくて、字幕を読んでいる余裕がなかった。
「すごい映画」という点で、星は4つの、★★★★。

 で、批評。
 善玉のロボットと、悪玉のロボットを、もっとわかりやすくしてほしかった。
たとえば善玉は黄系統、悪玉は赤系統、と。
サッカーにたとえるなら、双方のチームが同じユニフォームを着ているような感じ。
それがたがいに目まぐるしく動き回る。
目が離せなかった。
そういう映画だった。

●平和主義

 宇宙人になるための第一の条件。
それが平和主義。
徹底した平和主義。
人間のように50年に一度、世界戦争を繰り返しているような生物は、ぜったいに宇宙人になれない。
宇宙へ飛び出し、宇宙人になる前に、自滅する。
大量破壊兵器を使って、自滅する。

 それこそ右の頬を打たれたら、左の頬を差し出す。
それくらいの平和主義をもたなければならない。
言い換えると、もし宇宙人が(そこに)いるとするなら、人間とは比較にならないほど平和主義であるはず。
宇宙を自由に行きかう生物である。
もっている兵器も、それに比して強力なもの。
地球など、その気になれば一瞬にして消すこともできる。
そんな生物どうしが戦争をしたら、どうなるか。

 映画『トランスフォーマー』の中に出てくる宇宙生物(機械生物)は、その点、きわめて好戦的かつ暴力的。
もしあんな生物が現実にいたら、あっという間に、自滅する。
つまり映画『トランスフォーマー』は、そういう点で、論理的に矛盾している。
まさに人間の発想に基づく映画ということになる。
言い換えると、人間には、宇宙人になる資格なし。
人間のような生物が宇宙へ飛び出したら、それこそ宇宙は、メチャメチャになってしまう。

●図説『東洋医学・基礎編』

 ワイフは今、『聖書の世界』(G社)という本を読んでいる。
冒頭に「図説」と書いてある。
それを見て、私が書いた『図説・東洋医学・基礎編』(G社)という本を思い出した。
本文中の1ページを除いて、すべて私が書いた。
その1ページには、YD氏という当時の東洋医学会の会長の署名を入れた。
YD氏はその1ページ以外、何も書いていない。
私なりの精一杯の抵抗であった。

 当時の編集長がこう言った。
「君の名前では本は売れない」「これは医学書だ。この本で患者が死んだら、君は責任を取れるか」と。
それでその原稿を、G社に売った。
私はその本では、「企画・構成者」になった。
私には屈辱的な出版方法だった。
そこで10年ほど前、学研に「名誉を挽回してほしい」と、出版管理室に手紙を書いた。
「名誉を挽回して、私を著者にして戻してほしい」と。

 が、簡単に却下されてしまった。
契約書が残っていた。
契約書にはさからえない。
「図説」「G社」という文字を見て、そんなことを思い出した。

 しかし、言うなれば、これも今でいう(ヤラセ)。
(インチキ)。
が、30年前の当時は、そういう形で本を出すのが、一般的だった。
無名の著者が、有名な(=権威者)の名前を借りて本を出す。
G社は、私もその1人と誤解した。

●『目で見る漢方診断』(飛鳥新社)
 
 が、元原稿は残っていた。
そこで私は、さらに5年ほどかけ、新しい本を書いた。
それが『目で見る漢方診断』である。
『磯野家の謎』という本で大ヒットを飛ばした、あの飛鳥新社。
あの飛鳥新社で出してもらった。

 が、現実はきびしかった。
やはり私の名前では売れなかった。
当初、数週間は、飛ぶように売れたが、そこでストップ。
そのまま廃刊に。

 が、それから25年。
今でもその本は、中古本の世界で、7000円前後(アマゾンCOMほか)で、売買されている。
現在、その本は、全ページ、HPのほうに収録してある。
興味のある人は、ぜひ見てほしい。
黄帝内経・素問・霊枢に忠実に準拠した。
漢方のバイブルと呼ばれている本である。

 言い忘れたが、『目で見る漢方診断』が廃刊になるのを見届けて、私は東洋医学の世界から足を洗った。
数冊の本を残して、書籍、資料、すべて処分した。

●思い出こそ、真の財産

 処分したといえば、最近、アルバムの整理をしている。
昨夜も2冊、整理した。
これにはひとつ、理由がある。

 私の父は、63歳のとき、他界している。
現在、私もその63歳。
「ああ、親父が死んだ年齢になったんだな」と、思う。
このところ、よくそう思う。
だからというわけでもないが、このところ身辺の整理を始めるようになった。
アルバムの整理もそのひとつ。

 大切な写真は、スキャナーで読み込み、動画化(スライド化)している。
それ以外は、……長男がほしいと言ったので、長男に渡した。
残った写真は、近く二男に送るつもり。
が、これにも私なりの理由がある。

 2年前、実家を売却した。
そのときのこと。
母はモノを大切にした人だった。
戦中派の人間は、共通して、みな、そうだ。
そのほとんどは、姉が持ち去っていたが、それでもかなりのモノが、残っていた。
私はアルバム類をのぞいて、それらをすべて近所の人たちに分け与えた。
道路沿いに並べ、「ご自由にお持ち帰りください」と張り紙をしたら、午前中までに、ほとんどのモノが、消えた。

 モノはモノ。
しかしアルバムは、モノではない。
だから今、私はアルバムの整理をしている。
思い出こそ、真の財産。

●老後準備から死後準備

 老後準備は、自分でする。
今ではそれは常識。
が、さらに一歩進んで、死後準備。
死後の準備も自分でする。
そういう時代になりつつある。

 孤独死、無縁死は当たり前。
葬儀をしないで、直接火葬するケースもふえてきている。
東京都では、約30%が、直葬という。
さらに家族がいても、葬儀費用が負担できず、直葬にするケースも多いという。
家族を責めてはいけない。
それまでの介護がある。
私の住む地域(浜松市)でも、こう言う。
「親の介護も2年つづくと、兄弟姉妹もバラバラ」と。
遺産相続問題がからむと、さらにバラバラ。

 前にも書いたが、今では、本来相続権のない孫が、親をたきつけて、親の実家に対して財産分与を求める裁判もふえている。
まだある。
今は、親が子を勘当する時代ではない。
子の方が、親との縁切りを宣言する。

 つまりこうなってくると、私たちは私たちで、自分の老後を考え、死後を考える。
その準備をする。
……するしかない。
私のいとこの中には、死に装束すら、すでに自分で用意している人がいる!

●居直り

 が、嘆くことはない。
今回の3・11大震災で、2万5000人もの人たちが亡くなった。
それを知ったとき、私は命のはかなさを、改めて思い知らされた。
かくも多くの、しかも罪のない子どもたちまで、一瞬にして、命を落とした。
そういう人たちがいることを知ると、では、「死」とは何かと、そこまで考えてしまう。
孤独死?
無縁死?
中には、家族全体で亡くなってしまった人たちもいる。
葬儀どころか、遺体もない。

 言い換えると、もともと私たちの「命」というのは、そういうもの。
そう考えれば、ずっと気が楽になる。
何を隠そう。
この私だって、孤独死どころか、無縁死するのは、100%、確実。
私の死を悲しんでくれる人すら、いないだろう。
だったら、ここは居直って生きていくしかない。
わかりやすく言えば、今日は今日。
明日は明日。
今日、できることを懸命にしておけば、明日は確実にやってくる。
それ以上、何を望むのか。
望めるのか。
人間だけが特別と思うこと自体、まちがっている。

 ありとあらゆる生物は、人知れず生まれ、人知れず死んでいく。
孤独死、無縁死、当たり前。
そのまま消えていく。
人間も、その一部に過ぎない。
 
●8月1日

 朝はヒグラシの声で目が覚めた。
しばらく耳を澄ましていると、隣でワイフがモゾモゾと動いた。
「ほら!」と声をかけると、「うん」と。

 で、それからまたひと眠り。
が、今度はトンビの声と、リスの声で目が覚めた。
トンビがピーヒョロ、ピーヒョロと鳴きながら、空を飛ぶ。
その間中、カン、カンとリスがなく。
きっとトンビがリスを捕まえたのだろう。
トンビの声は、勝ちどきを祝う、喜びの声。
リスの声は、あわれ、断末魔の叫び声。

 今は、ウグイスが鳴いている。
一見のどかな世界に見えるが、自然界ではきびしい闘いがつづいている。
ウグイスにしても、あれは縄張りを主張するために鳴いている。
けっして人間を楽しませるために鳴いているのではない。

●寒い

 山荘の朝は、寒い。
今朝もふとんをかぶって寝た。
が、それでも寒かった。

 人間というのは勝手な動物だ。
自然をさんざん破壊しておきながら、今度は「暑い」という。
暑いから、エアコンを使う。
エアコンを使うから、電力不足。
それを補うために、つぎに原子力発電所?

 その結果が今。
福島第一原発事故は、「安定している」という。
が、これはとんでもないウソ。
すでにチェルノブイリ事故の約半分程度の放射性物質が飛び散っている。
「被害」が現れてくるのは、これから。
徐々に徐々に、少しずつ。
体をむしばむガン細胞のように、やがて人体に影響が及んでくる。
汚染牛問題など、その序章にすぎない。

 が、森が残っていれば、こんなにも過ごしやすい。
山荘に住んで20年になる。
が、クーラーが必要と感じたことは、一度もない。
どこかで基本的な考え方を改めないと、地球は本当に火星のようになってしまう。

●世界情勢

 ネットでニュースを読む。
まあ、一言で言えば、世界情勢もメチャメチャ。
それもそのはず。
人口だけは、増えつづける。
70億人を突破した。
が、食糧は減ってきている。
穀物価格だけを見ても、この4、5年、2~3倍に高騰している。

 そこでわかりやすく言えば、世界中が自国通貨を、印刷しまくっている。
日本など、まだおとなしいほう。
その結果、世界中が、お金(マネー)でジャブジャブ。
ジャブジャブの大洪水。
通貨そのものが、信認を失ってしまった。

 こんな時代に、世界大恐慌を予想しない経済学者はいない。
いたら、アホかバカ。
その第1波が、アメリカドルの「債務上限問題」。
土壇場の今日、何らかの決着が図られるはず。
しかしそれで問題が解決するわけではない。
先送りになるだけ。

 即、EU(ギリシア、スペイン)が待っている。
そのあとを、この日本が追いかけている。
中国も、あぶない。
中東も、あぶない。

 が、それとてすでに既定事実。
世界中がメチャメチャになったあと、日本はどう立ち上がるか。
立ち上がれるか。
それを日本は、国家戦略のひとつとして考える段階に入っている。

●帰り支度

 時刻は午前7時。
ワイフが帰り支度を始めている。
が、こうなると、落ち着いて文など、書いていられない。
私も支度をしなければならない。

 ……帰る前に、やるべきことがいくつか、ある。
小屋の下に、タヌキかハクビシンが住んでいる。
イタチかもしれない。
何度穴を埋めても、つぎに来ると、大きく掘り返してある。
だからイタチごっこ?

 今、どうしようかと、思案中。
どうしようか?
コンクリートのブロックで、小屋の縁の下を囲んでみよう。

はやし浩司 2011-08-01


Hiroshi Hayashi+++++++August 2011++++++はやし浩司・林浩司